廃品を立体作品に変えるアーティスト石田真也が、タイ・バンコクで2ヶ月間の滞在制作と海外初個展に挑戦します!

▼はじめに

こんにちは。石田真也です。京都を拠点として「見えない力」をテーマに立体美術作品を制作し活動しています。主に廃品(不要となったもの)を素材に祭壇をつくっています。

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今年の目標であった海外進出、ようやく自力で展覧会の機会を掴みとることができました!2ヶ月間タイのバンコクに滞在し、はじめの1ヶ月は現地の廃品を素材に制作。あとの1ヶ月で個展を行います。廃品はその土地の文化や生活など、あらゆる情報を持っています。メイドインバンコクの廃品で何ができるのか、そしてその作品は、祭壇の街バンコクにどう映るのか挑戦します。また記録映像として、映像作家の森本J遊矢が同行し、撮影します。

しかし完全に資金不足な現状です。僕の活動を知っていただき、1人でも多くの方に賛同していただければとても嬉しいです。「バンコクの廃品をアートに変える」初の海外個展挑戦です!どうぞ、応援よろしくお願い致します!

▼石田真也に関するリンク

石田真也ホームページです。過去の作品写真などもご覧いただけます。
http://final-kyoto.sakura.ne.jp/?page_id=28

石田真也のYouTubeページです。これまでの活動動画の一覧です。
https://www.youtube.com/channel/UCLnf1r8Ni7bf5P4Yr2Nws9g

個展「INAXギャラリー特別企画展10daysセレクション」展示の様子とインタビュー記事です。
http://www1.lixil.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001920.html

カンボジアでの活動「みんなで学校作ろうプロジェクト」特集ページです。
http://studycompass.org/assp/?みんなで学校作ろうプロジェクト,4

▼このプロジェクトでバンコクに挑戦する理由

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僕が初めて行った海外はタイでした。移動式屋台やトゥクトゥク(バイクタクシー)など、実用的で極彩色のものが日常に溢れ、ド派手な電飾で飾られた祭壇が各家にひとつずつありました。その光景や日常感覚の価値観の違いに感動し、このときに感じた感覚や色彩が、今の移動祭壇や屋台作品のルーツになっています。そしてもうひとつ、僕の作品の重要な要素として「祭壇」があります。

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インドを訪れたとき、宗教への信仰心が人々の軸になっていて、人々は神の存在を信じ、まっすぐでピュアな強い気持ちを持っていると感じました。人々はその気持ちに助けられ、そのまっすぐな気持ちの集まる寺院には、見えない力が宿っていました。僕自身は無宗教ですが、そのエネルギーそのものに感銘を受け、作品を通してそのように気持ちの集まる場所をつくりたい。という思いから「見えない力」がテーマとなり、廃品を素材とした独自の祭壇をつくるようになりました。

この夏、8年ぶりにバンコクを訪ね、Lee AnantawatとThomas Menardが経営するギャラリー「speedy grandma」で作品集を見てもらい、個展が決まりました。ギャラリー展示に加え、車輪の付いた移動式の作品を実際に動かし、バンコクの路上を歩きたいと考えています。今の作品スタイルの原点となったバンコクで、あれから日本で表現してきた僕の作品はどう映るのか挑戦したいと思います。また、今回のプロジェクトが成功することで、今後の活動のステップアップに繋がる確信があります。

ギャラリー「speedy grandma」ホームページ
http://www.speedygrandma.com

▼これまでの主な活動の紹介

【カンボジアにフリースクールを設立】(2014年7月)
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カンボジアで、フリースクールの設立と持続を目的に活動しているASSP(Angkor Sakura School Project)に参加し、2週間滞在活動を行いました。カンボジアに学校を建てるという活動は多く見られますが、現地では何よりも「継続すること」が求められています。建物にお金をかけて学校を建てても、継続させることが資金的に難しく、子供たちにも「お金がなければ何もできない」という認識をさせてしまいます。ASSPは、できるだけお金をかけずに、一緒に学校をつくること。支援する人もされる人も関係なく、成長する場所を提供することを目標としていました。そこに共感した僕は、アートの側面からも一緒に何かできないかと思い、参加させていただくことになりました。

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この活動で僕が感じたのは、やはりアートの可能性です。学校をつくる作業の他にも、現地で廃品を集めて学校のシンボルとなる立体物や、おまもりホルダ(以下、説明と写真有り)を制作していたのですが、それを見ていた子供たちが、道にポイポイ捨てているゴミを拾い集めて持って来てくれるようになりました。こうして言葉も文化も違う場所で心が通じたきっかけは、僕がアーティストであったからだと思います。学校設立だけではなく、作品を通して人と人が繋がり、残せたものがありました。 これからもこの活動は続けていく予定です。

「みんなで学校作ろうプロジェクト」特集ページ
http://studycompass.org/assp/?みんなで学校作ろうプロジェクト,4

【移動祭壇・搬入マラソン】
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展覧会で作品を見せることは、その時点で見る人を限定してしまっているのではないか。という気持ちから、作品を引いて実際に街を歩き、ゲリラ的に「見せる」ということをしました。1回目は京都、2回目は東京と、展覧会場までの搬入を「見せる」ということで『搬入マラソン』というイベントをつくり、チラシやインターネットでルートと時間を事前に公表し、たくさんの知人友人に応援に来ていただき、普段美術館には行かれない方々にも見ていただくことができました。作品を通して色々な人と関わっていくことで、僕自身も幸福を感じることがわかりました。

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【作品を通して広げる、人との繋がり】
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美術品を買っていただくことは、なかなか難しいことです。「もっと美術が浸透してほしい!」と思い、キーホルダーというわかりやすい形式で販売しています。購入者は自動的に僕の信者(応援者)となり、顔写真をフォトアルバムにさせていただいています。どんどん増えていく信者。いつか信者を集めて信者フェスを行ないたいです。

▼主なリターンの内容とご説明

作品はどれも1点もので、メイドインバンコクの廃品を使ったタイ限定作品もご用意いたしました。ご支援いただいた方には、ここでしか手に入らない映像やグッズなどもお選びいただけます。同金額のものが2種類ありますが、こちらは記録映像のプレミアム上映会ご招待(京都)に参加が難しい方にも、お選びいただけるようにご用意いたしました。お好きなものを見つけていただき、バンコクでの個展の実現に向けて、ご支援よろしくお願いいたします。

【オリジナル携帯待受画像】1,000円リターンから
過去作品の携帯待受画像2点をメールでお送りいたします。 ※掲載画像はイメージです。
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【メールマガジン配信】1,000円リターンから
バンコク滞在中に、活動のレポートや生活の様子をご報告いたします。毎週1回の全9回をメール配信いたします。

【バンコク限定作品集のデジタルフォトブック】2,000円リターンから
バンコク滞在中に制作した作品集を、デジタルフォトブックのデータにしてメール配信いたします。

【パトロン限定動画】
映像作家の森本J遊矢が同行カメラマンとして撮影した、ドキュメント動画をパトロン限定サイトからご覧いただけます。

【オリジナルステッカー2枚】3,000円リターンから
写真左側のステッカーが1枚+右側のステッカーはどちらか1枚をランダムでご郵送いたします。
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【バンコク展示風景のポストカード3枚】3,000円リターンから
滞在2ヶ月目の個展での、作品や展示風景のバンコク限定ポストカード3枚をご郵送いたします。 ※掲載画像はイメージです。
9.ポストカード

【おまもりホルダ】
身に付けやすく人気の作品です。形は同じパターンで、色はランダムでご郵送いたします。サイズ:約縦15cm×横5cm×奥行き2cm  ※掲載画像は過去の作品です。今回は新作をお届けいたします。
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【バンコク限定おまもりホルダ】
1点もの作品。帰国後にバンコクの廃品で新作として制作いたします。多様なデザインの中からランダムでご郵送いたします。
サイズ:約縦15cm×横15cm×約3cm ※掲載画像は過去の作品です。
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【飲食付プレミア上映会ご招待】
場所:京都市西京区大原野「ファイナル京都BAR」スペースにて開催
時期:1月中旬を予定(人数が多い場合は1月下旬にも開催)
内容:京野菜など地元の旬のお料理3,500円相当付き、パトロン限定の特別上映会とアーティストトーク
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【ミニ祭壇】30,000円リターン10名限定
1点もの立体作品。小さな祭壇のなかに世界観があり、展示しやすいサイズの作品です。
サイズ:約縦15cm×横15cm×奥行き15cm
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【オーダーメイド祭鏡ライト付き】100,000円リターン2名限定
壁掛けシリーズ。ライト付きのため間接照明のように展示できる作品。今回ご支援いただいた方のために、完全オリジナルの1点ものとして制作いたします。また、バンコクの廃品に加え、ご希望の廃品を使っての制作も可能です。サイズ:約縦50cm×横50cm×奥行き30cm  ※掲載画像は過去の作品です。
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▼集まった資金の使い道

渡航費(同行カメラマン1名含む)155,000円
制作費100,000円
食費(2ヶ月間)50,000円
宿泊費(2ヶ月間)90,000円
リターン郵送費20,000円
海外旅行保険20,000円

▼石田真也 略歴

1984年 和歌山県生まれ
2007年 大阪成蹊大学芸術学部美術工芸学科テキスタイルコース卒業

受賞
2014年 第4回産廃サミット 優秀賞
2009年 第19回 紙わざ大賞 入選
2006年 JAPAN TEXTILE CONTEST スプラウト賞

個展
2012年 Wonderful Trash展(mograg garage/東京)
2011年 石田真也展(コンビニまんげん/京都)
2011年 INAXギャラリー特別展10days selection石田真也展―ワンダフルトラッシュ―(INAXギャラリー/東京)

グループ展
2014年 第4回産廃サミット(+PLUS/東京)
2014年 Angkor Sakura School Projectフリースクールの建設(ECCS/Cambodia SiemReap)
2014年 mograg garage presents 総天然キャンプ(吉祥寺バウスシアター/東京)
2014年 Aquvii Art THE TERMINAL(THE TERMINAL/東京)
2014年 上京物語(渋谷PARCO ミツカルストア/東京)
2014年 京都府美術工芸新鋭展―京都国際現代芸術祭2015への道―(京都文化博物館)
2013年 隠岐アートトライアル 参加(船越バス停待合所/島根)
2012年 隠岐しおさい芸術祭 参加(国賀レストハウス跡/島根)
2010年~2011年 萬吉まつりvol.1~vol.4(大原野自宅/京都)
2009年 大成蹊展vol.1 Return to Origin(大阪成蹊大学芸術学部学内ギャラリーspaceB/京都)
2009年 Clip4 ARTISTS RECOMMENDED ARTISTS(sowaka/京都)
2008年 ART Competition「神々への捧げもの」(平安神宮境内/京都)
2008年 New Horizon2008(大阪成蹊大学芸術学部学内ギャラリーspaceB/京都)
2008年 大阪成蹊大学芸術学部卒業制作展(京都市美術館)
2008年 京都府美術工芸新鋭展―2008京都工芸ビエンナーレ―(京都文化博物館)

▼最後に

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最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。僕は今まで、作家活動とは単純に一人で作品をつくっていくものだと思っていました。誰にも相手にされなくても、つくり続けていればいいと。しかし最近、活動をしていて感じるのは、僕の活動は人との関わりが重要なのだということ。そして自らがそう望んでいるということに気づきました。その気持ちに支えられて、こうして今もつくり続けていられるのだと思います。このプロジェクトは僕にとって大きな転機となります。

改めて、ご支援よろしくお願い致します。

  • 2015/01/29 19:38

    みなさま ご無沙汰しております。石田真也です。 無事に帰国してまいりました。 みなさまのご支援のおかげで、めいっぱい制作できることができました。 まず改めてお礼をいいたいと思います。本当にあれだけのご支援あったからこそできたことです。 ありがとうございます。 ここまで支えてくれた仲...

  • 2015/01/19 18:06

    リターンの『飲食付きプレミアム上映会』を1/17(土)に開催することができました!お忙しいなかお集りいただき、ありがとうございました!ご挨拶と乾杯、皆様のご紹介に始まり、お料理のフルコース。たっぷり2時間の映像上映とアーティストトーク。盛りだくさんでハードかと心配しておりましたが、大変喜んでい...

  • 2014/10/30 18:51

    いよいよ本日で、ご支援の募集期間が終了となります! 現地で、廃品や不要品を集めるためのチラシを作成しました。 このチラシを出会った人に見せて、材料集めと制作に励みたいと思います。 残り数時間となってしましましたが、この活動を新しく知っていただける方を、1人でも増やすことができれば...

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