経済産業省“第9回キャリア教育アワード”奨励賞を受賞した小学生対象のキャリア教育事業ぎふマーブルタウン。1日小学生740名、ボランティア80名、保護者100名と、大勢の方々が参加するイベントになりました。今後より多くの子どもを受け入れるため、2会場開催!の新たなステージへ踏み出したいです!

【6月17日追記】セカンドゴール達成とサードゴールについて

6月10日から開始したセカンドゴールですが、6月16日に無事に達成となりました!

ご支援いただきました皆さま、シェアなどでご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました!!><


運営一同、心から感謝しております!m(_ _)m


残り4日間、最後のサードゴールとして、

①パトロン様200名

②活動の持続化に向けた投資資金(例えばマンスリーサポーター募集の広告など)

 としてプラス245,000円を追加した990,000円

を目指します!

1,000円からご支援いただけますのでぜひ、お力を貸していただけますと大変嬉しいです><


分で読める概要


突然ですが皆さん、

今の日本の子どもの現状をご存知ですか?


内閣府の調査によると日本の子どもは諸外国の子どもと比べて



最も将来に希望を持てない




うまくいくか分からないことには取り組めない



社会は変えられないと感じているそうです。



しかしそんな彼らですが、


自国の役に立ちたい気持ちは諸外国で最も高かったのです。


つまり

将来に希望は持てない。

失敗を恐れて挑戦はできない。

社会も変えられないと感じている。


それでも、自分たちが生まれ育った日本の役に立ちたい


彼らはそんな想いを心に持っているのです。

彼らに必要なものとは一体、何なのでしょうか?



僕は、実際に自分たちの手で社会を変えてみた経験ではないかと考えています。



彼らが「自分たちの手で社会を変えられる」ことを身をもって知ることができれば、


失敗の恐怖や不安をも乗り越えられるような

成功の喜びや嬉しさ・挑戦の楽しさや充実感を得ることができるでしょう。


将来に夢や希望を持てるようになるでしょう。



しかし実社会では失敗するとバカにされ、

誰かの挑戦に対して冷ややかな風潮もあります。


だからこそ僕たちは、

子どもがつくる仮想の街“ぎふマーブルタウン”を立ち上げました。



ぎふマーブルタウン実行委員会代表、

非営利型一般社団法人Nancy代表理事の住田涼と申します。


よろしくお願いいたします。



マーブルタウンは子どもたちが挑戦も失敗も自由にできる街。



働いて給料(通貨:マーブル)を稼いで税金を払ったり、

税金の使い道を決める国王に立候補・演説してなったり、

投票で国王を選んだり。

自分で手作りした商品をお店を出して売ったり、起業することもできます。



多くの方々からご協力をいただきながら、これまでプレ(お試し)を含め7回を無事に開催。



ひとつひとつ改善を重ねながら子どもたちの成長をトコトン追究し続けた結果、


昨年度は経済産業省のキャリア教育アワードにも受賞しました(当時はまだ任意団体です)。


そして現在は立ち上げから3年が経ち、

多いときは1日で740名の小学生が集まるまでになりました。


前回はなんとそのうち555名もの小学生が仮想の街で起業しています。



子どもたちのクラス内での話題となっていたりと、


子ども間でクチコミで広がっていくうち需要がどんどん上がっていったようです。


ここ最近は需要が膨らみすぎて、7階建ての会場(キャパ)を超えるようになってきました。


子どもたちからは「行きたいけど会場がギュウギュウで行けない」という声も上がっています。



僕たちは家庭状況や経済状況によらず「参加したい」すべての子どもが参加できるように


これまでの開催をすべて無償で行ってきました



だからこそ、すべての子どもが参加できない


すなわち意欲はあるのに成長のキッカケを届けられない子どもがいる。


そんな今の状況がとても歯がゆく、ツラく感じています。



すべての子どもを受け入れるために、会場を2つに増やしたい。


しかし会場を倍にするということは、必要な備品やボランティアさんも倍になるということです。



収益がゼロである僕たちが、その資金を用意するすべはありません。


そこで今回、クラウドファンディングを立ち上げました。


ぜひとも、ご支援をいただけますと嬉しいです。


日本の子どもたちの未来を、ぜひ一緒に作っていきませんか?



もっと詳しく知りたい方へ


ぎふマーブルタウンはNPO法人コラボキャンパス三河が展開する“マーブルタウン”の岐阜版。


子ども(小学生)対象のキャリア教育イベントです。


マーブルタウンは子どもたちが自分たち自身の力で創り上げる仮想都市。



子どもたちが自分の頭で考え、

自分の手で選択し、

自分の足で動けることを目的とし、


それぞれの自立性、協調性、発想力を育むことを目標としています。



子どもたちが主体性を発揮できる場を確保するため保護者は入場不可


スタッフも子どもに口出しや手出しをしない“教えない教育”を大事にしています。



子どもたちが熱狂するほど楽しみながら学ぶ自発的な”遊び”の中で


「夢や希望を持ち、その実現のためなら困難にでも立ち向かう力」を育みます。


ぎふマーブルタウンでは子どもたちが自由に挑戦し、“稼ぐ銀行”が生まれたこともありました。


子どもたちとお金のやり取りをしている銀行員たち。


そのうちの一人が、

子どもたちが働いて得たマーブル(お金)をしまうものを持っておらず、

しばしば落としてしまうことに気付き、

財布をつくって販売したところ飛ぶように売れていったのです。



これは、いわゆる“指示待ち人間”にはできないことです。


能動的に人々を観察し課題を発見して解決方法を考え、

実行にまで移すことができる。


そして「銀行はお金の貸し借りを行うところ」という実社会での固定観念にとらわれず

ビジネスへと昇華させていたのです。


仮想の街と言えど、子どもたちの発想は実社会にも活きるでしょう。



選挙では、


進行役の子どもが選挙の始めに給料と税金の関係や税金の役割、


そしてその税金の使い道を決めるのが国王だよと説明してくれたこともありました。



給料から引かれている税金や国王という存在。


そしてその国王を選ぶことの意義が


誰に指示されたわけでもなくその子ども自身の意思によって説明されたのです。



説明してくれたその子にとっても、


選挙に参加した子達にとっても実りになったことでしょう。



1日で737名の小学生が参加した際には555名が自身でお店を出して起業しました。


それだけ売り手が多いので、商品が売れない子も少なくありません。



しかしそこから価格競争で値段を安くしていく子もいれば、


逆に高品質・高単価なものを売る子もいて。


営業や接客で売ろうとする子もいるので、市場がどんどん大きく活発化しています。



おしゃれなパッケージングまでしていたり店のレイアウトにもこだわったり、


実社会でも売れるのではと感じるような商品も並ぶようになりました。



中には自分で描いた絵をパソコンで読み取って色を塗り、シールにした子までいました。



子どもたちの戦略はそれぞれですが、


市場の中で子どもたちの創造性が高まっていることをとても感じています。



ぎふマーブルタウンでは子どもたちの振り返りを記録するシート“ポートフォリオ”により


PDCAの習慣化もサポートしています。



これは子ども自身が毎回のポートフォリオを冊子のようにまとめていくことができ、


進路選択の際などに「小学生時代の自分がどんなことが苦手で得意で好きだったのか」など


自身のルーツを振り返るツールにもなります。



また保護者さんの子育てや教育の役に立ったり、


喜びや「楽しい!」に繋がるような講師さんたちを集めて行う


“ぎふマーブル子育てカフェ”も同時開催しております。



保護者さんの子育てや教育をサポートすることが、


ひいては子どもたちの成長を促す環境に繋がっていくと信じています。




任意団体の設立から3年。


これまで多くの方々のご協力・応援によりプレ(お試し)を含め7回の開催をしてまいりました。


子どもが成長できる仕組みを追究していった結果、


経済産業省“第9回キャリア教育アワード”奨励賞を受賞。



受賞を受けて2019年1月31日には岐阜市・柴橋市長へ、


2月22日には岐阜県・古田知事へ表敬訪問と報告を行い、


共感と応援のお言葉をいただきました。



冒頭でも述べましたが2014年、


日本は諸外国に比べて子どもがもっとも


「将来への希望を持てない国」


「うまくいくか分からないことに意欲的に取り組めない国」


とする調査結果を内閣府が出しています。



「では日本の中ではどうか?」と言いますと2016年、


「岐阜は子どもがもっとも失敗を恐れ挑戦できない」とする調査結果を


実は岐阜市 教育総合会議が出しています。



28年に上がったように見えますが、熊本が参加していないので


見事に3冠を達成しています。



「夢や目標がある」全国順位も


ワースト1位→ワースト1位→ワースト2位という結果に。


しかし僕はこれを、嘆くべき結果とは思いません。



岐阜の子どもたちが世界で最も将来に夢や希望を持ち、


その実現のために失敗を恐れず挑戦できるようになったら、


その教育的仕組みが日本や世界にもたらすインパクトは絶大なのではないでしょうか。


それって、とても夢があると感じませんか?



だからこそ僕たちは


岐阜を日本一、世界一子どもが夢を持ち挑戦できる地域にすることを目標として掲げます。



ぎふマーブルタウンは過去の開催全てを無償で提供しています。


同じような活動をしている他地域の事例では1回数千円の参加料を取っているところもある中、


僕たちが無償で開催する理由はただ一つ。



全ての子どもが家庭状況・経済状況に関わらず自分の意思だけで参加できるようにするためです。



全ての子どもには無限の可能性がある。


「ぎふマーブルタウンに参加してみたい」と感じてくれる子どもは全て受けいれ


その成長を全力でサポートすることが僕たちの使命だと考えています。


今後もその方針を貫きたいと考えています。



「お金を取るほどの自信がないから無償」ではなく


日本で、世界で最も質の高い教育を子どもたちに無償で提供していきたいのです。



僕たちに賛同し、ご支援をいただけます方を募集しています。


ご協力いただいた方にはささやかなリターンもご用意致しております。



いただいたお金は“ぎふマーブルタウン”、


そして“ぎふマーブル子育てカフェ”にあてさせていただきます。



未来の日本を支える子どもたちのためにぜひ、


ご協力のほどよろしくお願いいたします。


住田涼



目標金額と資金の使い道について

目標金額50万円

設備費 :約25万円

人件費 :約15万円

広報費 :約10万円


イベントのスケジュール

6月1日:第7回ぎふマーブルタウン2019夏の前日準備(1会場)
6月2日:第7回ぎふマーブルタウン2019夏の開催(1会場での開催)

9月28日:第8回ぎふマーブルタウン2019秋の前日準備(2会場)
9月29日:第8回ぎふマーブルタウン2019秋の開催(2会場での開催)

12月(予定。変更の可能性あり):支援者交流会@岐阜市

2020年2月23日:第9回ぎふマーブルタウン2020春の前日準備(2会場)
2020年2月24日:第9回ぎふマーブルタウン2020春の開催(2会場での開催)



【6月10日追記】クラウドファンディング達成とセカンドゴールについて

5月21日から開始したクラウドファンディングですが、6月1日に無事に達成となりました!

ご支援いただきました皆さま、シェアなどでご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました!!><


運営一同、ものすごく感謝しております!m(_ _)m


残り10日間のセカンドゴールとして、

パトロン様100名
②来年度の3回も2会場で開催できるだけの資金として、

 プラス245,000円(手数料17%を引いて203,350円)となる745,000円

を目指します!

1,000円だけでもぜひ、ポチッと押していただけますと大変嬉しいです><

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