【ご挨拶】

はじめまして、加藤みづほと申します。

愛知県出身、現在26歳の女子サッカー選手です。

15歳までは地元の社会人チーム(東海リーグ)でプレーし、それ以来親元を離れ、高校は福井工業大学附属福井高等学校、のちに大阪体育大学。大学卒業後は、海外でプレーしたいという強い想いだけで、単身ドイツに飛び立ち、1.FCケルンで3シーズン(3部/ブンデスリーガ2部)を海外で過ごしました。

去年7月に日本でプレーしようと思い帰国し、日本のクラブにも挑戦しました。が、海外を一度経験し本場のサッカーを肌で感じ、一度は離れてみたからこそ、「海外で活躍できる選手になる、やっぱり海外で勝負がしたい。」と私の想いは確信へと変わっていきました。

気持ちが確信に変わってからは、私の中で日本でプレーするという想いはなくなり、「海外」へと切り替わりました。


日本に帰国してから半年が経ちます。

チームに所属しないというリスクがある道を自ら選択し、今に至ります。

今、現在のサッカーの活動はジュニアユース(中学生男子)のクラブチームで一緒にトレーニングさせてもらっています。

ドイツで感じた身体能力の差、体格の差を踏まえて、女子とではなく男子とトレーニングしたいという考えを理解して頂けるチームを探し、今は練習に取り組んでいます。



【海外にこだわる理由】

わたしが日本を飛び出しドイツに挑戦したのは、とにかく海外でプレーしてみたいと思ったからです。

ドイツでの3シーズンが私の世界を広げてくれたことは間違いありません。

毎日が非日常の連続です。文化も違えば、言葉も価値観も、サッカースタイルも全く違います。

だからこそ、私が見て聞いて経験するもの全てが、新しくて刺激的で、学ぶことばかりでした。

ドイツ語も全く話せない状態のまま勢いだけで渡独しました。が、サッカー選手として上を目指すのであれば監督とチームメイトとのコミュニケーションが必要不可欠と考え、午前中は毎日語学学校に通い、練習後にもドイツ語と向き合い、必死になって勉強しました。

(私のドイツ語の先生です。)

この言語の習得で、さらに私の世界は広がりました。

ドイツ人と話すことでわかる、日常でもサッカーでも日本人との考え方の違いを知れば知るほど面白くて、私の中の引出しが増えました。


異国の地で生活すること、サッカーで勝負することは自分が思っているように上手くいかないことの連続でもありました。上手くいかないことが当たり前です。それが、私を成長させてくれた。苦労と感じたことはなく、上手くいかないことが悔しくて、「自分で切り拓くしかない!」と逆にそれが私のパワーになっていました。精神面では本当に強くタフになりました。

サッカー選手としてだけではなく、人としても大きく成長できると感じています。



【海外サッカーの魅力】

日本とドイツではサッカーを取り巻く環境は大きく違います。ましてや、サッカー大国のドイツ。

女子サッカー選手競技人口は、日本が5万人弱にたいしてドイツはおよそ100万人と言われています。

サッカーに対して、「とにかく熱い」です。

ドイツでの3シーズンの中で、これが「戦う」ということなんだというのを凄く感じました。

試合が始まれば選手の顔付きはガラリと変わり、ボール際の競り合いは気持ちの強さのぶつかり合いで、試合後は座り込むほどの疲労感。

試合中は本気の本気。激しい意地と意地のぶつかり合いなので、ヒートアップすればもう止まりません。ベンチに座ってる控えの選手ですら、熱くなりすぎて、イエローカードを貰うという場面も度々見てきました。それでも、試合が終わると、チームメイト同士はもちろん、相手の選手、監督とも握手やハグで「良いゲームだった」と健闘をたたえあう。勝てばロッカールームはどんちゃん騒ぎ、負ければお葬式のような空間になります。

勝負にこだわる気持ちの強さは、日本では感じることがないくらいの海外選手の気迫です。

これが、「本場のサッカー」というのを彼女たちから学びました。

  結果がすべての世界

ドイツでプレーした3シーズンは、私自身、不完全燃焼に終わっています。チームの昇格、降格も経験し、個人としても結果を残せたかと言われれば残せていません。

体格も身体能力の差も言葉も違う。それでも、認められなければ生き残れません。だからこそ、この中で成長してもっともっと戦える選手になる、結果で証明する、海外で認められ更に上のレベルで勝負がしたい。


そう思わせてくれる根底に欧州での挑戦は、プロ契約を勝ち取りたい、ビッグクラブでプレーしたい、チャンピオンズリーグに出場したいというサッカー選手としての沢山の夢を与えてくれます。


可能性が少しでもある限り、そこに私はとことん挑戦したいんです。




【プロジェクトで実現したいこと】

来季は海外でプレーすることしか考えていません。

今はその為の準備期間だと思って動いています。


ドイツで再びチャレンジしようと思っていた中で、

イタリアで挑戦してみないか、というお話を頂きました。ただ、もちろん挑戦するのは全て実費です。

それでも、話を頂いたときはドイツに飛び立ったときと同じように、不安よりもワクワク感で満ち溢れる自分がいました。


イタリアには、まず約1ヶ月間の滞在です。

その期間中に、何チームかのクラブでトライアウトに参加します。そこで、チームに認められれば来季の契約に至ります。


同じヨーロッパでも国が違えば、またサッカースタイルも文化も価値観も、そして言葉も違います。

ドイツに限らず、新しい世界に飛び込みたいという想いもとても強かったので、チャンスがあるならいく!いってみないとわからない!と思い決断しました。




納得いくまで、夢を追い続けたい!
そして、わたしが
夢を与えられる存在になりたい!



このプロジェクトを立ち上げようと思ったのは、多くの想いがあります。


まずは現実的にやはり金銭的な問題があります。

まだまだ盛り上がりに欠ける女子サッカー界。毎日、仕事をしながらトレーニングに励む女子サッカー選手の現状です。

わたし自身も現在は、もう一度海外で挑戦するためにアルバイトで資金を貯めながら、トレーニングに励む毎日です。

そこで、金銭面での不安を少しでもなくして、もっとサッカーに集中が出来たらと、と感じました。



そして、このプロジェクトが成功することで、

私と同じように悩む女子サッカー選手や、夢を諦めたくないという人たちに、私のこの挑戦から勇気や刺激、原動力になって、誰かの為に力になれたらと思います。



サッカーが私を成長させてくれた
だから、サッカーで恩返しを。


私がドイツにいた3年半の間も、帰国してきた現在も、

「海外でプレーしたい」「海外に興味がある、教えてほしい」「どうやってドイツにいったの?」と多くの日本でプレーする選手から連絡をもらいます。

ただ渡航費、エージェント代だけでも経済的に厳しく、現地での生活費、語学学校費も重なってくると、なかなか決断しきれず挑戦までに至らないということも少なくありません。

そんな状況を目の当たりにして、将来的には海外で勝負したいという女子サッカー選手を自らの経験を活かして、サポートしてあげたいと思っています。

代表選手のような実績があれば、海外移籍も上手く進むかもしれません。ですが、わたしも無名な選手です。無名な選手でも出来るということを示して、多くの選手の日本と海外を繋ぐ架け橋になってあげたいです。 


一人でも多くの日本人選手が海外に渡り、よりレベルの高い海外で挑戦してほしい。それが今後の日本の女子サッカー界にも良い影響をもたらすことができると思います。



そのためにも、まず私自身が本気で勝負する。より、上を目指す。

私がサッカーを通して海外で経験したことを、伝えていきたい。そして、今後に繋げていきたいです。


資金の使い道】

渡航費:日本⇄イタリアの往復(10万〜13万)

エージェント代:現地のクラブチームとの仲介、通訳、滞在中のサポート等(25万〜30万)


【実施スケジュール】

2019年3月初旬   イタリアに渡航

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2019年3月末       現地での練習参加

                                      (トライアウト)


契約後(イタリア)

2019年8月           プレシーズン

2019年9月初旬    シーズン開幕

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2020年5月中旬    シーズン閉幕


【最後に】

サッカーがあったから、今の自分がいます。

そのサッカーで諦めたくない夢があります。だから、私は自分で掴みにいく!

何事も挑戦してみないと何も始まらないと思っています。

失うものなんてありません!夢のために挑戦してみること、やってみること、自ら行動し続けることで、夢に近づくということを私自身が証明したいです。


加藤みづほを応援してくれる、支えてくれる、力を貸してくれる皆さんを巻き込んで、その皆さんの熱い想いを私の原動力に変えて、大好きなサッカーで勝負します。


一緒に戦ってください!



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2019/03/18 19:05

    こんにちは、加藤みづほです。先ず初めに!皆さんのサポートのおかげで、目標金額の77%に到達しました。本当にありがとうございます。今週から他のクラブでの練習が始まります。https://ameblo.jp/k10mizu18/entry-12447866160.html全力で飛び込んできます。加...

  • 2019/03/11 02:31

    無事にイタリアで過ごしております。クラウドファンディングにご協力、支援して頂いた皆さん、ありがとうございます。活動報告ができておらずで、申し訳ありません。皆さんの声援により、より一層強い覚悟を持って、イタリアに渡航しました。ブログにて、少し活動報告をさせて頂きましたので、ぜひ読んで下さい!そし...

  • 2019/02/14 09:18

    Buongiorno ! おはようございます。加藤みづほです。https://ameblo.jp/k10mizu18/entry-12440018284.htmlブログにて、活動を見てください!引き続き、皆さんのご支援よろしくお願いします!

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