※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

「アーティストになりたい。」「イラストレーターになりたい。」

そう思っても、

「じゃあ、どうやってなるんだろう?」
「なっても、どうやって生計を立てていけばいいんだろう?」

その様な疑問が浮かんできます。
夢があっても、実現する道のりは、なかなか教えてくれる場がないのです。

「誰かが教えてくれれば、どれくらい助かっただろう」

私たちは大人になった今、過去を振り返りそう思っています。

だから、実際にその仕事で生活をしている人たちにインタビューをして、
少しでもその疑問に答えられればいいなと考えました。

「生き方」というと、一般的に「精神面」に焦点を当てがちですが、
今回は、「どのように生計を立てているのか」という事にも焦点を当てて
クリエイター志望の方向けの講演を行います。


●実施イベントについて

「クリエイターの生き方」in 宇都宮

前半 6月 9日(日)14:00-16:00 クリエイターの仕事紹介
   ゲスト:アーティスト 高須咲恵さん
後半 7月14日(日)14:00-16:00 アートの世界とその支援
   ゲスト:Project501 和佐野有紀さん
会場:一般社団法人栃木県青年会館コンセーレ 小ホール
http://www.concere.jp/
運営:牛毛アートプロジェクト

■インタビューにご協力いただいた方(50音順)

秋場康平さん 画家
Ushimaru Saeki アーティスト
河内晋平さん 会社経営
キューライスさん 漫画家、イラストレーター
毛塚友梨 陶芸家、会社経営
小松孝英さん アーティスト
高須咲恵さん アーティスト
ai sayamaさん イラストレーター
照紗さん グラフィックデザイナー
和佐野有紀さん Project501 ディレクター
和田郁子さん 建築家

■レクチャーの内容

クリエイターの仕事で生計を立てている方々(副業を持っていない)約10名にインタビューを行い、集めた情報をもとに発表します。

レクチャーは前半と後半の2部構成になる予定で、それぞれにテーマがあります。
クリエイターにとって、買い手や支援者など、彼らの周囲の人たちの存在も大変重要です。クリエイターを目指す人だけでなくて、アートに興味がある方にも聞いていただける内容になっています。

 前半 クリエイターの仕事紹介
 ① クリエイターはどうやってクリエイターになったのか
 ② クリエイティブな仕事の収入源&お金の話
 ③ クリエイターになるために必要なこと
 ※内容は多少変更になる可能性があります。

 ゲスト:アーティスト 高須咲恵さん
 ストリートアートやグラフィティなど、都市での表現をテーマとして、
 活動するキュレーションチームSIDE CORE の代表であり、
 同時にアーティストとして活動している。

 後半 アートの世界とその支援
 ④ アートの世界のしくみ
 ⑤ これからアートを盛り上げるためには
 ※内容は多少変更になる可能性があります。

 ゲスト:Project501ディレクター 和佐野有紀さん
 慶応義塾大学大学院で日本のアートマーケットについて研究。


↑宇都宮市の中心部にある二荒山神社


●このプロジェクトを始めたきっかけ

私たち、牛毛アートプロジェクトは二人とも栃木県宇都宮市にある作新学院の美術デザイン科の卒業生です。

宇都宮は全国的に見ても美術系の教育機関が多いのですが、その割に栃木県出身のアーティストは少ないように思います。

一つの大きな理由としては、情報不足です。
身の回りに実例が無く、ある程度東京との距離もあるので、
活きた情報を得られる機会があまりありませんでした。

私たちも宇都宮の学生時代には、アートを仕事にするための情報が少なかったため、将来のビジョンを持つまでに非常に時間がかかりました。さらに、その為の情報を得るには実践するしか方法がなかったため、多くの労力を費やしました。

昨年、毛塚(牛毛アートプロジェクト)は宇都宮で展示をする機会があり、その時に、地元の若者向けにクリエーターとしての生き方をレクチャーしてはどうかと提案されました。毛塚は、東京の美大を卒業したため、幸い周囲にアートを生業にしている友人・知人が多数おり、その人たちから情報を集めることができる境遇にありました。

情報不足で困るということは、自分も長く経験してきたことなので、自分に出来ることがあるならば是非行動に移したいと思い、このプロジェクトを始めるに至りました。

↑運営の牛毛アートプロジェクトも普段はそれぞれが作家活動をしています。


●このプロジェクトのねらい

このレクチャーによって、クリエイターの実像を知る事により、より早い段階で明確な将来のビジョンを持つ手助けができるのではないかと考えています。そのため、早めに自分の夢にむけた行動を起こすことが出来るので、クリエイターを職業に出来る可能性を上げることができるのではないかと思います。

また、クリエイターの周囲の方々も「地元のクリエイターを応援したい」という素晴らしい考えをお持ちだけれど、何をすればいいのかが分からない、知識がないままにそれぞれが関わるため、あまり本質的な助けになっていない現状というのも知りました。なので、クリエイターについて知っていただくと共に、どのような関わり方がクリエイターに助けになるのかを知って頂く機会になるのではないかと思います。


↑今回インタビューにご協力いただいたクリエイターの作品&スペース。
(左から和田郁子さん、河内晋平さん、Ushimaru Saeki、秋場康平さん、和佐野有紀さん)


●今後、この活動を展開できる可能性

この企画の第一回目は宇都宮ですが、日本中で程度の差はあるにしても、同じ問題を抱えており、この活動が必要とされている可能性を持っています。情報や機会として一番恵まれている東京でさえも、この情報を知りたいという人は多く存在すると思います。

以下、宇都宮の状況と近い内容となりますが、日本全体での問題について書きます。

日本では、毎年美術系の学校からたくさんの学生が卒業していくのに、それを生業に出来る人はとても少ないです。
その理由の一つは、卒業後のクリエイターとしての生き方を知らないからです
美術の学生たちが卒業後クリエイターとして生きていくためには、教育機関を出た後の生き方を知る必要があります。しかし、多くの場合、実際は学校で教えてくれるのは技術中心で、クリエイターとしてどのように生きていけばいいのかは教えてくれません。
ですから、職業としてクリエイターがどのように生きているのかを知るという事は、夢を実現させるために貴重な情報になると思うのです。

また、日本人の多くは、アートは美術館に見に行くもので、買うものではないと思っています。
しかし、日本のクリエイターが生きていくのが難しいもう一つの理由は、買う人がいないことなのです。
大勢の人が上野の美術館に行列を作ってまで入ろうとする、その入場料を、若いアーティストの最新のアートの為に使ってもらえたら、どれだけ日本のアートは発展するでしょうか。

クリエイターの周囲にいる方たちも、アートなどに興味があって、応援したいと思っているのに、どのように関わっていけばいいか分からないという場合が少なからずあると思います。

ですので、少しでもクリエイターのこと、アートの世界について知っていただくことで、お互いが楽しめるアートの関わり方を知って頂くきっかけになるのではないかと思います。

↑今回インタビューにご協力いただいたクリエイターの作品
(左から毛塚友梨、小松孝英さん、ai sayamaさん、高須咲恵さん [SIDE CORE -渋谷の部屋#2-,2018 / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD]、キューライスさん)


  • ●牛毛 Art Projectのご紹介
  • 私たち牛毛アートプロジェクトは、栃木県宇都宮市にある作新学院高等学校 美術デザイン科の卒業生
    陶芸家 毛塚友梨とアーティスト Ushimaru Saekiを中心とするグループです。
    このレクチャー企画を実行するために結成されました。


毛塚 友梨

www.yurikezuka.jp
栃木県栃木市出身、東京都在住の陶芸家。東京藝術大学卒。
大学卒業後、2年間の作家活動を経て、2012年うづまこ陶芸教室を開業。
2015年事業が法人化。2016年横浜に陶芸教室ダルン開業。
出産を機に会社を夫に引き継ぎ、子育てをしながら作家業復帰。
現在は「アーティストとして社会の中でどんな仕事が出来るのか」を模索しながら活動中。

詳しい経歴はこちら

↑毛塚が窯に作品を詰める様子

Ushimaru Saeki 

www.facebook.com/UshimaruSaeki
栃木県宇都宮市在住。作新学院を卒業後イラストを専門的に学び、
卒業後はアーティストとして故郷でもある宇都宮を拠点に、国内外で作品発表を続ける。
過去の活動としては、宇都宮市中心市街地活性化の活動の一環で、
オリオン通りでのアートパフォーマンス、
宇都宮PARCOでのライブイベントなどを開催。(現在店内に作品展示中)
企業ともタイアップし、年賀状や壁紙の販売などを手がけている。
こうした活動をきっかけに、海外での展示が決まるなどの実績もあり。

詳しい経歴はこちら

↑Ushimaruがモデルさんにメイクを施す様子。


●資金の使い道

クラウドファンディングでのご支援が足りない場合、自己負担での開催になってしまいます。
必ずクリエーターを目指す若者の為になるレクチャーだと思いますので、
何卒ご支援よろしくお願い致します。

人件費・交通費
クリエーターのインタビューにかかった費用
ゲストを呼ぶためのお礼
フライヤー等のデザイン・印刷料金
ホームページ制作費
会場レンタル料金
会場での備品レンタル料金など

↑今回インタビューにご協力いただいた照紗さんのキャラクター「キブナドン」
元は、栃木県の郷土玩具「きぶな」。


●リターンについて

たくさんのリターンをご用意いたしました、お好きなものを見つけて頂けると嬉しいです。
詳しくはリターンの掲載欄をご覧ください。全て税込価格での表示です。

3,240円 Ushimaru Saeki オリジナルポストカード
5,000円 Ushimaru Saeki ペイント布パーツ 
5,400円 毛塚友梨 青い箸置き
8,100円 毛塚友梨 A4リメイクシート3枚組
8,100円 「クリエイターの生き方」全2回 ご招待
10,800円 うづまこ陶芸教室の体験無料チケット 
      →うづまこ陶芸教室1日体験について https://www.uzumakotougei.com/taiken.html 
10,800円 毛塚友梨 小皿 
16,200円 Ushimaru Saeki 手作り足モチーフ
16,200円 毛塚友梨 蛇口オブジェ
21,600円 毛塚友梨 たい焼きの掛花
21,600円 Ushimaru Saeki イラスト原画
27,000円 Ushimaru Saeki お弁当立体
32,400円 毛塚友梨 中鉢
32,400円 Ushimaru Saeki ペイント布原画
43,200円 Ushimaru Saeki 円パネル作品
54,000円 毛塚友梨 たい焼きの掛花(熨斗付き)
81,000円 毛塚友梨 花器
108,000円 毛塚友梨 作品作ります or 差し上げます
      →毛塚友梨ホームページ www.yurikezuka.jp
162,000円 「クリエイターの生き方」出張講演します


↑リターンの例


●実施スケジュール

既にアーティストへのインタビューは終了しています。

~5月31日(金) クラウドファンディング
 6月 9日(日) 14:00-16:00 前半 クリエイターの仕事紹介
 7月14日(日) 14:00-16:00 後半 アートの世界とその支援
 8月末     報告書完成、リターンの発送開始

↑今回インタビューにご協力いただいたai sayamaさんのアトリエでのインタビューの様子。


「クリエイターの生き方」知ることで「自分の生き方」を見出すきっかけに

クリエイターへのインタビュー内容でも知ることが出来るのですが、
全員がそれぞれの道を選び、それぞれの方法でクリエイターとして生計を立てています。

このレクチャーを聞いたクリエイター志望の方たちが、
「クリエイターの生き方」をもとに「自分の生き方」を見出す参考にしてもらえたら、
私たちは大変嬉しく思いますし、この活動を行うために尽力したことが有意義であったと思えます。

将来的には、クリエイターとして生計を立てられる人が増え、今よりもアートをクリエイターと共に楽しめる方も増えて、市場が今よりも拡大し、結果としてクリエイターとして生きていける人が更に増えるという好循環が生まれればそれが一番の理想です。

どうか、出来るだけ多くの皆様にこのプロジェクトの事を知っていただき、
今後のクリエーターたちの為に、ご支援をいただきたく存じます。

何卒よろしくお願い致します。


※トップ画像
 SIDE CORE -渋谷の部屋#2-,2018 / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD


  • 2019/07/15 17:13

    昨日、沢山の方にご協力、ご支援頂きましたお陰で「クリエイターの生き方」後半が無事に終了致しました。後半も沢山のお客様にお越し頂く事が出来ました。本当に有難うございます。「アートの世界とその支援」いかがでしたでしょうか。交流会も、沢山の方にご参加頂き、とても充実したお時間を過ごさせて頂く事が出来...

  • 2019/06/10 11:11

    アートレクチャー「クリエイターの生き方」前半が無事に終了致しました。会場いっぱいのお客様にお越し頂き感無量です。ご協力、ご支援下さった皆様のお陰です。本当に有難うございます。クリエイターの生き方についての講演、いかがでしたでしょうか。交流会も、様々な方にご参加頂きとても充実したお時間を過ごさせ...

  • 2019/06/08 14:38

    昨日、牛毛アートプロジェクトのクラウドファンディングが無事に終了致しました。ご拡散からご支援まで本当にありがとうございます。パトロン様には、リターンのお品発送までお待ち頂く形になりますがよろしくお願いいたします。お陰様で「クリエイターの生き方」前半がいいよ明日開催となりました。ご支援頂きました...

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