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■8月7日 追記・御礼

皆様のご支援のおかげで、目標金額を達成いたしました!
プロジェクトを動かす基盤となる資金が確保できたこと、メンバー一同心より御礼申し上げます。
募集終了まであと少し期間はありますので、1人でも多くの方に旧本間酒造やソウウレシについて知っていただきたいと思っています。
そこで、ネクストゴールとして、80万円達成を目指します!!
ネクストゴールで集まった分の資金は、作品制作費へ活用いたします。
いよいよ展覧会開幕まであと1ヶ月。
着々と準備は進んでいています。
最後まで、応援よろしくお願いいたします!

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■ はじめに

はじめまして八木隆行です。群馬県前橋市の弁天通り商店街で「ya-gins(ヤーギンズ)」というギャラリーを、アーティストをしながら運営しております。
ya-ginsは、古い空き店舗を八木自らの手でリノベーションし2012年にオープン。これまで40本程の企画展を開催してきました。

レトロな雰囲気が魅力の弁天通り商店街の中にあるya-gins(写真左)
土谷享(KOSUGE1-16)ワークショップ「ラーメンJUNKOの手打ち麺つくり」の様子。


ya-gins vol.18 山村幸則「507km先の日常」

ya-ginsは、前橋市の美術館アーツ前橋の近くにも位置し、これまでアーツ前橋の連携事業に参加したり街の人々と交流しながら活動してきました。
今回は街中を離れ、総社町の旧本間酒造を舞台に展覧会「ソウウレシ」を開催することになりました。この企画は、前橋市の「まえばし市民提案型パートナーシップ事業」に採択され、前橋市とya-ginsが協働で行うものです。
「ソウウレシ」展に参加するアーティストが、地域の人々と共に歴史や文化をリサーチし、作品の展示やワークショップ等のイベントを実施します。そして、展覧会を通じて呼び覚ました記憶を、未来へ残していくためにカタログを制作します。
このクラウドファインディングに挑戦することで、群馬総社の歴史や本間酒造の魅力、私たちの活動を多くの方に知っていただき、応援していただきたいと考えています。


■ 本間酒造とは

本間酒造は、群馬県前橋市総社町にあります。
初代本間善太郎氏が明治時代に酒造りを始め、昭和44年まで続いた造り酒屋でした。
銘柄は「惣嬉」(そううれし)。

三代目本間善太郎氏は総社町の町長を務め、その頃には総社町の税収の80%を支えていたという町内の伝聞もあったほど栄えていたそうです(*)。醸造のための煙突は、町のランドマークでもありました(現在は撤去済み)。平成28年、国登録有形文化財(建造物)に「旧本間酒造店舗兼主屋」「旧本間酒造酒蔵及び釜屋」が登録されました。
*前橋市教育委員会事務局文化財保護課提供の資料による


「旧本間酒造店舗兼主屋」

「旧本間酒造酒蔵及び釜屋」(写真右側の建物)


■ ya-ginsとは

ya-gins(ヤーギンズ)前橋市千代田町の弁天通り商店街のアーケード内に位置しています。
企画スペース、常設スペース、交流スペースの3つのスペースから構成されています。
ya-gins vol.11 藤井光「メルド彫刻」


地域の作家を中心とした作品の並ぶ常設スペース


アーツ前橋が招聘したアーティストやキュレーターも訪れ、地域の人々の交流の場にも

ギャラリー正面には巨大スクリーンがあり、野外上映会やステージを仮設してパフォーマンスも開催。

三角みづ紀×村田峰紀「転○生」


■ ソウウレシ概要

群馬県前橋市総社町にある旧本間酒造での美術展。
タイトルの「ソウウレシ」は、旧本間酒造の主要銘柄の「惣嬉」から。

会期:2019年9月7日〜9月23日(金土日祝オープン)

開場時間:11時〜18時(予定)

住所:〒371-0852群馬県前橋市総社町総社1500

入場料:500円
    *1度ご購入いただくと、会期中何度でもお入りいただけます(パスポート制)。
    *各種割引や優待を設定予定。

展覧会告知サイトhttps://soureshi.localinfo.jp/
Facebookソウウレシ
twitter@soureshi


■ 参加作家

榎本浩子 アーティスト

1986年群馬県生まれ。
自身の家族や友人、身近な日々の出来事を主題にドローイング、テキスト、オブジェ、写真や映像で構成し、パーソナルな視点で社会との関係性を追求する作品を制作している。
https://hirokoenomoto.com

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加藤アキラ 美術家

1937年 高崎市生まれ
1965年 「第1回群馬アンデパンダン」展に出品。群馬NOMOグループに加入。
1966年 「第10回シェル美術賞展」佳作受賞。
1969年 「第4回ジャパン・アート・フェスティバル」優秀賞(通信大臣賞)を受賞。
1989年 「RASENDO SPIRITUAL REJOICE 加藤アキラ 田中 泯 立体作品と舞踏」(RASENDO)
2013年 「アーツ前橋開館記念展 カゼイロノハナ」(アーツ前橋)
2017年 「加藤アキラ 孤高のブリコルール」(アーツ前橋)  など

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木暮伸也 写真家

1970年 前橋生まれ、在住。
1993年、「場所・群馬」委員会参加を契機に地域や日常など卑近な風景からの着想を主に作品を制作。近年では写真を使用した作品を多く手がける。

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後藤朋美 アーティスト

前橋生まれ。
光の粒子に包まれるかの様なドーム型の作品や、光や氷、自らが製塩した海塩を用いたインスタレーションなどを制作。現在、アーツ前橋にて廣瀬智央とのぞみの家との協働プロジェクトを2016−2035年に渡り継続中。
http://www.tomomigoto.com/


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佐々木耕成

1928年熊本県生まれ。
60年代の東京で前衛美術グループ「ジャックの会」の中心人物として活動。
67年の渡米以降消息を絶ったが、1990年代初頭には群馬に居を構え、制作活動を再開。
2018年4月逝去。


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羽山まり子 美術家

2018年「群馬ゆかりのアーティスト 滞在制作」アーツ前橋・招聘作家。
地域の記憶がこもったモノをラップで梱包する「ラッピングシリーズ」、出会った他者と対話を通して  "ルーツの物語" をシェアする「どこでもピクニックプロジェクト」などを展開。「ソウウレシ」では、お客様のご要望に応じた役柄になりきり、お客様と共に即興演劇を行う、個室演劇カフェ「whirlpool(昔、本間酒造の堀で渦が生まれていたことに由来)」を予定。

主な個展・受賞歴
2010年 「複合回路vol.4羽山まり子」galleryαM(東京)
2011年 「川口の新鋭作家展」最優秀作家賞(埼玉)
2013年 「羽山まり子展―マイホームー」LIXILギャラリー(東京)
2019年 「El Día de la Familia」Escuela Normal Superior de México(メキシコシティ)
https://www.marikohayama.com/

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藤口諒太 録音技師/アーティスト

1985年 群馬県前橋市生まれ。
録音の威圧性、特権性について問う作品を制作している。また、映画を始め様々なアーティストの作品の録音を行なっている。
https://soundcloud.com/fujiguchi-ryota

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八木隆行 美術家

1971年群馬県生まれ。
バスタブをバックパックのように背負い、山や川、街や美術館などあらゆる場所で入浴する「B3 project」を行う。2012年より群馬県前橋市の商店街においてアートスペース「ya-gins」を主宰。 2015年にNPO法人マエバシ・アート・プラクティスを設立し理事長に就任。主な展覧会に、2013年「カゼイロノハナ―未来への対話」(アーツ前橋)、2017年「前橋の美術2017」(アーツ前橋)、2017年 「群馬の美術2017―地域社会における現代美術の居場所」(群馬県立近代美術館)、2017年 「REBORN ART FESTIVAL 2017」(宮城県石巻市)など多数。2018年上毛芸術文化賞受賞。
https://hulahoopers.me/feature/takayuki_yagi/



■ワークショップ

小田久美子 アートコーディネーター/エデュケーター

1985年鹿児島県生まれ、2013年より前橋在住。
鹿児島や群馬のNPOや美術館での教育普及事業に携わり、2018年よりフリー。地域におけるアートを通した学びの状況が生成される場に関心があり、現在は福祉施設や学校でのアーティストワークショップのコーディネートやマネジメント、記録・編集等を担当。
https://o-dazs.amebaownd.com/



■ 編集

沼下桂子 エディター/コーディネーター 

2007年 女子美術大学大学院修士課程芸術文化専攻芸術表象研究領域修了
都内の文化施設で学芸アシスタントとして勤務後、アートプロジェクト「UENOYES」を実施した上野文化の杜新構想実行委員会 プログラムオフィサーなどを経て、アーツ前橋の企画展「山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX:未来を考えるための教室」の現場担当として、現在前橋に滞在。


■ プロジェクト発足のきっかけ・思い

現在、前橋市には本間酒造跡をはじめ、古く歴史を持った建物がまだ残っています。しかし、そうした建物の保存や管理をしていくにはコストやマンパワーをかけることが不可欠です。現状では、市などの行政か個人に頼るしか方法がなく、維持管理が難しくなってきています。そうした建造物を未来へ継承していく為には、建造物の歴史や記憶を掘り起こし、地域との関係をつくり、地域や市民に活用され、愛される建造物として市や地域の人々が連携して運用していくことが求められています。
総社町の本間酒造跡は、酒蔵としての長い歴史と記憶そして地域との関わりがあります。最近では地域の方々が野菜の直売やマルシェなどで活用しはじめていますが、本間酒造の歴史や建築空間を活かした利用や情報発信の必要性と可能性を感じています。そのためにアートを通して、さまざまな角度から記憶や魅力を掘り起こし、発信していきたいと考えています。



■ 資金の使い道

カタログの印刷製本やワークショップ等の関連イベントにかかる材料費などに使用します。


■ リターンについて

ソウウレシ展の入場パスポートのほか、オリジナルグッズやカタログ、アーティストの作品などのリターンをご用意しました。クラウドファンディングにご参加いただくことで、会場で購入するよりもお得な価格でゲットできます!
また、クラウドファンディングにご参加いただいた方は、展覧会終了後に発行するカタログにお名前を記載させていただきます(任意)。

*お届けは展覧会終了後になります。

*入場パスポート付きのリターンをご支援いただいた方は、会期中に会場受付にてクラウドファンディングに支援した旨とお名前をお申し出ください。パスポートをお渡しさせていただきます。
やむを得ずご来場いただけなかった方は、後日他のリターンと一緒に記念として送付します。

*各デザイン、仕様等は都合により変更する場合があります。

○ソウウレシ展ステッカー
後藤朋美デザインのオリジナルロゴ入りステッカー(※写真は仮イメージです。)

○ソウウレシ展カタログ
本間酒造の歴史や展覧会を通して集まった記憶が掲載されたカタログ。
展覧会の記録、本間酒造の建物の写真、識者によるテキスト等を収録予定。
*展覧会終了後に発行します。会場での予約販売は1,500円(送料込)。

○本間酒造ポストカード
木暮伸也 撮影の本間酒造ポストカード。複数枚セットを予定しています。(※写真は仮イメージです。)


○ソウウレシTシャツ
榎本浩子 オリジナルTシャツ。色はブラック、グレー、ホワイト。


○羽山まり子 アート作品
演劇カフェ「whirlpool」より、アート作品【SO HAPPYお猪口+ウエイトレスの溜息(ひとり言メモ)】
*桐箱・ウコン布入、サイン・作品保障書付。お猪口の色はランダムでお届けします。
*限定5個。


【NEW!】
○メインスポンサーセット
「ソウウレシ 」を応援したい!!と考えてくださる企業様向けのリターンです。社員皆様と一緒に楽しんでいただけるよう展覧会グッズを複数セットご用意しました。

セット内容
・お礼
・看板に記名
・カタログ紙面に記名+広告1ページ
・ステッカー10枚
・カタログ5冊
・パスポート10枚
・木暮伸也ポストカード5セット
・榎本浩子 Tシャツ5枚


■ 実施スケジュール

・2019年9月7日〜23日 本間酒造跡での展覧会「ソウウレシ」を開催

・2020年3月 カタログ発行


■ 最後に

地域と本間酒造の歴史、記憶、文化を発信して残していきたいです!

ご協力お願いします!!


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2020/03/23 09:20

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2019/08/10 11:03

    プロジェクト達成の御礼さる8月3日に、本プロジェクトは無事サクセスしました!多くの方々にご支援いただいたこと、参加作家一同、心より御礼申し上げます。このサクセスにより、展覧会、イベント実施、そして未来へ旧本間酒造の記憶を残していくカタログ作成といった、当初目的としていた一連のプロジェクトを遂行...

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