▼ロシア式バーニャとは?


ロシアにあるサウナの事をバーニャと呼びます。ストーブの熱源温度はフィンランド式サウナよりも低めの設定となりますが、蒸気をたっぷりと発生させることで、体感温度は極めて高いものになります。

イズバでは薪をくべて火を起こし、白樺の葉で身体を叩きながら時間の許す限り、蒸気浴を楽しんでいただけます。


サウナ後にはさつき海岸沿岸部の地下水を使った水風呂と“神宿る島“宗像の風を全身でお楽しみいただけます。


▼ご挨拶

○アルビナ(イズバオーナー)からのご挨拶


はじめまして。イズバオーナーのアルビナ・マキナ(以下アルビナ)と申します。ロシア北部、ハバロブスク生まれのロシア人です。私は、ロシアの文化をもっと日本人に知ってもらう、もっと身近にロシア文化を楽しんでもらうために、2007年、日本でIZBAを設立しました。サウナは、そのロシア文化のひとつです。

----------------------------------------------------------------------------------------------------

○プロジェクトメンバーからのご挨拶

本プロジェクトは、アルビナを代表とした、「IZBA復興プロジェクトチーム」によるクラウドファンディングです。運営サポートとして、地元福岡の「九州サウナ放浪記」管理人の北村と「福岡サウナマニアブログ」管理人の村嶋が参加しております。

当クラウドファンディングの文章は、北村と村嶋が代筆しております。本来であればオーナーのアルビナ自らが直接書いてお伝えするのが一番かとは思いますが、なにぶんWeb全般が不得手のため、サポートとして携わらせていただきました。私共も不慣れではございますが、どうぞ宜しくお願いします。

〇プロジェクトで実現したいこと

「より本場のロシアを。より本場のバーニャを。より本場のイズバを。」

「同じイズバを再建するだけではなくて、もっとロシアを身近に体験してもらえるようなイズバにしたい。」

それがアルビナの想いであり願いです。簡単な話ではありませんが、この想いを実現したい!という気持ちから復興プロジェクトを立ち上げさせていただきました。


ロシアでの生活には欠かせないものが2つあります。

それは”バーニャ””ペチカ”です。以前のイズバはサウナ室内に薪をくべる暖炉口を設けておりましたが、火災が発生した教訓を活かして、次は外から薪をくべる安全な現地により近い方式に変更します。



バーニャには赤煉瓦を使ったペチカを設置。火災の原因にもなった煙突、暖炉口に関しては、より大型で排気口がしっかりとした煙突を立てて、材質も鉄よりも歪みがでない赤煉瓦の煙突にします。



以前のイズバではバーニャ棟の一部にロシア産の赤松を使用しておりましたが、他の箇所やコテージ棟には、比較的安価な杉の木を使用していました。

今度はもっとロシア産にこだわりたい。もっとロシアの木の香りを感じてほしいという思いからロシア産の赤松でサウナ小屋を建築(内部はリンデン)します。

イズバでは、先に木材の産地ロシアで資材集め・仮組みを行い、設計に問題がないことを確認してから、現地に輸送して再構築する手法を取っています。

現在は、ロシアでの木材の収集、組み立てを進めています。

▲2019年5月 ロシアでの組み立ての様子

ロシアでの進捗状況は、皆さまにブログ・Twitterで随時お伝えしていこうと考えています。

Twitterアカウント→https://twitter.com/IZBA14

▼日本現地の状況

▲火災直後のイズバ

火災が起きてからしばらくの間は、後処理に追われ悲しみに暮れる暇もありませんでした。

今は少しづつ余裕が生まれ、2019年5月に旧施設の解体処理が完了。

基本的にはイズバの従業員で解体を行い、有志の方々や古き良き友人たちに助けてもらいながら徐々に進めている状況です。

バーニャからの導線も含めて、もっと皆様に喜んでもらえるようなイズバにしたいという思いで日々頑張っています。



バーニャ、コテージ、母屋とほとんどの建物が焼失してしまいましたが、幸い工房だけは焼失を免れることができました。

この建物が残った事実はとても大きくて、機材が残ったことにより家具などの制作に取り掛かりやすくなります。

また、資材置き場として設置しているコンテナは最終的にはゲストハウスのような形で活用していく予定です。



▼資金の使い道

今回のイズバ再建に必要な費用を上記の通り概算しています。

そのうち、皆様にクラウドファンディングをお願いしたい金額は128万円。

ロシア産赤松の購入費用や現地での仮組費用までは火災保険や準備資金で賄います。

また日本での組み立て後、改装までの内装や機材の費用に関しては銀行からの融資を調整中です。

当クラウドファンディングでは、その間の作業にあたる日本でのログハウスや母屋、サウナ小屋の組み立て費用、資材輸送、ロシアからの職人の渡航費の一部に充てさせて頂きます。



▼今後のスケジュールについて

まだ確定していませんが、湿度が高い夏期を避けて、秋から日本での建築を開始。サウナ小屋だけ先行して来春4月のオープン。その後に母屋や食事棟オープンを目標にしています。

▼最後に


今回は火災が起きたことにより、不安で後ろ向きな気持ちになることも正直ありました。

ですが、サウナサイトのサウナイキタイを見て、沢山の人がイズバを良かったと思ってくれていたこと、沢山の人がイズバに行きたいと思ってくれていることを知って涙が出るくらいの感動と、感謝の想いを感じました。イズバを愛していただけていたことが何よりも嬉しかったです。




また、各地のサウナ愛好家の方々が私たちのために見舞金を集めてくださいました。日本での人と人との繋がりは、本当にとても暖かくて素晴らしいものだと感じましたし、とても励みになりました。

皆様のおかげもあって、私たちは前を向くことができました


私たちはそんな皆様にもう一度イズバをお届けしたい。

もう一度イズバを楽しんでほしいと強く願っています。

どうか皆様。愛してくれたイズバを復活させる為にお力添えを頂ければ幸いです。


------------------------------------------------

▼株式会社イズバについて

所在地:福岡県宗像市上八966

2007年、ロシア人アルビナ・マキナによって設立。同地において、ロシア建築、ロシア料理、ロシア式サウナなどのロシア文化をサービス提供する会社法人。イズバ(Izba)とは、ロシア語で「丸太小屋」という意味を表す。

http://izba-land.co.jp/

-----------------------------------------------

営業時間:10時から開始予定(決定しだい更新)

定休日:不定休(決定しだい更新)

○交通アクセス

【車でお越しの場合】

博多、北九州各方面から古賀インターチェンジ降車約36分

【博多駅から公共交通機関の場合】

JR鹿児島本線 東郷駅・教育大前駅下車。西鉄バス[鐘崎車庫行き]西町口バス停下車徒歩3分(1時間に約1本)

――――――――――――

○利用料金について


60分からのご利用(延長60分毎)で、料金/1棟での貸切利用になります。利用人数に関わらず料金は固定です。


サウナ棟は2棟。1棟あたり最大4~5名程度が同時に入れる広さのサウナルームで、テーブルと椅子のある休憩ルーム、外のシャワー・水風呂で構成されます。
※オープンは先行してサウナ利用のみで営業します。

▼バーニャサウナ

3300円(1時間/1棟)

▼宿泊

未定(決定しだい更新)

▼料理

未定(決定しだい更新)

――――――――――――


○リターン品について

リターン品については下記内容をご準備いたしました。使用期限は設けずに、利用できそうなタイミングで活用して下さい。


サウナチケット

1枚でサウナ1棟1時間分無料券としてご利用いただけるチケットです。延長時にもご利用いただけます。宿泊に対してご利用希望の場合は1枚を3300円分としてご利用可能になります。(事前に利用時間の予約が必要です。)(※宿泊に関しては今のところ再開時期未定です。)


▼イズバチケット

1枚1500円分のお支払いに使用していただけるクーポンチケットです。サウナや宿泊、食事など全てのお支払いにご利用いただけますので、自由度が高いチケットとしてお使い下さい。

(※宿泊・食事に関しては今のところ再開時期は未定です。)


▼ドリンクチケット

700円以内のドリンク1杯分と交換でご利用いただけます。700円以上のドリンクの場合は700円分のドリンクの支払いに充当可能です。

▼イズバオリジナルフェイスタオル

非売品のイズバオリジナルのタオルです。ロシアの友人に協力いただき、数量限定で作ります。お渡し方法は訪問時に手渡しでお渡しします。

※画像はイメージのため、実際とは異なります。


▼イズバオリジナルサウナハット(フリーサイズ)

非売品のイズバオリジナルのサウナハットです。ロシアの友人に協力いただき、数量限定で作ります。お渡し方法は訪問時に手渡しでお渡しします。

※画像はイメージのため、実際とは異なります。


▼ロシア産白樺のヴィヒタ

ヴェニークの本場ロシア産の乾燥ヴィヒタを袋詰めでお土産におつけします。関税の関係上、大量に取り寄せることが難しいため、数量限定のリターン品になります。お渡し方法は訪問時に手渡しでお渡しします。



―――――



このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください