はじめまして。こどももりの小口真奈実と申します。この度は数あるプロジェクトの中から興味を持っていただきありがとうございます。私は「子どもの世界を広げる」をモットーに、子どもから大人まで楽しめる古絵本の販売を長野市を拠点に行なっています。

現在は長野県内外のカフェやイベントなどに年間30回以上出張して、絵本の販売やワークショップを実施しています。これまで続けてきた「直接子どもたちに届けに行く」活動も拡大していきたいと考えています。

そこで、今回新たな取り組みとして「移動販売車」にチャレンジし、その移動に必要な車の購入資金と改装費を募るクラウドファンディングに挑戦します!

あなたの住む街に行き、即席絵本屋をつくります。
こどもたちの世界を広げる古絵本を、全国のこどもたちに届けに伺います。

例えば、中山間地域の本屋さんがない街や村に行き、たくさんの絵本を並べた即席絵本屋をつくり、子どもから大人まで世代をこえた人たちに届けます。

古絵本に魅せられる

古絵本の販売をするようになってすぐに、私はどんどん古絵本に魅せられていきました。
自分が小さい頃に読んでもらった絵本はもちろん、
今ではもう手元にない絵本に偶然再会したり、名前も知らなかった魅力的な作品に出会ったり。
新品の絵本ももちろん良いのですが、
古絵本は手に取ったときになぜか温かさが残っています。
それは大切な誰かと一緒に読んだからでしょうか。読み込まれた絵本ほど愛おしくなります。
子どもでも扱いやすいよう、ハードカバーのしっかりしたつくりになっているので、
傷みにくく、少し手をかけてあげるだけで汚れがすっときれいになります。
そして新刊書店にはもう置いていない希少本や絶版本を扱えるのも魅力のひとつです。

新刊書店では出会わない出会いを

絵本を取り扱うようになって知りましたが、絵本は大きいもの、小さいもの、規格が様々で、本屋さんにとっては少し取り扱いにくい存在のようです。並んでいる本も、ベストセラーのものや新刊を中心に置いているため、かなり大きな本屋さんでない限り、出版した年がずいぶんと昔のものであったり、ベストセラーにはならなかった絵本は置いていないのが現状です。

こどももりの絵本は国も年代もちがう絵本が隣り合って並んでいるので、大人の方でも初めて出会う絵本が多いはずです。

私は4年前、大学卒業後から古絵本の販売を一人で始めました。
知り合いのデザイナーさんにお店となる場所をお借りして、地元岡谷市のお隣の、下諏訪町で古絵本屋を始めました。

最初は何のお店にするのかも決まっておらず、ただただ、子どもたちにとって、保育園・幼稚園と家の中間地点のような場所になったらいいなぁと漠然と思っていました。

専門的な知識はありませんでしたが、悩みに悩んで、古本屋にしようと思っていたものの、古本を仕入れている最中、絵本を見つけたときに心が踊りました。
学校の教員だった私の両親は、私と弟が赤ちゃんの頃からたくさんの絵本を読み聞かせてくれて、私は絵本が大好きでした。ふたりとも仕事が忙しく家で一緒に過ごす時間は限られていましたが、毎晩寝る前に必ず絵本を読んでくれました。今でもその声や読むリズムを体は覚えています。
絵本がきっかけで本の世界に魅了され、児童文学や伝記、小説、ビジネス書など様々なジャンルの本を読んで育ちました。


「本の世界が広がるきっかけとなる『絵本』を販売したい」
そう思ってから現在まで4年間、たくさんの方に応援やお手伝いをしていただきながら、古絵本を売り続けています。
1年間下諏訪町でお店をやった後、3年前からは拠点を長野市へ。店舗は持たず長野県大町市で開催されるALPS BOOK CAMPや山梨県富士吉田市で開催されるハタオリマチフェスティバルなど、地域で開催されるイベントに出店参加しています。

イベントに呼んでいただく他、自主企画として松本市にあるカフェ、amijokさんで月一回「&古絵本市」という小さな市を開催したり、お店の一角をお借りして絵本を販売するイベントを開いています。
昨年は県内外の飲食店やイベントに34回出店しました。


たくさんの人に絵本を届けたい!

昨年、BOOK CARをつくるきっかけとなる出来事がありました。
小谷村の大網地区にいる友人を訪ねたときに、その地区に住む何組かの家族の方と一緒にお昼を食べたり、山につくった遊具で遊んだりしました。その後、私の車にちょうど絵本を乗っていたこともあり、車のまわりが即席の絵本屋になりました。
「この本いいよね」「これ初めて見る本だわー」「お母さん、これがいい!」そんな声をあげながら、わいわい絵本を選んでいる風景を見たときにふと「この風景をもっと見たい」と思いました。
車を移動販売車にすれば、もっと気軽にふらっといろいろな場所を訪ねられて、そこに暮らす方々に絵本をみてもらう機会が増えるのではないか。そんなことを思い、このプロジェクトを立ち上げました。


車探しはLODEC Japan合同会社さんにご協力いただきます。
今回ご厚意により、車両の仕入れ値、必要経費のみで車を提供していただくことになりました。メンバーのたつみかずきさんより、応援メッセージをいただきました!


車の改修は長野県木曽郡上松町で活動するAGEMATSU WOOD LIFE MAKING(上松町地域おこし協力隊)さんにお願いします。メンバーの小林信彦さんより、応援メッセージをいただきました!


こんな未来を一緒につくりたい!

出店してきた中でお母さんと子どもが一緒に絵本を選んでいる姿を見るたびにぐっとくるものがありました。同じ絵本を読み、同じ方向をみている姿は、これからの未来の物語が生まれる瞬間であるように感じます。そして子どもが自分自身で絵本を選ぶ姿は、少し大げさかもしれませんが、自分自身で未来を選び取る瞬間であるように感じます。

子どもたちの過ごす場所が、まちの中に点在する未来。学校や塾、習い事だけでない居場所があり、地域の人たち、街を訪れた人たちと関わり合う未来。そんな未来もそう遠くはないはずだと信じて毎日活動を続けています。
子どもも大人も年齢関係なくわくわくする、そんな未来を一緒につくりませんか?

▼資金の使い道

皆様からいただいたお金は、車(中古)の購入資金と改造費に使わせていただきます。

購入代/60〜70万円
改装費/20〜30万円
手数料/20万円

▼リターンについて

●御礼メール
サポートしていただいた皆様に、心を込めて御礼メールをお送りいたします。


●こどももりオリジナルグッズ

サポートしていただいた皆様に、こどももりのオリジナルグッズ2点をお届けします。下記のグッズを制作中です。

○マルシェバッグ
※実際のデザインと多少異なる場合があります。色は白、青、黄色の3種類あります。
※色は選べません。何色が届くかお楽しみに!!


○ステッカー
※実際のデザインと多少異なる場合があります。
※ステッカーは丸型で、サイズは75mm×75mm程度の予定です。


●こどももりの古絵本セレクト

こどももりがセレクトした絵本をお届けします。
※備考欄に絵本を読む方の年齢、性別、好きなもの(こと)を添えてください。絵本を読む方は複数人でもOKです。(例:3歳/男/電車、虫)
※お届けをしてからの返品交換はできません。


●BACKYARD オリジナルグッズ

AGEMATSU WOOD LIFE MAKINGのメンバーの一人、小林信彦さんが手掛けるブランド「BACKYARD」のオリジナルグッズです。

○木とレザーの栞

○木のピアスorイヤリング
※ピアスかイヤリング、どちらか選択できます。

○木の花器

MAMECA
振るとシャカシャカと心地よい音が鳴るおもちゃです。
お名前の焼入れを希望の場合は備考欄に大文字のローマ字でご記入ください。(例:AKARI)


●BOOK CAR 出店よびだし権

ご希望の地域にBOOK CARが向かい、1日絵本屋さんを開きます。
出店を希望する地域によって金額が異なりますので、お気をつけください。
詳しくはリターンページをご確認ください。よびだし権は2020年まで有効です。


【企業・団体さま向け】
・BOOK CARに企業名(ロゴ)を3年間掲載する権利

※サイズは10cm×10cm程度を予定していますが、ロゴのデザインによってサイズは多少変わります。写真はイメージです。

実施スケジュール

2019年3月●日〜4月26日/クラウドファンディング
2019年6月/車購入・改修
2019年7月/車お披露目
2019年8月-10月/ リターン発送
注意事項

◎本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

【お問い合わせ先】
メール:mana[at]namiand.co
[at]を@に変えてお送りください。

  • 2019/04/27 17:55

    昨日、プロジェクトが終了しました。いざ蓋を開けてみると、なんと119万1千円のご支援を集めることができました!成功できるか、一緒にそわそわ、ドキドキしていただいた皆さま、本当に有り難いやら申し訳ないやら、、、これまで出会ってきた方から、お会いしたことがない方まで。123名の方に、ご支援していた...

  • 2019/04/24 20:21

    子供の頃、よく読んでいた絵本はなんだったろうか。内容はほとんど記憶にないけれど、表紙のイラストは思い出せる。「犬 絵本」で検索にかけてみると、すぐに見つかった。そうだこれだ、『ずーっとずっとだいすきだよ』だ。 記憶よりもどこか寂しげな表紙を見て、内容が気になった。当時の僕はどんな絵本が、どんな...

  • 2019/04/20 09:07

    「こどももり」の絵本に最初に触れたときコドモの頃、手に取った本が50年余の時を飛んで現れましたその絵本のセレクション一目惚れ、ってやつかなあ。。。ウチの庭と森でやるコドモのイベントにとお声掛けして幾度か来て頂きましたそして、今度は車(カングー?!かっこええなあー)に絵本を載せてあちらこちらでお...

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