◤みなさま初めまして!◢

ルワンダのスラムにある小学校を、子どもたちが安心・安全に通えるように直したい!!


このプロジェクトにご興味を持っていただき、ありがとうございます!!


「ルワンダハッピーマザープロジェクト」のプロジェクトリーダー、株式会社OSOTOの香川智彦と申します。


▶︎プロジェクトに関しては”こちらをご覧ください

ハッピーマザープロジェクトの主旨は、写真を通じたルワンダのスラムに住む母子家庭の支援です。当然スラムのコミュニティにもご協力をいただきながら開催をします。

プロジェクトの共同主催者であり、現在ルワンダで日本料理店「KISEKI Authentic Japanese Restaurant」を営む山田美緒が、現地コミュニティに今回のプロジェクトの説明に伺ったところ、コミュニティリーダーからこんなリクエストがありました。

「学校を直してほしい。子どもが登るには高すぎる階段、崩れ落ちた屋根、はがれた壁、荒れた校庭……。今のままでは子どもたちが安心して学校に通える状態ではない


山田からミーティングでメンバーにこの相談があったときに、私たちは即決しました。


分かりました!
やりましょう!
子どもたちのため!!
私たちがお世話になるコミュニティのため!!


プロジェクトの収益から学校を直す費用を寄付することにしました。




◤ルワンダってどんなところ?◢

「ホテル・ルワンダ」をご覧になった方もいるかもしれません。1994年のルワンダ大虐殺。全人口の10%~20%、人数にして80万人と言われる人が殺されました。つい昨日まで隣人同士だったはずの人々が殺し合う悲劇。今もなおルワンダ人の中に深くその傷跡は刻まれています。


その大虐殺を経てルワンダ人は立ち上がります。高い経済成長率や美しい街並み、世界水準の投資環境、良好な治安など、世界中から熱い視線を集め、「アフリカの奇跡」と呼ばれる発展を遂げています。特に、政府の盛んなIT関連への投資から、アジアに次ぐ第三のシステム開発のオフショア先として期待が集まっていたり、様々なスタートアップが出てきています。実際にルワンダに進出している日本企業も多数。


そんなポジティブな面が多く語られるルワンダですが、その陰でルワンダの女性たちは、経済成長から大きく取り残されてきました。1日1食食べられるかどうか、という母子家庭も多いのが実態です。


大虐殺とその復興の混乱の中、踏みにじられた女性としての尊厳。
・避妊の知識がない
・お金欲しさに売春する
・家族計画なしの無計画な若年妊娠
結果シングルマザーとしてスラムの中で厳しい生活を強いられるに至っています。



◤どんなプロジェクトなの?◢

このプロジェクトは現地スラムに住むのシングルマザー達の雇用創出・就労支援につながるようカメラを通して貢献しようと企画しております。


具体的には、
 ・シングルマザーたちをモデルにしたファッションショー
 ・現地コミュニティの子どもたちとのスポーツイベント
 ・スラムの実情を見学
 ・サファリツアー
 ・ニューボーンフォト撮影会
 ・本気のモデル撮影会

などを企画しております。

これらの活動を通じ
 ・彼女たちに写真をプリントしてプレゼント
 ・帰国後フォトブック出版、グループ展開催
 ・各活動の収益を現地の生活改善のために活用
(雇用創出、学校修繕、衛生施設整備など)


といったことを目指しています。そんな中で浮き上がってきた”学校の老朽化問題”



マザー達が子供達を安心して通わせられるよう学校を修繕する費用を支援したい! 

私たちメンバーは立ち上がりました。



◤ご支援金の使途◢

今回のご支援は「All-In方式」とさせていただきます。ご支援いただいたお金は、主に学校修繕やトイレ・シャワー等コミュニティ内の衛生設備の敷設に使用させていただきます。


  • ◤目標を超えてご支援いただいた場合の使途◢

今回のスタッフは完全に自己負担で参加しております。

スタッフへの渡航費・宿泊費謝礼・報酬として充当するほか、帰国後の写真展開催費用、来年度以降の取組の初期原資として大切に残させていただきます。







◤KISEKIって何をしているところなの?◢

KISEKIでは地域のシングルマザーを雇用しトレーニングをして自立支援をしています。

彼女たちはスラムに暮らし、お互いに子どもの面倒をみたり、ご飯を分け合ったりと支え合って暮らしています。そういうものが希薄になってしまった日本からやってきた私たちには羨ましいとさえ思います。

彼女たちが暮らすコミュニティは数々の課題を抱えていますが、KISEKIもその一員として何かできることがあれば積極的に取り組んでいます。

彼女たちが暮らすスラムはKISEKIから徒歩5分~10分、住宅と住宅の合間を縫うようにして集落が点在しています。土壁でできた2畳ほどの小さな家が密集し、下水処理設備が整っておらず、洗面器に用を足して家の前に捨てる、溝に流すという家庭が多くあります。そこで、トイレを作って寄付をしてはどうだろうと考え、コミュニティのミーティングでチーフに相談をしに行きました。


すると、

「トイレを寄付するのはあなたたちの自由だけれど、私たちはここのママたちに現金収入を得る機会がほしい。それから、子どもたちが通う学校を修繕してもらいたいんだ」


というのです。


「子どもはルワンダの希望です」
「子どもの教育がとても大事だと思う」


と口々にチーフの言葉を後押しするママたち。


実際に学校に連れて行ってもらいました。

3つの教室がある小さな校舎は急な斜面に建てられており、床は穴だらけ、屋根はビニルシート、教室に入るための階段は大人の足の長さくらいあって子どもには高過ぎます。10名くらいの子どもたちが元気に板の取れたブランコや、柵のない錆びた滑り台で遊んでいました。全校生徒は20人で先生は1人、最貧困の家庭の子どもたちでも通えるようにと学費は無料、コミュニティの支え合いで成り立っています。

階段が高くて子どもたちは1人では登れません。雨季になると断続的に大雨が降り、未舗装の急斜面にある学校の周囲の土が崩れて落ちます。屋根がない教室は水浸しになってしまいます。


「この子たちが安全に学校に通えるようにしたい」


ルワンダ政府にとって子どもの教育は最優先課題の一つです。
義務教育は無償(※学費の他に月数十円~数百円程度必要です。地域による。)、おかげで就学率は90%を超え、識字率も15歳から24歳の識字率が2000年は48%でしたが2014年には86%超と年々高くなっています。


アフリカの奇跡と呼ばれるほどの復興を遂げ経済成長を続け、富裕層向けのラグジュアリーな観光を売り出し、ICT立国としてイノベーションやベンチャー企業のスタートアップ、オフショア開発などとキラキラした面が目立つルワンダ。そんな表舞台に立つためには、それが必要なのかどうかは別として、全国民への教育による底上げが必須です。とはいえやはり小さなコミュニティ(といっても首都のど真ん中ですが)の学校の抱える問題にまでは政府からの支援は得られないようで、問題は問題のままで仕方なく過ごしていたということ。


子どもたちが安全に学校で勉強できるように。この地域から夢を抱いて社会に出ていく子どもたちをみんなで見守れるように。今、コミュニティが本当に必要としている支援をしようということで学校の修復に取り組むことにしました。


こちらが現在の学校の様子です



子どもたちが安心・安全に学び、遊べるように私達は支援していきます。

そして衛生面でのトイレの整備や遊具の整備なども行ってきます。


  • 修繕作業の様子を撮影してきました



こちらは地域の方と協力しながら、階段の修復作業をしている様子を撮影したものです。

子供たちのためにたくさんの方が協力してくれました。学校、そして学びを大切にしているからこそ地域の協力が得られ、子どもたちにも安全な環境を作ることができるのです。




  • ◤最後に◢

日本で義務とされている教育は、他国では当たり前ではないこと。

同じ世界に生まれているのに、育っていく環境にはとても大きな差があります。

それでも力強く今日を生きるママのために、最高のたからものである子どもたちのために安心・安全が当たり前のことように学校にいける支援をぜひよろしくお願いいたします!!私達も現地で身体を動かし、地域の方と一緒になって修復作業をしてきます!


そのチカラをできるだけ多くの家庭に届けるご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!!



  • 2019/12/31 15:08

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2019/12/18 23:05

    こんにちは!プロジェクト代表のGocciこと香川です!随分お待たせしてしまい申し訳ありません(涙)ようやく返礼品が手元に揃い始めました。こちらの写真は「ポストカード」と「ステッカー」です。ポストカードは75種類の中から3枚選んでお送りします。どんな写真が来るか楽しみにお待ちくださいね!フォトブ...

  • 2019/12/06 22:54

    プロジェクトシェアミーティングの日程が決定しました!!パトロンのみなさま、お世話になっております。プロジェクト代表のGocciこと香川です。この度、以下日程にてシェアミーティングを開催することになりました。 ・シェアミーティングin東海(岐阜):12月21日(土)16時〜 ・シェアミーティング...

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