「きいろい表紙」とは?

お忙しい中、本プロジェクトをご覧いただきまして心よりお礼申し上げます。2019年3月より始動した、アニメーション制作チームの「きいろい表紙」は、発足よりおよそ2か月半程度ですが、現在既に

スクリプト(脚本)ライティングチーム

アニメーション漫画原画チーム

英翻訳チーム

日英ボイスオーバーチーム

アニメーション映像編集チーム

から成る合計30人程、5つのチームよって運営されております。
12月に、第一作目となる完全オリジナルの90分程度の長編3Dアニメーションの公開を目指し、脚本・作画の方向性のマーケティングや、ノウハウの蓄積と技術開発を兼ねて、現在は、6月より公開予定の完全オリジナルの短編キーフレームアニメーション作品を制作しております。

本プロジェクトは、2019年内に、現在取り組んでいる短編キーフレームアニメーション制作から発展させて、コマ撮りにモーショングラフィックスや、現在日本で主流となっているデジタルアニメ、さらには欧米でプレゼンなどによく使われ市民権を得ているホワイトボードアニメ、そしてVTuberで市民権を得たと言える3Dモデリングなどのアニメーション技術を効率的に制作する技術と手順を確立し、2019年内には第一作目となる90分の長編CGアニメーションの公開を目指すべく、日夜チーム一丸となって開発に勤しんでおります。

それを実現するために、皆様のご支援をご支援を賜るべく、ここCAMPFIREにてクラウドファンディングを開始した次第でございます。

ここで、きいろい表紙の発案者として、現在プロジェクトの企画・運営を行っている2名をご紹介いたします。

フィニアン・リッチマン/Finian Richman

経歴
1992年、イギリスのロンドン生まれ。幼少期より東京で過ごし、17歳で再び渡英。グロスター州のストラウド専門学校で美術を専攻。進学先のロンドンでシティアンドギルズ美術大学では、在学中に在校生40名のみで行った中間グループ展『Why is a Raven Like a Writing Desk?』(2014)のキュレーションを務め、学校創設以来最高額の展示品売り上げを記録する。修了後、リバーフルム信託財産のアート部門を受賞。奨学金を受け取り同大学院に進学する。現代社会で孤立して行く人々の内情をモチーフに、心理学の観点から創作する。作風においては、主に頭部を模した自作の造形物を絵に起こすというプロセスを確立している。それにより存在し得ないモノを現実世界に落とし込み、不気味かつ神聖で非日常的な世界観を作り出す。その後日本に帰国、現在は欧州に本社を置く外資系セキュリティソフトウェア開発会社の日本支部にて、テスター・マーケティングに従事しながら、自身の創作活動に加え、きいろい表紙のアート・デザインディレクターとしてその芸術的感性をアニメーションという媒体で表現するべく制作にあたっている。

佐藤真成/Mannie Chateaux

経歴
1989年、東京生まれ。10代後半で音楽に目覚める。その後早稲田大学教育学部英語英文学科に進学し、シェイクスピアからメルヴィルまで中世から近代に至るまでの英文学を軸に、言語学・音韻論・英語史など、包括的な観点から英米の文化を学ぶも、4年次で大学を中退。その後数年間は、飲食やキャバクラ/芸能スカウト、さらにはスポーツデータ分析に翻訳ライターなど30種類以上の職を経験。2016年に音楽活動の場を求め渡英。現地でリードシンガーとしてバンドを結成する。3曲のデモが現地インディーレーベル、Holier Than Thou3ms musicの興味を引くも、ビザ問題のためやむなく帰国。現在は、外資ITベンチャーにて、ウェブ制作、大量データ分析に基づいたSEO/SEMやオンライン広告運営代行サービスのマーケティング・セールスに従事する傍ら、きいろい表紙では、音楽活動はもちろんのこと、様々な分野での豊富な経験と英米文学への造詣を活かし、主にチーフスクリプトエディターとして各チームを取りまとめている。

きいろい表紙が目指すもの

我々が現在目指しているものは、アニメーション制作を通じて、視聴者の皆様、そして制作者側の我々も成長してゆけるような、考えるきっかけになるような作品を作っていければと考えております。現在きいろい表紙でチームとして制作にあたっているクリエイター様にも、将来的にはここを起点としてもっと大きなプロジェクトに携われるよう糧となる経験をしてもらうための、ある種ルネッサンス時代のフィレンツェで芸術家の卵たちがかつて集いお互いに切磋琢磨したワークショップのような存在にしてゆきたいと考えております。

きいろい表紙が考える2019年のビジョン

きいろい表紙が作品を公開し始めたのは、2019年の3月。
そこから現在に至るまでは、YouTubeでオリジナルの漫画配信チャンネルとして漫画deスカッと/漫画de衝撃の2つのチャンネルを運営。開始より2か月強で両者のチャンネル登録者数は合計3000人を超えており、アニメーション開発を見据えたマーケティングとしては悪くない結果だと考えております。

6月には、晴れてこの2つのチャンネルを叩き台としてワンランクアップさせた、キーフレームアニメーションのチャンネルをざっくりとジャンル別に3つと、英語版チャンネルの合計4つを新たに開始する予定となっております。

キーフレームアニメーションというものは、一枚の静止画をベースとして、編集を加えるもので、比較的短時間での制作が可能となっているものです。現在、きいろい表紙チームとして安定したキーフレームアニメーション短編の制作環境が整いつつあります。

今後はこの短編キーフレームアニメーション制作をベースとして、2019年内の3D長編アニメーション公開に向けての技術開発として、モーショングラフィックスや、現在日本で主流となっているデジタルアニメ、さらには欧米でプレゼンなどによく使われ市民権を得ているホワイトボードアニメ、そしてVTuberで市民権を得たと言える3Dモデリングを順次短編アニメ制作を通して反映しつつ、最終目標であるフルCGの3Dアニメーションという形で、それぞれのスタイル全てで高い次元のアニメーション映像が制作可能なチームを目指しております。

なぜきいろい表紙ならできるのか?

なぜ、わずか2か月ほど前にアニメ制作を始めたチームが年内にフルCG長編アニメをリリースできるといえるのか、それはきいろい表紙運営のバックグラウンドを知っていただければご納得いただけるかと思います。

冒頭の5つのクリエイターチームを結成してまとめるにあたっての先に紹介した2人は、それぞれ異なる分野のクリエイター畑出身です。2人ともまだ20代後半ですが、ロンドンで現代アートとロック音楽というそれぞれの活動中に知り合い即意気投合…とまではいきませんが、2人とも帰国後に、ひょんなことから再会し、お互いにやり取りしている間にこのプロジェクトに発展、気がつけば本業そっちのけでチームを作ってしまったというのが大まかな流れになります。

2人とも、非常に独特な感性と、各チームのクリエイター達を纏めるマネジメント能力があり、アニメーション制作に関しては全くの未経験でしたが、現代アートと音楽それぞれのクリエイティブなフィールドでの経験、そして、現在の本業としているSEOやSEM、コンテンツマーケティングの知識を活かして売り込んでゆくという両方の面からものを考えられるリーダーです。

彼らが描くビジョンは、日本独自の「アニメ」と世界基準でいう「アニメーション」は違うということ、
どちらにもそれぞれの個性があり線引きが難しい中で、その「日本のアニメ」的な感覚と、「アニメーション」を混ぜ合わせて、より新しい、これまでアニメにも興味がなかった層にまで訴求していく作品を作ることを第一に考えております。

また、そういったボーダレスな発想をアニメに持ち込むことによって、娯楽作品にとどまらないビジネスなど、より普遍的な映像表現の1つとして、アニメーションを高めていくことを狙っています。

現時点で未公開のものも合わせて、2か月半の間で70作品以上の短編漫画/キーフレームアニメーション作品を作りだしたきいろい表紙チームを、クリエイターとしての感覚を失わずにマネジメントしていける2人なら、きいろい表紙は2019年内には必ず大きなアーティストチームとなってゆけると考えております。

アニメーション制作のその先へ

では、CG長編アニメの制作が我々の最終目的なのでしょうか?
決してそうではございません。

運営チームの2人は、現在ITベンチャーにて、SEOやSEM、法人SNS運用さらに広告運用など集客のマーケティングとデータ分析・システム開発にも携わっております。

そこで得た知見を活かして、今回のアニメーション制作を通して培った映像制作技術をベースとして、より多くの形でのアニメーション活用の選択肢がございます。例えば、実店舗を持たないネットショップ向けのオンライン上のVRアニメーション店舗から、もちろんアニメーションによる動画広告の制作など、純粋なエンターテイメントとしてのアニメーション制作とはまた異なった形で展開していくことが可能です。

きいろい表紙チームは、アニメーション制作を通して、我々が日々目にする映像の全てを、ほんの少しだけ面白く、ユーモラスにしていくことを目指しています。

支援金の使途

2,492,776円という目標金額は中途半端ですが、その内訳は、8月よりの3か月間での現在契約中のインディーアーティスト様たちへの報酬・開発費・設備投資全てを込みにして計算した金額です。最低限この金額があれば、年内のCG長編アニメ制作・公開をより確実なものとすることができます。

実施スケジュール

以下が、きいろい表紙が現在想定している今年度のタイムラインです。

3月: 漫画制作スタート・公開開始

5月: キーフレームアニメーション並びに英語版YouTubeチャンネルの制作開始

6月: 最初のキーフレームアニメーション並びに英語版TouTubeチャンネルの公開

7月: 遅くとも7月いっぱいにはジャンル別に、

きいろい表紙: 歓悦の巻

きいろい表紙: 黙想の巻

きいろい表紙: 凶慄の巻

以上の日本語版合計3つと英語版の計4つの短編作品YouTubeチャンネルを開始

8月: キーフレームのみならず、CGアニメに向けて、現在個別に制作しているクリエイター達をまとめて本格的な長編アニメ制作チームの結成

11月: オウンドメディアによる有料コンテンツの配信開始予定

12月: CGの長編アニメーション作品公開予定

そして、これらのプランを実現するためには、多種多様なアニメーション技術を臨機応変に組み合わせる各クリエイターチームの高い制作能力と同時に、運営側のマネジメント・マーケティングの能力が必要なことは言わずもがなです。ですが、皆様のご支援がありましたら必ずできると運営側は考えております。

リターンについて

リターンにつきましては、きいろい表紙制作チームと支援者様たちとの間でのコラボレーション権利をご案内しております!

夏に公開予定のオウンドメディアとそこでしか見れない限定コンテンツの視聴権利の提供と、10,000円以上のご支援をいただける場合には、支援者様のプランに沿ったオリジナルアニメーション作品をお贈りいたします!

著作権は支援者様に完全に帰属する形のものといたしますので、どのような形でご利用いただいても結構です!

詳細はリターンの欄に記載しておりますので、どうぞご覧くださいませ!

リターンのご案内の開始は、支援額に応じて8月より順次開始予定です。
2019年12月から2020年1月にかけて完成品を納品という形になりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

最後に

最後までお読みいただきまして誠にありがとうございます!
アニメーションを制作を通じて、インディーのクリエイター様たちへの独立支援から、企業のマーケティング支援まで、エンターテイメント面においても、ビジネス面においても、より社会的に何か意義のあるものを提供してゆけるようなチームになることを、きいろい表紙は目指しております!

ご意見・ご相談・ご質問などございましたら、どうぞお気軽にメッセージをいただければと存じます!

この度は最後までお読みいただき、誠にありがとうございます!

まだ不完全なプロジェクトではございますが、今後大きくしていくためにチーム一同全力で制作にあたっておりますので、理念に共感できた方も、何言ってるのか分からん(笑)という方も、是非ご支援いただければと祈っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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