知的障害のあるアーティストのアート作品を高品質のプロダクトに落とし込みブランド「MUKU」が、障害のある方の表現を軸に様々な企画展を開催する「はじまりの美術館(福島県・猪苗代町)」とコラボレーション。OFFの時間を彩る新商品【Tシャツ×トートバッグ】を製作しました!

福島県猪苗代町にある、「はじまりの美術館」。その運営母体である社会福祉法人安積愛育園の創作活動支援プロジェクト「unico(ウーニコ)」に所属する知的障害のあるアーティストの作品を刺繍に落とし込んだTシャツとトートバッグを、有名ブランドとのコラボでお届けします!知的障害のある方々の強烈な個性から生まれたプロダクトを通じて、特性を「異彩」として社会に放ち、知的障害のある方と一般の方が自然に、ゆるやかにつながる直接的なきっかけを生み出します。

本プロジェクトでは、プライベートの時間を彩る「OFFモードのTシャツ×トートバッグ」と、ビジネスシーンに活躍する「ONモードのネクタイ×ソックス」を、同時に発表します。

▼ONモードのページはこちら▼

1.刺繍Tシャツ|葉っぱ

2.刺繍Tシャツ|りんご

3.刺繍Tシャツ|unico犬

10YCは「10年着続けたいと思える服」をキーワードに「着る人も作る人も豊かに」というミッションの実現に向けて、アパレル商品の企画・生産及び販売をしているブランド。
着る人に毎日が楽しくなるような着心地を届けるために、生産者の方々と一緒にものづくりをしています。「何かを作るなら良質で、できるだけ長く着てもらいたい」という意味が込められたブランド、それが10YCです。アパレルブランドとしての商品価値はもちろんのこと、生産者の想いや技術を伝え、少し値段が高くても「長く着られること」の素晴らしさを伝えていくことで、服への価値観を変えています。

長く着続けられる理由

①魅力が増す柔らかさ
糸を無理に引っ張らず、空気を含ませながら生地を編んでいるため、厚手のTシャツにも関わらず、柔らかい風合いに仕上がっています。洗濯しても固くなったりヨレたりしにくく、着て洗ってを繰り返し使い込むほどにさらに豊かな柔らかさが出てきます。

②毛玉ができにくい
二層構造の生地になっており、裏側はふっくらとした肌触りの良い糸を使用し、表側には毛玉になりにくい特殊な紡績方法の糸を2本撚り合わせたものが採用されています。ふっくら柔らかい肌触りなのに毛玉ができにくい生地です。

③ストレスを感じさせない
縫い糸の中に縫い代を収めてしまうことで、縫い代がヨレたりひっくり返ったりせず、縫い代が肌に与えるストレスを無くしました。

刺繍Tシャツ着用イメージ




1.刺繍トートバッグ|葉っぱ

2.刺繍トートバッグ|りんご

3.刺繍トートバッグ|unico犬


株式会社ALL YOURSは、思いついたアイデアから、完成して発表するところまでをすべて公開して、その過程を楽しんでいただいた方に商品を届ける、『インターネット時代のワークウェア』を生み出す会社です。オリジナルウェアブランド「DEEPER'S WEAR」の企画・開発・販売。小売店「ALL YOURS」の運営。「LIFE-SPEC事業」の運営。現在、Campfireで自社製品を出品しています。

今回発表するトートバッグは、ALL YOURSの服作りの過程で生まれる「生地の残反」を使用。普段はごみとして廃棄される「余り生地」を提供していただき、知的障害のあるアーティストの作品をデザインとして刺繍に落とし込みました。価値があるとされていないものを、視点を変え編集することで、新たな価値を創造します。

※トートバッグの刺繍デザインと生地について
トートバッグの刺繍デザインと生地の種類の組み合わせはランダム仕様となっております。

①トートバッグをご検討される方は、リターンページより、『葉っぱ・りんご・unico犬』の3種類の中からご希望の刺繍デザインを選択してください。

②ご希望されたデザインを、『黒・カーキ・デニム』の3種類のいずれかの生地に丁寧に刺繍させていただきます。

③完成後、心を込めて発送させていただきます。生地の種類と刺繍デザインの組み合わせをお楽しみに、お届けまでお待ちください。

トートバッグ使用イメージ




現在グループホームで過ごしている渡邉。作品の多くは障がい者支援施設・あさかあすなろ荘に入所していたときに描かれたものである。代表作のひとつは、四つ足の生き物らしきものたちである。安積愛育園の創作プロジェクト「unico(ウーニコ)」のロゴマークにもなっており、本人曰くこれは「ねこ」とのこと。時に一筆書きで、一気に伸びやかに描かれる足と尻尾。そして何匹もが並んでこちらを向いているさまは、不思議なリズムと可笑しさで、私たちの目を惹きつける。

渡邉行夫 『無題』
厚紙、水性ペン / 298×210mm


渡邉行夫『無題』通称:りんご
画用紙、水性ペン、色鉛筆 / 250×350mm / 2009.6.26

土屋の代表的な作品は、「はっぱ」と題される串に団子が刺さったような形状の作品群と、「はな」と題される画面全体を複数色で塗り分ける作品群に大別される。その他にも「おすし」などの具体物や人物、バス運行に関する記録メモをとることもある。「はっぱ」「はな」双方とも鮮やかな色彩が共通しており、植物の優しいイメージと相まって、愛好者も多い。近年では新築家屋のふすまや、美容室や児童施設の壁面も作画し、好評を得ている。

土屋康一『無題』
板、アクリル絵の具、クレヨン / 650×910×10mm

はじまりの美術館 外観

約50年間の歴史をもつ福島県の社会福祉法人安積愛育園が運営しているはじまりの美術館は、猪苗代町の築約140年の十八間蔵を改装してつくられました。はじまりの美術館は日本財団からの支援をはじめ、震災を経験した様々な人の想いを受けて生まれ、障害のある方の表現を軸に様々な企画展を開催しています。震災後の日本だからこそ、アートを通して人間や地域社会のつながりをつくり、そこから新しい価値を生み出すことが求められている中で、はじまりの美術館は障害のある方の表現活動をバックアップし、アートを通して新しい価値や視点を提案し続けています。

はじまりの美術館|企画展『アラワシの詩』展示一部


わたしたちのメッセージ

「彼ら」は、社会の中で、“知的障害者“と呼ばれることもあります。そして、その一言が、だれかを表すときの”蓋”になってしまうことがあります。”名前“が蓋になってしまうとき。そのものが持つ可能性は、中に閉じ込められてしまいます。自分と違う人を、理解できなくてもいい。人間は、わかりやすくなくていい。

ただ、「彼ら」が、「〇〇さん」になるような、自然で、ゆるやかな接点を生み出したい。はみだしているものに被せていた蓋を開けて、もっと、人間を知るきっかけを生み出したい。「理解できるか、できないか」が大事なのでも、「わかりやすいこと」に価値があるのでもない。まったく新しいものに出会ったときの衝撃を、その感動を、大事にしたいと思うのです。蓋を開けて、ボーダーを超える。フクシ × アート、新しい可能性の、ハジマリです。


●2019年1月24日:プロジェクト公開

●2019年4月2日:プロジェクト終了

●2019年4月下旬:商品お届け予定

●2019年4月下旬~5月中旬:オフィス装飾用作品複製画実装


私達は、この世界を隔てる、先入観や常識という名のボーダーを超える。そして、さまざまな「異彩」を、さまざまな形で社会に送り届け、福祉を起点に新たな文化をつくりだしていく―。

私達は、”異彩を、放て。”をミッションに掲げて、福祉を起点に新しい文化を創造する福祉実験ユニットです。社名は、『ヘラルボニー』。社名の起源になったのは、代表/副代表の自閉症の兄、翔太さんが7歳の頃に自由帳に記していた謎の言葉です。

私たちは、知的障がいのある人が「できない」ことを「できる」ようにするのではなく、「できない」という前提を認め合う。社会のために彼らを順応させるのではなく、彼らの個性のために社会が順応していく―。そんな仕組みをつくることを目指します。


私たち「MUKU」は、“ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”をテーマに、強烈なアイデンティティをもつアーティストが描く作品をプロダクトに落とし込み、社会に提案するブランドです。

クリエイティビティを徹底的にブランディングすることで、社会に新しい価値の提案を目指しています。過去に、六本木アートナイト、国立新美術館の展示会、伊藤忠青山アートスクエアの企画展、代官山蔦屋書店のフェアへの参加、Panasonicのオフィスへのアート提供など、福祉の枠を越えた精力的な活動を行ってきました。

ぜひ、ご覧いただけますと幸いです。

本プロジェクトでは、平日のビジネスシーンに活躍する「ONモードのネクタイ×ソックス」と、休日のプライベートの時間を彩る「OFFモードのTシャツ×トートバッグ」を、同時に公開しています。

▼ビジネスシーン向け「ON」モードにご興味を持ってくださった方は下記リンクから▼

▼「ONモード」のページはこちら▼

このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。

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