はじめに・ご挨拶

はじめまして。自身が虐待を受けてきた経験があり、その経験を活かし世界から虐待をなくしていくために活動をしています。Aiと申します。2017年から児童養護施設でパステル画教室を開催し、関東圏を中心に、延べ1,000人以上の子どもたちにパステル画を伝えてきました。



子どもたちがのびのびと自己肯定自己表現ができるよう、子どもたちの作品の展示会の開催や、過去虐待を受けた方が当時どんなことで悩み苦しんできたのか、今どんな気持ちでいて、これからどんな人生を送っていきたいのか、交流会を行っています。

今後2019年6月3日から6月9日までの7日間、児童養護施設の子どもたちの作品の展示会兼過去の虐待が原因で社会生活にハンデをもつ方々が集えるお食事会を開催します。

 

このプロジェクトで実現したいこと

関東圏を中心に複数の児童養護施設へ、ボランティアでパステル画教室をしています。

子どもたちがパステルを使って、絵を描きその時間を楽しみ自分を表現するその時間の積み重ねは、心を癒していくことに有効です。何よりも子どもたちがいつも雑談をしながら、笑顔でそのままの自分でパステル画教室に参加をしてくれています。それだけでもすごく意味のあることだとわたしは思っています。

ですが、やはりせっかく描いてくれた作品をそれをたくさんの人にみてもらいたいなと思うのです。みてもらうことが子どもたちの自信にも繋がっていくからです。

自信をもつことで自分の意見を率直に人に伝えることができたり、人間関係がスムーズにいきやすくなり、だれかと一緒にいるのに孤独感を感じるということも少なくなります。

虐待を受けて大人になると、たくさんの生きずらさを感じながら誰にもその思いを打ち明けられずに、社会生活をおくれなくなったり、その境遇から自分を過度に責めてしまって精神疾患になってしまったりします。

わたし自身が、虐待を受けてきたから、子ども時代苦しい気持ちで過ごし悩んできたその気持ちがわかります。虐待影響で仕事や人間関係で悩み、うつ病になりかかったこともあります。大人になって、虐待を受けなくなっても虐待影響が続き、苦しむその思いが理解できます。

わたしは上記に書いたような、今虐待を受けて苦しんでいる子どもたちが少しで笑顔で過ごすために、児童養護施設の子どもたちが描いた作品の展示会と、過去の虐待が原因で社会生活にハンデをもつ方々に対して、虐待を受けても幸せに生きるためのきっかけになる場の提供として、お食事会を開催したいのです。

そのためには、展示スペースのリース代、子どもたちに描いてもらうための画材道具代、子どもたちの作品を展示するための備品の資金が必要です。その資金をわたし一人の手では生み出すことができません。皆さま、お力を貸していただけないでしょうか。

※児童養護施設の子どもたちが描いた作品の展示会で使うためパステル画材道具は児童擁護施設に寄付させていただきます。


プロジェクトをやろうと思った理由

わたしは、2017年から関東圏の児童養護施設へボランティアでパステル画教室をさせていただいてます。複数の児童養護施設へ行っているのですが、1年、2年経過するなかで思ったことがあります。始めはわたしの名前をみんな呼ばなかったのですが、いつのまにか「せんせい」「Aiせんせい」「Aiさん」「Aiちゃん」呼んでくれるようになったのです。

わたしの存在を子どもたちのなかにいれてくれるようになったのです。なんらかの家庭の事情や虐待が背景にある子どもたちが、一人の存在を認識してくれるってすごいことです。ここでいう認識するって心を開いてくれたっていうこと、この人なら心をみせてもいいのかも。そう子どもたちが思うなにかがきっとあったと思うのです。

たった一人でもいい。素直にたとえば今辛い、苦しいと思ったときに話ができる人間が、心を見せれる人間がいたら心が楽になるんじゃないのかなと思ったのです。

わたしは、児童養護施設の子どもたちにとって、過去に虐待を受けて大人になった人たちにとって、この人になら心をみせれるかもそう思ってもらえるような自分でありたいなと思いました。

そんな自分をみて、虐待当事者が自分も幸せに生きたいと強く決意をし幸せになる勇気をもってもらいたいのです。虐待当事者が幸せに生きることで虐待の連鎖は必ず減っていきます。少しでも虐待を受けて苦しんでいる子どもたちや、過去虐待を受けて大人になった方々が今を幸せに過ごしてもらえたらと思っています。


~2019年6月3日から9日までの期間の展示会とお食事会について~

このお食事会のなかで、虐待を受けて悩んできた、今現在も虐待影響に悩み苦しんでいるという方に対して、虐待を受けても幸せに生きるってどういうことなのか、どの様に過去の苦しみを乗り越えたかを知ってもらえたらと思っています。

さらに児童虐待に関心を持っていても経験がない為にどんな事が虐待で、受けた子どもはどんな気持ちになるかを経験者が自分の体験を語っていきます。 ご来場者、お食事会参加者には、参加した感想や、子どもたちの作品をみて感じた事、各々の気持ちでパステル画とメッセージを書いていただきます。

書いていただいた作品はリターンで使用させていただくと同時に児童養護施設の子どもたちへ贈ります。


これまでの活動



2017年から関東圏の複数の児童養護施設へボランティアでパステル画教室を開始。
2018年2月から2月28日池袋で展示会開催(児童養護施設の子どもたちの作品含む)
2018年9月1日から9月30日池袋で展示会開催(児童養護施設の子どもたちの作品含む)
2018年12月15日から12月17日原宿で展示会出展(とある児童養護施設の子どもたちへ贈るパステル画)
2019年2月9日から2月11日原宿で児童養護施設の子どもたちが描いた展示会開催


今後の活動  

2019年4月13日 Let's LOVE ME!!対談を池袋で開催予定(虐待当事者同士の対談)
2019年4月25日 Let's LOVE ME!!ランチ会を池袋で開催予定(虐待当事者同士のランチ会)
2019年6月3日から6月9日 児童養護施設の子どもたちの作品の展示&お食事会を横浜で開催予定
2019年6月15日から6月17日 原宿で展示会出展予定(とある児童養護施設の子どもたちへ贈るパステル画)
2019年8月20日から9月1日 北池袋で児童養護施設の子どもたちの作品の展示会開催予定
2020年4月1日から4月30日 池袋で児童養護施設の子どもたちの作品の展示会開催予定
その他随時関東圏中心としながら2020年までに関西方面の児童養護施設の子どもたちにパステル画を伝えにまわる予定で活動していきます。


資金の使い道

児童養護施設の子どもたちの展示会の店舗リース代:1日20000円×7日=140000円
60名の児童養護施設の子どもたちのパステル画画材道具代、展示会に使用する備品代:370000円
キャンプファイヤー様手数料98000円  
残りのご支援金をリターン製作費にあてさせていただきます。


リターンについて

3000円 心を込めて送るお礼のメール
5000円 心を込めて送るお礼のメールと心を込めて描いたポストカード
10000円 心を込めて送るお礼のメールと、心を込めて描いたポストカード(額付き)と、6/3~9の展示会&お食事会のご招待券1枚
30000円 心を込めて送るお礼のメールと、心を込めて描いたポストカード(額付き)と、6/3~9の展示会&お食事会のご招待券2枚
50000円 心を込めて送るお礼のメールと、心を込めて描いたポストカード(額付き)と、6/3~9の展示会&お食事会のご招待券3枚と世界から虐待をなくすために作成したLOVETシャツ1枚
100000円 心を込めて送るお礼のメールと、心を込めて描いたポストカード(額付き)と、6/3~9の展示会&お食事会のご招待券3枚と、世界から虐待をなくすために作成したLOVETシャツ2枚
200000円 心を込めて送るお礼のメールと、心を込めて描いたポストカード(額付き)と、6/3~9の展示会&お食事会のご招待券3枚と、世界から虐待をなくすために作成したLOVETシャツ3枚と、来場者の方々の想いを書いたパステル画
※1万円以上のリターンについては心を込めて描いたポストカードが額付きとなります。
※展示会&お食事会の滞在費用お一人様7000円、交通費は自己負担でお願いいたします。
1日限定10食(メイン食材お肉かお魚選択可能)
お食事会の売上の一部は児童養護施設へ寄付させていただきます。


実施スケジュール

児童養護施設の子どもたちの作品の展示会&お食事会
日時:2019年6月3日から9日 17時から23時(最終受付22時まで)
場所:神奈川県横浜市
参加資格:過去、虐待を受けてきた人。現在虐待を受けて苦しんでいる方。虐待ではないかもしれないけど、家庭環境がよくなく、もしかしたらあれは虐待だったのではと思っている方。展示会に参加して子どもたちの空気感に触れたい、お食事会に参加して虐待について知りたい、虐待当事者と話がしたいといった方もご参加いただけます。ご参加希望の方は、希望日時をメッセージにて承ります
参加費用:お食事会代 お一人様7000円
お食事代と交通費はご負担ください。
1日限定10食(メイン食材お肉かお魚選択可能)
お食事会の売上の一部は児童養護施設へ寄付させていただきます。


最後に

今毎日のように、どこかで虐待報道がされています。虐待って、

遠いどこかのことのような気がするかもしれません。自分のお友達とかにもそんな人がいるなんて聞いたことがないと思うかもしれません。でも虐待を受けてきたって言えない人がほとんどで、虐待を受けてきた自分には価値がないと思い、虐待を受けていたなんていったら恥ずかしいと思い、誰にも言えずただ虐待影響に苦しむ。そんなことが実は広がっていたりします。私自身小さいころ虐待を受けていたなんて当時はわかりませんでした。虐待って人の人生を変えるんです。今隣にいるお友達が虐待を受けている、受けていたかもしれないのです。そうして人にいえない悩みを抱えているかもしれないのです。

わたしは、世界から虐待をひとつでもなくしていきたい。虐待を受けてきた子どもたちが、過去虐待を受けて大人になった人が幸せに過ごせるよう働きかけていきたいです。

今回のプロジェクトはその大きな一歩になります。わたし一人では絶対に成功させることができません。

どうか皆様の力を貸してください。ご支援、情報のシェア等ご協力お願いいたします。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。今回計画しているイベントは虐待を受けてきた子どもたち、過去虐待を受けてきた方の希望に繋がります。必ず実現します。

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