【はじめに・ご挨拶】
▲主催者である私のプロフィール写真
「埼玉県比企郡ときがわ町」という埼玉西部の超田舎町に、2年前 移住した福島だいすけと申します。
現在43歳、自給農家もするライターで、去年の夏から自宅の古民家で民泊を始めました。町には宿泊施設が少なく、多くの人が関心を持ってくれて、人や情報が多く集まる観光案内所的な要素も強まって来ております。
▲我が古民家の客室
【やりたいこと・実現したいもの】
「そうだ、田舎に行こう」を気軽に出来る手助けをしたい。癒しや温もりが欲しい都会の方に、濃厚な田舎体験が出来る日常を実現したいです。
【実現に必要なもの】
癒し・温もりのために必要なコンテンツは、町に既にあります。
<1つ目>手付かずの自然→広大に溢れてます。
<2つ目>人→皆こだわりあって濃くて面白いです。
<3つ目>距離→東京から90分ほど
自然が好きな人が残り、自然に惹かれて来た移住者が町を守り、興してます。
▲山と川が美しい町です
そんな「素敵な田舎が、都会から90分ほどの距離にある」ことを、都会の方は知りません。知らない人が多いから魅力的な自然が残ってるのです。川越や飯能、秩父など埼玉のイケてる観光地が近くに多くあったおかげで、都会から近いのに「秘境感」があるのです。
コンテンツはあるので、必要なのは「癒しが欲しい人」と「田舎」を繋ぐ情報だけです。誰でも来れるように、箱物作ったりイベントしたりするのは、この町らしくありません。ありのままの自然や人の魅力を伝える、田舎を満喫できる手引きを作ります。それが、「ときがわ 職人図鑑」です。
【プロジェクトをやろうと思った理由】
元都会人で消耗しまくっていた私が、ときがわ町の自然と人に癒されまくってます。東京の友人が日帰りや泊まりで来てくれて、満たされて帰っています。
この幸せをもっと多くの人と分かち合いたい、良い町を知ってもらいたい、都会の田舎に惹かれる良き人を田舎の皆さんと繋ぎたい。
それがこのプロジェクトをやろうと思った理由です。5年前10年前の自分がこの町や人を知っていたら、人生が劇的に満たされて変わっていたはずです。
【ときがわ町の魅力とは】
そんな私の住んでいる「ときがわ町」ですが、とにかくヤバイんです。東京からは90分くらい、日帰りでも行ける距離なのに、自然が残りまくってます、「ここは、長野か山梨か!?」と思ってしまいます。
▲我が家のウッドデッキから見える景色
そしてこの町は過去に栄えたことがほぼ無いので、住民に変なプライドが無い。職人の町で、アーティストやスペシャリストが多く、移住者は新たに商いや生業を起こし、地元の若手もUターンして仕事を継いで町を興している。日帰りできる距離なのに、見所が多すぎて1・2泊したくなるし、また来たくなっちゃう。
そんな素敵な町の魅力ですが、「人」に尽きます。
▲芸術家や食のお店が集ったアートフェス。2日で3000人動員。
町長は、僕が「大豆のテーマパーク」と呼んでいる「とうふ工房わたなべ」の2代目社長。先代から店を継ぎ、普通の町の豆腐屋さんを「地元民も観光客も日々訪れる」憩いの場所に変貌させた方です。
近隣の有機大豆農家から市価より高い値段で定期的に大豆を買い取り豆腐や納豆を作り、農家の育成もされた熱いお方。豆乳ソフトクリームはヨーロッパまで研究に行かれて開発された職人魂を持った方でもあります。
我が家は古民家なのですが、前の所有者が残していった蓄音機がありました。壊れていて勿体無いと思っていたら、町に蓄音機の職人さんがいらっしゃいました!直していただき、私の住まい 兼 お宿の客間にて毎日音色を奏でています。
▲蓄音機 職人の吉水さん
他にも山登りが好きすぎてトレッキングマップを作って配布している役場職員の方や、自給的な生活をしてる爺さん婆さん、お寺で薬膳カレーを出している住職の奥様など、エッジの立っている職人気質の面白い方が多すぎるのです。
▲禅寺で薬膳カレーが食べれる山姥カレー
試しに、宿に来た外国人などを地元の和紙職人さんや蓄音機職人さんの工房に連れて行ったら物凄く感動されて、町のファンになってくれました。
▲「手漉き和紙たにの」で外国人ゲスト、外国人研修生、先生の谷野さんと交流
▲都会人(真ん中の林業ボランティアの方)が田舎に、田舎人が都会に出て交流が生まれてます。
【田舎を満喫する手引き「職人図鑑」とは】
2年ほどしか住んでいないですが、まちの宝で観光資源でもある「職人」の生き様や素顔をインタビュー形式で冊子に編纂し、観光マップとしても活用すれば、都会の民と町を繋ぐことができると気づきました。ここで定義する職人とは、いわゆる手技を持った方のみではなく、電気工事やDIYをガンガンこなす主婦の方や、山椒の植樹やレシピ開発して町のめいさんにしようとしている方、観光案内の手書きの地図を私費で3000部作成して各スポットに配布されている方など、「地元を愛し、何かに熱中している職人魂を持った方」とします。そんな中、「船橋人物図鑑」という理想に近い前例に出会い、実現化が明確になりました。
▲船橋人物図鑑
冊子版は、船橋と同じく掲載者が買い取って手渡しのみで流通させます。お店で誰でも買えるものでなく、フリーペーパーのように無制限にバラまくものではありません。掲載者の魅力や素顔を赤裸々に載せ、掲載者が「この人なら渡したい」と思った人に、有料で買い取った冊子をプレゼントするのです。pdf版は今回のリターンでお渡しし、Kindle版を英語とフランス語で作り、世界に発信します。
東京で消耗しまくっていた40歳の普通なおっさんライター僕ですが、この町にライターはそんなにいません、自分にもイキイキと生きられる空席がありました。早速、町長や観光課の課長、観光協会の方や商工会の方々に「職人図鑑を創りたい!」と話したら「良いじゃないの、頑張んな!」と皆応援してくれています。
こうして、「ときがわ町 職人図鑑プロジェクト」が立ち上がりました。
今後、職人図鑑の近隣版、「鳩山版」「嵐山版」「滑川版」など近隣版も作成したいと考えています。
▲比企地域9市町村
【これまでの活動】
2018年8月、ときがわ町の山奥に民泊「ほっこり堂」をオープンしました。自然に囲まれた環境と築100年ほどの古民家を目当てに外国人、都会に住む日本人が多く訪れてくれてます。
▲自然とつながるお宿「ほっこり堂」
宿は秩父にも近いため、秩父観光の方の泊まる場所として機能する要素が強かったです。しばらくして「泊まる方は宿近くのおすすめ観光スポット情報を欲している」ことがわかり、私が好きなお店や工房などを案内したり連れて行ったりし出しました。そうすると、2日目予定がぼんやりしていた方が、ときがわ町観光にされたり、夜の飲食やお風呂のために、町へ繰り出す方が劇的に増えて来て、「お客さん・案内する僕」両方の充実度が飛躍的に上がりました。
観光案内には、町のコーヒー屋さんが作られた手書きの観光マップと、役場が作った美しい観光パンフを活用しています。
▲町のコーヒー屋さんが作られた手書きの観光マップ
▲町作成の観光ガイド誌「ぶらっと、ときがわ
それだけでなく、町の宝である「人」にフォーカスした案内を創りたいと考え、1年かけて町長や役場の方、観光関連の方やまちで活躍している人および職人さんに「職人図鑑を創る!」と布教しまくり、やっと場が温まって来ました。
【資金の使い道】
・図鑑制作費
・職人カフェの準備
<支出>
印刷・製本・・・ 300,000円
デザイン・入稿データ制作・・・ 200,000円
翻訳・・・300,000円
撮影(動画・静止画) ・・・300,000円
Kindle制作 ・・・100,000円
企画構成 ・・・300,000円
ライティング・・・600,000円
計・・・2,100,000円
掲載者1人につき、A面(ビジネスの顔)、B面(素顔)を掲載。本企画のためにインタビューしてライティングする。写真も本気書くように撮影。数秒の動画メッセージも掲載する。
<収入>
クラウドファンディング・・・ 1,000,000円
町の補助金・・・100,000円
掲載者協賛金・・・300,000円
タイアップ企業広告・・・400,000円
主催者 持ち出し・・・300,000円
計・・・2,100,000円
クラウドファンディングで100%超えた分については、職人に会える「職人カフェ」の改築プロジェクトに充当させていただきます。
【実施スケジュール】
クラウドファンディング:2019年5下旬-7月
取材・撮影:2019年7-10月
製作:2019年10-11月
発刊&発刊記念パーティー:2019年12月
翻訳&Kindle製作:2019年11-2020年2月
Kindele版発刊:2020年3月
【都内からの近さ感】
都内からの日帰り企画もチョコチョコあります。最近だと「コワーキングバス」なるものも。品川方面からワークができるバスでときがわ町へ向かい、ときがわ町のコワーキングや周辺の自然と触れて、また品川方面へ帰るというもの。
▲コワーキングバスの企画
【最後に】
都内近郊で、「自然や癒し・人の温もりや繋がり」を感じたい方。この支援をきっかけに、東京から一番近い超田舎へ遊びに来てください、繋がってください。
東京に遊びに来られる方。トカイに近い田舎「トカイナカ」なときがわ町を体験してください。程よく都会人と田舎人が交わる空間、楽しくも心地よいと思います。
心穏やかな「支援者同士「支援者さんと地元民」みんなが繋がるプロジェクトになるように頑張ります。何卒ご支援、よろしくお願いします。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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