▼はじめに

知り合いから勧められたビジコン。テーマは「音楽×テクノロジー」。締め切りは2日後。
ぼーっと電車に乗っていた。

多くの人がスマホを開いている。きっとそれぞれが別々のことをしているんだろう。

「…この電車に乗っている人たちが、みんなで同じことをできたら面白いな」
「みんなのイヤホンを乗っ取って、同じ曲をみんなのイヤホンから同時に流せたら面白いな」
「その音楽をきっかけにコミュニケーションが生まれたら、もっと楽しい世の中になるだろうな」

こんな大学生の思いつきから、MixPlayerはスタートしました。

この”思いつき”をプロダクト案"MixPlayer"としてまとめ、ビジコンに提出。
予選を通過し、決勝のピッチでも審査員の落合陽一さんから高い評価をいただき、優勝。
その特典として出演したラジオ番組では、ゲストの成毛眞さんからも高い評価をいただきました。

僕は人間関係の問題は、コミュニケーションの不足から発生しているのではないか?
と考えています。
同じ職場や同じ家庭にいても、何も口を聞かない人とに対しては、なんとなく不信感を抱いてしまう。

でも、ちょっとした会話の「きっかけ」があれば、コミュニケーションはどんどん膨らんでいく。

たとえば、これは僕の実体験。
久々の帰省をした家族の食卓。しばらく会ってなかったこともあり、少し緊張感がある。
母親が、家族みんなが好きな「尾崎豊」のニュースを共有する。
その会話をきっかけに、弟が大学についての話をする。
父がゴルフについての話をする。
家族のコミュニケーションが広がっていく。


誰もが聴く『音楽』を使って、
自然と『コミュニケーション』が生まれる機会を作りたい。
音楽とテクノロジーの力で、誰もがコミュニケーションに困らない世界を作りたい

このような思いで、MixPlayerは動き出しました。
4月から時間を割きにくくなる僕に代わって、末吉・市川が中心となって、
このプロジェクトを動かしていきます。
このクラウドファンディングはその第一歩目です。

矢野優介


▼MixPlayer とは??

MixPlayer は、同時に音楽をシェアするチャットアプリです。
どこでも友達と同時に好きな曲をシェアして話したり、近くの人がどういう曲を聴いてるのか知ることもできます。詳しい機能の説明に関しては後述します。


このアプリには大きく分けて『Public Room』『Private Room』の2つの機能があります。
まずは、『Public Room』から紹介します。

『Public Room』では、現在地の情報をもとに、市区町村ごとに割り振られたルームで同時に音楽を1曲30秒だけ流し、会話できます。

例)MixPlayerをひらいて「Public Room」を選択した「Mai」は今、東京にいるので東京都のルームへ自動的に入ります。自分が普段聴いている音楽を東京にいる人に共有したい「Mai」は検索アイコンをタップし、曲「Awesome City Club - ダンシングファイター」を選択して投稿します。そうすると曲のメインの30秒を東京の人と同時にシェアすることができます。

同時に音楽をシェアすることができるので、まるでライブのような盛り上がりが生まれることも!


次は『Private Room』を紹介します。

『Private Room』では、アプリ内アカウントで相互フォローしている友達や家族とだけで、世界中どこでも繋がれて同時に楽曲をフルで流し、会話できます。
ただし、システムの都合上、Spotifyプレミアム会員しか使用できません。予めご了承ください。




▼資金の使い道

支援いただいた資金に関しては、下記の項目で利用させていただきます。

・MixPlayer アプリ開発、運用に伴う費用
・MixPlayer 会社設立費用
・MixPlayer プレスリリース時のPRにかかる広告費用

現状は、資金がほとんどなくアプリ開発を続けることも厳しい状態となっています…。
今回集めた資金は、今後の開発・運用を加速させるための費用に当てさせていただきます。
MixPlayer を本格的に運用し、
音楽とテクノロジーの力で、誰もがコミュニケーションに困らない世界を作る』ため、
ご支援のほどよろしくお願い致します。


▼実施スケジュール

・現段階では『Public Room』の試作版開発まで終了しました!
・4月中 クローズドβ版 Webアプリ、『Public Room』実装完了予定
・4月27日(土) クラウドファンディング終了
・5月中 クローズドβ版 Webアプリ、『Public Room』『Private Room』実装完了予定
・6月中 会社設立
・6月~7月中 Webアプリローンチ



▼メンバー紹介

末吉 優希 (Yuki Sueyoshi)

MixPlayer 音楽担当


ー経歴ー
1997年生まれ。愛知県半田市出身。愛知県立大学情報科学部3年。
2013年3月から2015年3月まで、Youtuberとして活動しチャンネル登録者数6000人、総再生回数300万回を達成。
2017年3月から、コミュニティFM放送局 MID-FMで毎週土曜17時~18時「Music Lovers Box」を自主番組として持つ。
2017年4月から、同局のラジオディレクターとして複数の番組を担当。
2018年4月から8月まで、トラックメイカーとして海外アーティストと楽曲制作をする。
2018年9月から10月まで、エイベックス株式会社で長期インターン生としてマーケティング業務に携わる。
幅広く音楽関係に没頭中。

ーきっかけ、そしてプロダクトに対する思いー

「なにか新しい音楽サービスでも作りたいな」
そう思いながら、Twitterで検索をかけて見つけたのがたまたま MixPlayer でした。
ビジネスプランも投稿していたので内容をみたところ「面白そうだな」と思い、すぐさま矢野に連絡。これがきっかけです。

僕は「音楽を通じて、誰もが気軽にコミュニケーションを取れる世界の実現」を強く願っています。様々な音楽を通じて自分の知らなかった世界に触れながら新たなコミュニケーションの可能性を見出し、広げる。とても理想的だし、単純にそんな世界に興味があります。

それともうひとつ、僕には MixPlayer を通じて成し遂げたいことがあります。
それは「MusicFMを筆頭とした違法ストリーミングサービスをなくす」こと。
アーティストがいて成り立っているビジネスなのに、アーティストに還元されないなんて可笑しな話です。
しかし、僕が「違法ストリーミングサービスはダメ」と言ったところで何も変わらないでしょう。

そこで僕が考えた対策は、合法ストリーミングサービスである「Spotify」に付加価値をつけることです。
Spotifyの音源の同時再生を可能にするMixPlayerを世の中に広めることによってSpotifyの利用者増に貢献することが重要であると思っています。

僕は矢野のビジョンに共感しながら、自ら課題として意識しているものも含めて MixPlayerを動かしています。
成功させます。





市川 創大 (Sota Ichikawa)

MixPlayer エンジニア&デザイン担当

ー経歴ー
筑波大学情報学群情報科学類1年。
中1の頃にプログラミングと出会い、好奇心からのめり込んで行く。
現在はPC/スマホ向けアプリを始め、ゲームやWebアプリを制作。
特にメディアを扱うのが好きで、直近では動画編集ソフトを自作してみたり、立体音響を生成するソフトを頻繁に制作。
更にCGを作ってみたり、最近は作曲を始めたりと、パソコンを使って様々な創作活動をしている。
ポートフォリオ: https://siy.space/

ーきっかけ、そしてプロダクトに対する思いー

「はじめまして、末吉優希と申します!」
春休みを満喫していた僕のもとに1通のDMが届きました。
「アイデアを形にしたいので力を貸していただけませんか?」
突然で驚いたものの、お話を聞くことにしました。
結論として、MixPlayerは「日常生活において、音楽はイヤホンをして一人で聞くもの」という自分の固定観念を覆すものでした。みんなと同じ音楽を聞くことは、ラジオやテレビ、生放送でもできるけど、MixPlayerのアイデアはみんなでラジオを作っているみたいで面白そうだし、楽しそうだと感じました。

MixPlayerは新しい音楽の楽しみ方を生み出してくれるサービスだと思っています。さらに自分に刺さったものは、音楽を「リアルタイム」に共有することでした。エンジニアとして、リアルタイム性があるサービスを作るのはロマンそのものです。
MixPlayerは自分に「使ってみたい!」と思わせただけでなく、「作ってみたい!」とも思わせてくれました。
自分の技術を総動員して開発に挑みたいと思います!




矢野 優介 (Yusuke Yano)

MixPlayer 発案者

ー経歴ー
1996年生まれ。埼玉県所沢市出身。 早稲田大学人間科学部4年。
2016年8月から2018年3月まで、株式会社ジョブライブでのインターン生としてコワーキングスペース『TOKYO PRODUCERS HOUSE』のコミュニティマネージャーを務める。
同スペースでのイベント企画経験をもとに学生向けイベントを東京、富山、島根、名古屋などで主催し、これまでのべ500人以上を動員。
2018年6月、イベントの参加者コミュニティを元に、全国の仕掛ける若者のオンラインコミュニティ『全国ワカモノ実験場』を2人の仲間と共に立ち上げ。
2018年8月より、同コミュニティにおいて「学生」であることを強みにしながらプロジェクト単位で企業の実際の課題解決に取り組める有料会員型のサービスを東京・島根で展開し、2018年1月時点で会員30名。コミュニティには2019年3月15日時点で150名が参加。
ふとしたきっかけから、”音楽×テクノロジー”のビジコンに出場することになり、MixPlayerを起案する。
2019年春からは一般企業に就職予定。





最後まで読んでくださりありがとうございます。

「音楽を通じて、誰もがコミュニケーションを取れる世界」を、クラウドファンディングを通して実現させます!

ご支援ご協力のほど、何卒宜しくお願い致します。


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