「やりたいことがわからない」

そんな日本の高校生が変わるきっかけを提供したい。

高校生キャンプ「僕らの秘密基地」は、
「これから迎える大学生活に向けて高校生に最高の機会を届けたい!」
という想いから株式会社キタイエとNPO法人アイセック・ジャパンの共催で行います。

「僕らの秘密基地」は埼玉県にて
3/22-3/23で行われる1泊2日の合宿型プログラムです。

今回のキャンプでは、高校生70人が全国より集い2日間を共にします。
彼らが全国から集まるハードルを下げるためには、
交通費や宿泊費の負担を軽減する必要があります。

彼らが「やりたいことを見つけたい」という思いを持っていても、
「お金がないからいけない」といった状況を無くしたい。

またそれは大学生メンターも同様です。
全国で活躍する大学生にメンターとして集まってもらうために交通費が必要です。

今回のイベントを実施するための運営費を皆さんにご支援していただきたく、
このクラウドファンディングを企画させていただきました。

初めまして、NPO法人アイセック・ジャパンの井関亮太(21)と申します!

現在神戸大学の3回生で、
「若者と社会の垣根を無くし、若者の夢の仮説を作る」ために様々な活動を行っています。

僕は徳島県出身です。大学に入学する際神戸に引っ越してきました。
そこで今でも覚えている出来事があります。

僕は夢がありませんでした。
大学にきた僕は膨大な数の部活やサークル、留学などの様々な機会選択に直面しました。

選択肢の多さに圧倒。。
僕は何から見ればいいかわからず経験したことのあるバスケばかりみていました。

しかし、ふと立ち寄った学生団体でおおきな影響を受けました。
そこで夢を持つ大学生に出会いました。衝撃だった。

「こんなにキラキラして夢を追いかける大学生がいたなんて」

そんなロールモデルの出会いから僕は、
夢を追いかけるきっかけと多くの選択肢を決めきる勇気をもらいました。


そして3年間、多くの大学生や高校生と出会っていく中で、気づいた問題がありました
「高校生が見えている世界が狭い」ということです。

上のグラフは高校生がどこで過ごすかを表しています。家と学校が大半を占めます。
高校生は1年の大半を同じサイクルで生活することが決まっています。
つまり、日常が大きく変わらない3年間を過ごします。
どうしたって、高校生は学校があり、部活があり、終わったら塾があります。
彼らはとても忙しいのです。

この生活サイクルは何を意味するのでしょう。

高校生は見える世界が構造上狭くなってしまいます。
そして世界が狭くなると、出会える人の数も減ってきます。

みなさんが高校生の時、いったいどれくらいの大人を知っていたでしょう?
彼らにとっては「大人≒親+先生」なのです。

その上、彼らにとって大人の印象はあまりよくありません。

実際大人になることにプラスのイメージを持っている高校生は少ないです。
将来のことを考えようにも、なかなかイメージがわきません。

では大人は本当に大変そうで、疲れているという印象だけで片付くのでしょうか?

実は、全然そんなことないんです。
多くの大人が喜ぶ必要性を感じ、36%もの人は実際に楽しんで働いています。
なぜ、この乖離が生まれてしまうのでしょう。

彼らは36%の働くことを喜んでいる大人たちを知りません。
ですが、僕は大学生活を通してでいろんな社会人や大学生を見てきました。
たくさんのかっこ良い大人達が社会で活躍しています。
高校生の時には知りませんでしたが、かっこいい大人たちがいるんです。

高校生が親と先生に加えてこの36%の大人たちを知ったら、大人の印象は大きく変わるのではないでしょうか。延いては自分の将来のイメージ像も変わるのではないでしょうか。

大人のイメージが変わる時、必ず高校生たちがもつ将来像が大きく変わります。
大人のイメージが変わると、自然とみんなはそかっこいい大人を目指します。

大人の違った側面が見え始め、知らない世界が顔を覗かせます。

(高校時代の僕。これしかなかった...)

僕も高校生の時、同じように思っていました。

「大人って忙しくて大変なんだな」
僕の身近な職業は公務員と銀行、公認会計士くらい。自分にとって仕事は、楽しむものではなく稼ぐもの、やらなければいけないものでした。

それに違和感を感じつつも、10年間ずっとやっていたバスケ以外やりたいこともなく漠然と身近で楽しそうな先生が将来の夢でした。しかし大学に入った時、投げかけられた1つの質問が刺さりました。

「何で君は先生になりたいの?」

僕は答えられませんでした。強いて言うなら
「(今見えてる範囲で)一番面白そうだから」でした。

「それなら先生じゃなくてもいいんじゃない?」

僕はもっと社会を知りたくなりました。
そして多くの大人に出会い、楽しんでいる大人たちがたくさんいることを知りました。

もし、僕があの質問がなければ、その後多くの大人に出会わなければ、今とは違う自分だったと思います。
やりたいことがなく、就活の時に焦り、たまたま受かった会社に入社、でも熱も入らず、、僕にとって十分にあり得る未来でした。

だから僕は、高校生たちに「何となく」で人生を決めて欲しくない。

これが僕のやりたいことです。

彼らが将来の夢ややりたいことを見つけるには、大人たちのかっこいい姿が必要です。

とはいえ、大人たちは忙しい。高校生に会おうにも余裕がありません。
ただ、まだ選択肢はあります。大学生はどうでしょう。

大学生は大人よりも多くの時間を持っています。
もし彼らの娯楽の時間の一部が高校生に共有されたらどうなるでしょうか。       

夢を持ち、追いかけている大学生たちをイメージできるようになる。
高校生が夢を持って活動する大学生の日常を感じられる。
そんな空間が生まれたら、彼らの大学生活はきっと変わると思います。

彼らが、「やりたいことを見つけたい」と願っても将来のイメージがつかない。
そんな環境をこのイベントは一変させます。

彼らがやりたいことを見つけるため、経験豊富な大学生たちと出会います。
そこで様々なワークに取り組み、大学生の日常に触れていきます。
その中で高校生たちは、自分の将来のイメージ明確にしていきます。

新大学生と一緒にワークをする様子

この社会は、「誰かの日常」の集積です。
高校生たちは、同じ日常を過ごしてる友達や家族、先生にしか出会えません。
だから、将来の夢も描くことが難しい。

高校生が大人や大学生の日常を感じられ、その日常から新たな夢物語が生まれていく。
そんな社会を僕たちは実現したいと考えています。

理想の社会を縮尺したのが今回のイベントです。たった2日間ですが、大学生の日常に触れ、高校生たちがやりたいことを見つけられるよう、夢を100個探します。

あえて、多くの夢を出すことで彼らが今まで見なかった世界に目を向けます。

この企画はここで終わりません。100個だした夢をそのままで終わらせないように、みんなに発信し合います。そして、同じ夢を持った仲間に出会います。
100個という数だからこそ、やりたいことが重なる仲間が見つかるのです。

また、合宿の最後に学生中心の団体を多数呼びます。彼らのやりたいを団体にぶつけて想いが重なったところに弟子入りしたり、見学にいってもらいます。
このイベントが終わった後、彼らのやりたいことを実現するきっかけまで生み出します。

僕たちは、高校生たちにこの企画で以下のような価値を提供します。

この機会を通して、高校生が自分の夢のために行動するきっかけを作りたいです。
冒頭述べたように、高校生はなかなか夢を持つ大人に出会えません。

そんな彼らは、夢を追いかける 大人をイメージできず、夢を追いかけることを諦めます。

でも、働くことで夢を追いかけることはできます。
彼らが夢を追いかける大学生に出会い、「自分にもできるかも」と思い行動を起こす。

その繰り返しが、本当にやりたいことを見つけるための一歩目です。
彼らの大学生活が同じ生活の繰り返しではなく、やりたいことに取り組む刺激のある日々であること。そして社会に出る時、彼らがやりたいことをするための選択ができれば、この合宿がいいものだったと言えそうです。

僕たちはこの企画に限らず、多くの高校生たちに価値を届けてきました。

今までは学校に出向き、高校生にやりたいを見つけるきっかけを提供してきました。

そして今回は、学校の外にやりたいを見つける機会を作ります。

自分の考えをみんなに共有する様子

夢を持つ大学生との対話

※こちらは随時更新していきます。

応援メッセージ「生まれ育った環境」という名の天井を突き破るには、好奇心あふれる第三者の存在が不可欠です。いろんな色やカタチの希望が集まる場、応援しています!

応援メッセージ「何か挑戦してみたいけど、何をしていいかわからない」 全国の高校生と出会う仕事をしていると、せっかく社会に目が向き、意欲が高まっていても。誰もそこに「選択肢」を見せてもらえず、悶々としている子によく出会います 。
せっかく意欲はあるのに、そのパワーを持て余しているのは本当にもったいない。「青春」という言葉あるように、全力で打ち込めるその人らしい「何か」と出会えるかどうかで、その後の人生にも大きな差が生まれてしまいます。
そうした子たちが一人でも多く力を発揮させるべく、いろんな選択肢を見せてくれる大学生・大人、そして同世代との仲間との繋がりはものすごく価値があると私は考えています。ぜひ、この取り組みを一緒にカタチにし、100人の人生がより楽しいものになるようちょっとだけ応援しませんか?

応援メッセージ  何事も「問い」が大事だと思います。「あなたはどんな時に幸せなのか」「あなたは何がしたいのか」「あなたは誰を笑顔にしたいのか」こういうことはあまり普段から考えないと思います。それにこういう答えのない問いを考えるのは疲れます。でも、その問いに答えを見出そうとすることで、人生は豊かになっていきます。4年間の大学生活、いろんなことを経験しながら、上のような「問い」に向き合っていってほしいなと思います。応援してます。

応援メッセージ  自分の頭と体の枠からはみ出た大きな夢をいっしょに描いていきましょう!

応援メッセージ  学生生活6年の最後の週末、これから新たに学生生活を始めるみなさんと楽しい時間を過ごせること、心待ちにしています!

応援メッセージ:「なにかやりたい。」その「なにか」への興奮を大切にしていきたいですよね。まだ見えていなくてもいいから、この合宿を、踏み出すきっかけに使ってください。

笹原 健司さん(高校教諭)
応援メッセージ

『 昔日本では「夢」を「願い事」とは区別していました。寝るときに見るのが夢(笑) 今は「夢」という言葉の中に多くの「思い」や「願い」が込められているようです。 そんな「夢」をたくさん描くことは、幸せになるための確かな一歩だと思います。 たくさんの「夢」の中の「真の夢」にたどり着いた時、本物の友情が生まれるのかもしれません。 学校じゃない場所で、全国の高校生が素直に表現できる空間を是非作って欲しいと思います。』

本企画は株式会社KITAIEとNPO法人アイセック・ジャパンの共催で運営しております。


NPO法人アイセック・ジャパン
世界126の国と地域で活動する世界最大級の学生組織AIESECの日本支部として、海外インターンシップ事業を運営する学生団体。1962年に設立され、現在では国内25の大学委員会が存在。社会の課題を解決するために若きリーダーを輩出することを目的に活動している。

株式会社KITAIE
コミュニティやネットワークのデザインを行う。「JASCA 一般社団法人全国学生連携機構」の立ち上げ等、学生と社会を繋げる活動を全国規模で展開する。2015年には事業創造会社「Scoville」に参画している。

みんな好きなように生きたいし、夢を追いかけたい。
それでも、「好きなように生きられるのは、ほんの一握りの人だけだから」という言葉を口から零してしまう。
本音で生きられない人に足りないのは確固たる意志でも、強靭な忍耐力でもなく、「自分の夢を笑わずに受け止めて全力で応援してくれる誰かの存在」だと思っています。

僕らに、高校生の「誰か」になるチャンスをくれませんか?
よろしくお願いします!

【以下アイセック・ジャパン運営メンバー】大学生メンター集客担当:牧原 宙哉(東京大学4年生)高校生集客担当:桶田 翔也(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス4年生)
コンテンツ作成担当:高山 裕輝(大阪大学3年生)コンテンツ作成担当:佐藤 拳人(立教大学3年生)外部招聘担当:高山 裕輝(慶應義塾大学2年生)

改めて課題と解決策、理想を整理します。

今回の企画はあくまでスタートラインです。

今回参加する高校生たちが、やりたいことを持って大学生活のスタートを切ると共に、日本の教育の変革にもつなげていきます。

学校の中だけで完結する教育形態ではなく、社会と学校が協力し、学校の内外で高校生たちが学ぶ機会を得ることが出来る開かれた教育機関を増やしていきます。

そしてその変革の当事者はみなさんです。

皆さんにはこのクラウドファンディングを通じて、日本の新しい高校教育の未来をつくる当事者として、私たちの仲間になってほしいと願っています。

今回のキャンプでは、高校生70人と大学生30人が全国より集い2日間を共にします。
彼らが全国から集まるハードルを下げるためには、
交通費や宿泊費の負担を軽減する必要があります。

彼らが「やりたいことを見つけたい」という思いを持っていても、
「お金がないからいけない」といった状況を無くしたい。

またそれは大学生メンターも同様です。
全国で活躍する大学生にメンターとして集まってもらうために交通費が必要です。

今回のイベントを企画するための運営費を皆さんにご支援していただきたく、
このクラウドファンディングを企画させていただきました。


支援額によって参加できるようになる学生の数が変わります。

ぜひご協力よろしくお願いいたします。


今回の企画の雰囲気を少しでも支援者の皆様に伝えられるようなリターンを用意しました!

【本イベントの活動報告書】
今回のイベントの概要・結果・考察・運営の声を中心とした活動報告書をpdfでメールにてお送りします。

【高校生からのサンクスレター】
高校生から支援者の皆様への感謝のメッセージをpdfにてお送りします!

【高校生が夢を発信する動画】
今回の企画では高校生に夢を発信してもらいます!
その様子をまとめた動画をお送りします。

【高校生の"その後"を知る、活動実施報告会にご招待】
今回の企画で100の夢を見つけた高校生の大学での日常を報告する会です。
彼らのイベントでの変化を感じることができます!

【応援メンバーに認定】
今回の企画に参加した高校生の有志が集うSNSグループに招待します!
彼らの活躍を同じ空間で応援することができます。

【あなたの教室に出張授業】
本イベントを企画した井関を含むアイセックメンバーが出向き授業を1~2時間分行います!
授業内容は「大学生の目線から見る社会」で大学生のプレゼンとそれに伴うワークです。
授業の型はありますが、授業の詳細は支援者様とご相談の上調整させていただきます。

※日時や場所によっては、ファシリテーターの大学生はいない場合がございます。
※出張期間は、2020年10月までです。
※現地までの移動交通費/宿泊費は、支援者様負担でお願い致します。
※イベント終了後、アイセックから4月上旬頃までにメールにてご連絡を差し上げます。

【 合宿コンテンツ資料の送付 】
合宿で行った各コンテンツの詳細(目的/ゴール/流れ)を記載した資料をpdfでメールにて送付します!

【高校生70名と大学生30名の計1万個の夢お届け】
今回のイベントの醍醐味である夢100個100人分をまとめた上で、pdf形式でメールにて送付します!

【合宿当日の見学】
今回の企画を会場に出向き、実際にご覧になれます!

概要
開始時間:2019年3月22日(金) 10時半
終了時間:2019年3月23日(土) 17時
場所:NWEC(国立女性教育会館)

参加可能時間
1日目 10:30~18:00 
[概要]1日かけて高校生が様々なワークに取り組んだり、大学生たちと対話したりする中で夢を100個見つけます。

2日目 13:00~17:00
[概要]見つけた100の夢から自分の本当にやりたいものに絞り、みんなに発信し、同じ夢を持つ仲間とつながるワークをします。

交通費/滞在費
支援者様のご負担でお願いします。
(NWECは宿泊施設もありますが、宿泊される場合は支援者様が手続きをお願いします。)

僕らの秘密基地。:Twitter


  • 2019/03/23 10:13

    おはようございます!昨日は更新が途絶えてすみません!報告する側の私も一緒に参加し、みんなで盛り上がらせていただいておりました(^^;)夢想では「喜怒哀楽」でモチベーショングラフを書き、振り返ってもらいました。そこから暗転した部屋で、お互いの過去や前の時間で出した夢を、大学生と高校生が交わりなが...

  • 2019/03/22 15:20

    あの手この手で、夢を100個見つけるコンテンツが始まりました!「そもそも夢とはなにか」ということをみんなで考えた後に、夢を大きく捉えてみようと掛け声をかけて「もしも、時間が無制限にあるとしたら?」「もしも、どこでも自由に行けるとしたら?」「もしも、お金を自由に使えるとしたら?」「もしも、何でも...

  • 2019/03/22 13:51

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