目次

1、性教育トイレットペーパー??

2、私たちが作りたいのは 誰もが自分らしい性との関わり方を自由に安全に選択できる社会

3、資金の使い道

4、作成したトイレットペーパーの使い道

5、メンバーからのメッセージ



こんにちは!Sowledge(ソウレッジ)代表の  つるたななせ(@tsurutamago_)です!「つるたま」と呼んでもらえたら嬉しいです! ↓写真右



私(代表 つるたななせ)と副代表 やまだれい と数名の性教育専門家で構成されるSowledge(ソウレッジ)は、「誰もが自分らしい性との関わり方を自由に安全に選択できる社会」を作るために、性教育トイレットペーパーを広める活動をしています。



◯WHAT◯ 性教育トイレットペーパー

性教育トイレットペーパーとは、性知識を学ぶためのイラストや漫画がかかれているトイレットペーパーです。


雑誌のように月ごとにテーマがあり定期購読できます。

テーマ例:
 体の仕組み(月経・射精・受精・妊娠など)
 性病
 性的マイノリティー
 性的同意
 性暴力にあったあとの対処法
 など


内容はUNESCOの『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』をもとに、医師などの専門家の監修を受けて作成します。


手作業でつくった試作品↓


◯WHY◯ なぜトイレットペーパーなの?

私は、「性教育NPOでのインターンで得た性知識を もっとたくさんの人に知って欲しい!」という思いから「性に関する情報」や「性教育を学ぶための留学で感じたこと・知ったこと」を性教育メディアeggsや個人ブログなどで発信していました。しかし、数ヶ月ほどメディアを続けてみてわかったのは「性教育に興味がある人」しかメディアを読んではくれないということでした。本・絵本やイベントなども同じです。


しかし、みんなが尊厳を大切にして生きられる社会を実現するためには「性教育に積極的じゃない人たち」にこそ最低限の性教育を届けなければならないと思い、新しい方法を探し始めました。


「性教育を誰もが受けられる(思わず受けてしまう)環境」のためにはどうしたらいいのか・・・と考えていた時に「トイレはどの家・施設にもある! トイレットペーパーを性教育の絵本のようにすればみんなに見てもらえる!!!」と・・・


性教育トイレットペーパーを思いつきました!!




◯HOW◯  性教育トイレットペーパーの定期購読の仕方

インターネットサイトから定期購読の申し込みができ、1ヶ月ごとに違う内容の製品をお届けしていきます。


お届けするトイレットペーパーに書いてある絵や内容は、

1、初回ネットで購入する前
2、製品と一緒に梱包されている「次回届く 性教育トイレットペーパーの内容」の冊子

からチェックすることができ、届く前にご覧いただけます。もし気になる内容があれば、その月は別のトイレットペーパーに差し替えることも可能です。


大きな施設にはその施設に適した性教育トイレットペーパーをお届け

ご家庭だけではなく、子供が集まる場所(学校・児童養護施設)や、お酒を飲む場所(居酒屋・クラブ・バー)にも置いてもらう予定です。事前にその施設の詳細をお伺いした上で、使う人たちや性質にあった性教育トイレットペーパーを提案させていただきます。

届いたらトイレに設置するだけ!簡単!


トイレットペーパーについては、助産師youtuberのシオリーヌさんと一緒に作った こちらの動画がわかりやすいので是非ご覧ください!





そして、大学に入ってからはさらに、性知識不足や性犯罪の身近さを痛感することになります。


大学3年の時に、親友が「共通の友人」から長期的な性暴力にあっていたことを聞きました。聞いた時はとてつもない衝撃を受け、親友がつらい時に何もできなかった自分を恨みました。

#MeTooが活発になり私や親友と同じように性暴力や差別に苦しむ人が沢山いることを知りました。

同じ大学に通う学生が、産んだばかりの赤ちゃんを茶畑に死体遺棄し 捕まりました。「子供を捨てざるを得ない状況」には少なからず父親も起因しているにも関わらず、母親だけに責任が集中し、責任を追いきれなくなった母親にのみ罰が与えられるのはフェアじゃない」と感じたことを覚えています。

生理用品なんて被災時には必要ない。贅沢品だ。と言われて震災時に支給してもらえなかった。」「恋愛禁止のアイドルに生理が来るのはおかしい(生理はセックスした時に出る血のことだと勘違いしている)」などの日本の性知識不足を実感するツイートを目にしました。


全部あげたらきりがないほど、「ジェンダーロール・性的欲求・性差別」が原因でほぼ毎日モヤモヤしていたし、生きづらさを感じて生きてきました。

※ジェンダーロール【gender role】 性別によって社会から期待される役割や行動様式



性知識は「すべての人」が知っていなければならないもの

あなたの周りに、性被害や性知識不足で悩んでいる人はいませんか??


早ければ幼稚園で性暴力にあう。

1日に438人の女性が中絶している(厚生労働省「人工妊娠中絶件数及び実施率の推移」)

女性の7.8%、男性の1.5%が、無理やりに性交などをされた経験がある と答えている。女性の13人に1人、男性の67人に1人に被害経験がある計算となる。(内閣府「男女間における暴力に関する調査」)

そして、そのうち警察に届け出ることができたのは18.5%(法務総合研究所「第四回犯罪実態暗数調査」)

これが日本の現状です。



いつ、だれが性暴力にあうかわからない。姉妹・友達・恋人などの身近な女性が、被害にあうかもしれません。

日常的に性の話をしていないと、望まぬ妊娠をしたときや性暴力にあったときに周りの人に相談することが難しく、適切な対処が遅れたり・対処できない状況になりかねません。(The NewYork Timesの調査によると家族・恋人などの親しい人に性暴力にあった後 相談している日本人はわずか4%)


また、性教育は単に生物知識や危機管理のためでなく、相手や自分を大切にするための尊厳教育でもあります。

だからこそみんなが正しい基礎性知識を持っている状態を作ることが必要だと思った私は、私の実現したい社会と性教育トイレットペーパーのアイディアに共感してくれる仲間を集め、Sowledge(ソウレッジ)を始めました。

社名Sowledge(ソウレッジ)は「知識のタネを蒔く」という意味の造語です



みんなが性を学ぶ→安全に暮らせる社会になる!!!

性教育NPOでインターンをしてみて、日本の現状について知れば知るほど日本の性教育不足を痛感し、危機感が募っていきました。


それと同時に、性教育の基礎となる「人権教育」や「コミュニケーション教育」を5歳からスタートするデンマーク・オランダなどの国々を訪問したときに、「性教育・人権教育・差別教育 が充実した国の人たちは、みんな自分がありたい姿でいられて、嫌なことはいやと伝えていて、それが他の人から侵害されない環境って生きやすいなぁ」と感じました。


↑「イギリスで『セクシーなレースのパンツを履くことは性的同意』という加害者側の訴えにより性暴力の加害者が無罪になったこと」をうけ、デンマークで #ThisIsNotConsent のデモンストレーションが行われた。(Amnesty international 主催)


↑フィンランドで訪問した小学校では、男の子がマニュキュアをぬった手を見せてくれました。


性教育をもっとオープンに日常的にすることは、尊厳を大切にしながら生きられる人を増やすことにつながるんじゃないかと、そして私はそういう人を増やすために起業をしたいと考えるようになりました。


「犯罪に巻き込まれたら110番」くらいのレベルで、性被害にあった時の対処法や避妊の仕方などの基礎性知識を常識にしたい!!そういう社会を作りたい!



頂いた資金は効果測定用のトイレットペーパー作成費用に充てます。

A.内容作成費=56万
 トイレットペーパー5種類 内容作成費=21万円
 デザイン費=20万円
 監修する専門家・医療関係者への謝礼 =15万円

B.プリント+配送費=30万円。
 製造費 5種類×300ロール=1500ロールで約22.5万円(1個150円)
 配送料+梱包 (リターン用)50セット×1500円=7.5万円

C.その他費用=35万円
 リターンにかかる費用(交通費配送費など)=18万円
 クラウドファンディングの手数料120万円×14%=17万円


今回作成する性教育トイレットペーパーはみなさまへのリターンとして送るほか、小中学校や公共施設、児童施設などで学習効果の測定を行うために使用します。


今回のクラファンで集めたお金は、効果測定のために使用しますが、9月以降を目処にSowledgeのホームページ(Sowledge.org)からも定期購読の申し込みができるようにする予定です。申し込みの準備が整いましたら支援時のメールアドレスにて報告させていただきます。


Sowledgeメンバー

Sowledge(ソウレッジ)代表 つるたななせ

私は「どんな社会で自分は生きていきたいのか」「どうしたら私や周りの人が幸せになるのか」を人生をかけて何度も考えてきました。そして、デンマークで性教育留学をしていた時にこたえをみつけました。私が生きていきたい社会は「性教育が充実していて、誰もが自分らしい性との関わり方自由に安全に選択できる社会です。

この社会を実現するためにがんばります!応援よろしくお願いします!


Sowledge(ソウレッジ)副代表 やまだれい

「自分のことを好きだと言える人を増やしたい」

 自分の身体のこと。 誰かの身体のこと。 自分の心のこと。 誰かの心のこと。 誰かを想うこと。 自分を想うこと。 それが、性を知ること。 自分と向き合い、 誰でもない自分のことを 少しでも受け入れられるようになること。 昨日よりちょっと好きになれること。 「こんな自分だけど、私は好きだよ」 そんな風に言える人が少しでも増えたらいい。 そんな想いで私は、このトイレットペーパーを作ります。



内容監修・作成・サポートメンバー


医師 中村葵


助産師/Youtuber 大貫詩織(写真左)


セクシュアリティ診断サービスanone,  中西高大



性的同意啓発団体 Genesis 

藤阪希海(写真右奥)・鈴木七海(写真右前)



PR 株式会社サーベイボックス 小林武尊



自分だけで実現するのは難しいかもしれませんが一緒に広げてくれる人たちの協力があれば絶対にできると思っています。

みんなで「誰もが自分らしい性との関わり方を自由に安全に選択できる社会」を作りたい!

ご協力よろしくお願いします!



<All-or-Nothing方式>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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