本プロジェクトページをご覧いただきまして、ありがとうございます。『さとねこたより』編集長の黛 純太(まゆずみ じゅんた)です。お察しの通り生粋のねこ好きで、好きが転じてねこの広告代理店 chátという活動を学生時代にはじめました。

ドイツへの視察訪問や数々の保護ねこ団体へのインタビューを通して、ねこの殺処分ゼロの必要性を改めて感じた一方、「自分が直接ねこを助けるのではなく、ねこを助けている人を助けることで、結果的により多くのねこを救える仕組みを作りたい」という考えに至り、ねこの広告代理店という関わり方をすることに決めました。

chátのミッションは保護ねこ文化のリブランディング。単に保護ねこ文化を発信するのではなく、「病気を持ってそう」「不潔そう」のような保護ねこに対する誤解を解いていくことに重きを置いています。より気軽に保護ねこの情報に触れらるように、「カワイイ!」と思ってもらえるようなプロダクトを心掛けています。もちろん『さとねこたより』もその一つ。「カワイイ!」をきっかけに手に取り、中を覗いてくれたら嬉しいです。


「さとねこ」と里親さんの暮らしぶりを切り取ったフリーペーパーです。「さとねこ」というのは、保護施設を卒業して里親さんの家族になった保護ねこ達のことを意味する造語です。

編集長を務める『にゃ太郎』、その秘書の『ミミ子』の両方がさとねこ。もちろん2匹とも元保護ねこです。にゃ太郎が保護ねこだった頃の友達にお手紙を書きたいと考えたことから、この『さとねこたより』の制作がスタートしました。(という設定です)

「にゃ太郎から、さとねこ達へのお便り」という意味を込めて、『さとねこたより』。2019年2月にプロトタイプ版である0号を発行。現在は全国各地の保護猫カフェなどで配布中です。(LOVE&Co.ネコリパプリックの各店舗Cat's Meow BooksONLY FREE PAPER TOKYO / NAGOYA16の小さな専門書店宮崎のコミュニティハウス

実際に保護ねこを家族に迎え入れたご家庭に、インタビューを行う

新しい家族とどんな暮らしをしているのか写真でもお届け

多くの人に保護ねこについて理解してもらうため、イラストを多めに使いポップに紹介


「ねこと暮らすのって大変そう...」という友人の声がきっかけでした。ねことの暮らしはもちろん大変なことも多いですが、それ以上に幸せな瞬間に満ちています。だから、『さとねこたより』を通じてねことの暮らしの魅力に気づいて欲しいと考えました。

そして、新しくねこを家族にするならペットショップではなく保護ねこから家族に迎え入れて欲しいという願いも込めています。保護ねこ時代のエピソードや里親同士のつながり、保護団体による譲渡後のサポートなど、保護ねこならではの魅力にも気づいて欲しいです。

最後に、『さとねこたより』を読んでねことの暮らし方のコツを知ることで、ねこと人の両方が幸せに暮らせる家庭が増えてくれたら嬉しいです。


フリーペーパーという方法を選んだのには2つの理由があります。

①メッセージを「手渡し」できるから
メールやSNSを使えば、伝えたいことをより多くの人により速く伝えることができます。しかしその方法では、その裏に隠された「想い」や「熱」を伝えることは簡単じゃない。フリーペーパーは、顔を合わせて直接渡すことができます。手に取ってもらう状況を選ぶことができます。そうすれば、丁寧に「想い」を伝えられるし、そうして初めて「熱」は伝播するものだと考えます。デジタルが発達した社会だからこそ、逆に「手に取れる」情報の価値が上がってきていると思います。

②受け取った人のもとに情報が物理的に「留まる」から
インターネットが普及したこの社会には、知りたい情報も知りたくない情報も溢れています。保護ねこの話題というのは、世間一般の人からすれば「知りたくない情報」の部類。命のことを扱う重い話題なので当然です。普段ならすぐに流れていってしまう情報を、手元に置いて置けるカタチ、置いておきたくなるデザインで届けることで、受け取り手にメッセージを「留める」ことができると考えました。


『さとねこたより』1号の受け取り方はこちら。
①「フリーペーパーを買っちゃうコース」で支援
②発行後、全パトロンにお伝えする配布場所へいく
③制作メンバーに郵送をお願いする
NECO STANDに受け取りに来る


ご支援頂いたお金は、取材や印刷、リターン品の準備にかかるお金に使わせていただきます。
・取材費:5万円
・印刷代(2,000部予定):6万円
・リターン品(郵送費込):6万円
・配布場所への郵送費:1万円
・その他:2万円
・CAMPFIRE掲載手数料 / 決済手数料:0円
(余った分は、2号以降の発行に充てます)

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。お気付きの方もいると思いますが、ご支援いただいたお金の3割(6万円)をリターン品のために使います。最後に、そのことについて説明させてください。

僕が行なっている活動については冒頭で説明しましたが、その活動をする上で大切にしているのは「保護ねこの関係人口を増やす」ということです。保護ねこ団体の商品以外に、作家さんの作品をリターン品に設定しているのはそのため。こうすることで、いままで保護ねこに関わりのなかった人が「保護ねこ活動」に参加できるし、作家さんのファンを中心に、その輪を広げるきっかけになり得るわけです。

もしこの考えに共感してくれるなら、『さとねこたより』0号を手に取ってみたり、保護ねこカフェに行ってみたり、ぜひ気軽に「保護ねこ活動」に参加してみてください。

そして最後の最後になりましたが、保護ねこの可愛さを少しだけ楽しんでいってください。

黛の実家のねこ

0号に登場したシャンさんの前足

LOVE&Co.にいる保護ねこたち
ネコリパにいるねこのお昼寝

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