〈はじめに〉
みなさま、はじめまして。僕、平嶋大雅(タイガ)は三重県熊野市に住む高校3年生です。生まれは大阪、育ちは沖縄県宮古島。ここ熊野には中学2年生の時から住んでおり、今年で5年目です。
去年の6月より、熊野の魅力を地域内外にPR するため『Discovery熊野』を立ち上げ活動しており、Facebook・Instagram・Twitter・YouTubeで熊野の魅力を世界に発信しています。熊野の名所や絶景はもちろん、マイナーな神社や学校の帰り道で見た綺麗な夕日、さらに熊野で働く人など、様々な角度から熊野の魅力を見つけ出し、その瞬間を写真・動画に収め発信しています。
〈僕の住む熊野〉
熊野市は、三重県南部にある人口1万7千人弱の市です。東側は雄大な熊野灘に面し、森林率88%の豊かな自然環境に包まれています。また、日本の歴史・神話において重要な場所も多く、日本最古の神社である「花窟神社」や、伊勢神宮から熊野三山をつなぐ「熊野古道」などが残っています。熊野詣や「伊勢に7度、熊野に3度」という言葉があるように、その昔は多くの人々が訪れていた場所です。
しかし、消滅可能性都市のリストに載るほど、将来の人口の減少が問題となっている場所でもあります。
〈このプロジェクトについて〉
今回僕はここ熊野に住む高校生を対象にしたフォトコンテストを開催します。
なぜ僕がコンテストをしようと思ったのか。それはある日、インターネット上で長年住んでいた宮古島のサトウキビ畑の写真を見つけた事から始まります。それは住んでいた時は日常的で、平凡な風景だったのですが、遠く離れた地で改めてそれを見てみると、それは懐かしく、心に突き刺さる風景でした。その何気なく見ていた風景、そして過ごしていた時間は、実は掛けがえのない「瞬間」だったことに気づいたのです。そうしたことにより、熊野で過ごすこの「瞬間」も大切にせねばならない、と強く感じるようになりました。なので、ともに高校生生活を送る僕の仲間にもその瞬間の大切さに気付いてもらいと思ったからです。
事実、僕の友達のほとんどが熊野に無関心です。超高齢化・若者の流出・過疎化が進み「熊野の未来は暗いな~」というような雰囲気が漂っています。
しかし僕はそうは思いません。ここでは、太陽は壮大な熊野灘から登って歴史ある地を照らし、山間を流れる川は澄み渡り、幾重の山々を夕日は赤く染め、夜になれば無数の星が瞬きます。僕はこの素晴らしい熊野の魅力を、あと数年経てば進学や就職で熊野を去る多くの高校生に再認識して欲しいのです。そしてこの地で生まれ育ったことに誇りを持つことが将来、何かにチャレンジするときの自信に繋がるのではないかと思っています。
この『Discovery熊野フォトコンテスト』では、「高校生から見た熊野」というテーマで作品を募集します。自分たちが日々目にする地元熊野の風景、光景。名所・絶景はもちろん、普段の何気ない学校帰りの風景、友達と寄り道する学校近くのお店、昔家族と遊んだ近所の公園。今、それぞれが思う熊野で過ごす素晴らしいと思う「瞬間」を写真に収めたものを集め展示します。そこでは、様々な「瞬間」が満ち溢れ、訪れた人たちが熊野の魅力を再発見することができる空間にしたいと思っています。
そして、このフォトコンテストで入賞した作品5点については、クリアファイルやポストカードにして商品とし販売します。そしてその売り上げの全てを撮影場所である各市町村に全額寄付し、自然環境保全などに役立ててもらいます。そうすることで、このフォトコンテストの開催が「その時」だけでなく、「未来」へと繋がっていくのではないかとも考えます。
〈フォトコンテストの概要〉
〇開催日時
5月18日(土)10:00~17:00
5月19日(日) 9:00~17:00
〇開催場所
熊野文化交流センター 多目的ホール
三重県熊野市井戸町643-2
〇テーマ
『高校生から見た熊野』
※テーマに沿っていれば、作品内容は問ません。
※過去に撮ったもので、高校生時代写真あれば 応募可能です。
〇参加規定
・撮影者は高校生であること
・撮影場所は熊野周辺(熊野と呼ばれている、呼ばれていた場所。紀伊半島南部)
〇賞品
・最優秀賞(1点)ギフト券3万円分
・優秀賞(3点)ギフト券1万円分
・特別賞(1点)ギフト券5千円分
〇審査方法
・最優秀賞及び優秀賞は来場者からの投票により選ばれます。
・特別賞は僕、平嶋が選ばせていただきます。
〈資金の使い道〉
・会場代及び備品レンタル代…21,000円
・作品印刷代…45,000円
・賞品総額…65,000円
・商品製作費…39,000円(クリアファイル・ポストカード)
・雑費…10,000円
合計 180,000円
〈リターンのご紹介〉
支援額によって感謝の気持ちを込めて、お礼のメール、入選作品を使ったポストカード・クリアファイルをお送りさせていただきます。
〈最後に〉
正直、僕自身クラウドファンディングは初めてで、戸惑うことも多いのですが、このフォトコンテストを成功させたい気持ちはとても強いです!しっかりと信念を持ち、全力で取り組みますのでご支援いただければ嬉しいです。よろしくお願いします!
この度のフォトコンテストは、プロジェクトの成否に関わらず開催が決定しておりますので「All in」方式で募集させていただいております。
たとえ資金が全く集まらなかったとしても、フォトコンテストは開催いたし、リターンをお届けします。
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