2018年7月。イノベーションを起こし続ける場所として生まれたZERO BASE。コワーキングスペース&完全会員制Barとして六本木に拠点を構えました。
2店舗目として東日本橋に拠点を置くZeroBaseKitchenは、食を通じてコミュニティを生み出す事をテーマにしています。
満を辞して送り出すプロジェクトは、「日本酒知識0の人でも、日本酒通の人でも、新たな日本酒の楽しさを1つづつ増やしていける店」その名も「01」(ゼロワン)です。

日本酒は、「並行複発酵」という世界的にも珍しい高度な製法により、糖化と発酵を同時に進行させ醸されるお酒であり、水と米という原料からふくよかな味わいやフルーティな香りを引き出しています。 また、お酒の品質を安定させるための技術である、低温加熱殺菌法である「火入れ」や、「柱焼酎」と呼ばれるアルコール添加などは、科学・化学技術により裏づけされるより数百年も前に確立されていたという、匠の技術によって造られてきたすばらしい飲み物です。
そんな世界に誇る日本酒は、2013年「和食」が世界無形文化遺産に登録された事を契機に、国内外で日本酒人気が高まっています。 「01」では日本食はもちろん、洋食とも日本酒を合わせて楽しむ事を提案してまいります。

日本の稲作は約3000年前の縄文時代から始まったとされています。日本での酒造りは稲作とともに始まり、今日まで発展してきました。初めのうちは、口の中に米の飯を入れ噛んで酒船や壺にはき出し、米や雑穀のでんぷんを糖化して発酵させていました。日本酒が造られるようになるのは、それから後の五世紀に朝鮮半島からの渡来人、醸造技術者であるスズコリによって酒糀を使った新たな醸造技術がそれまでの醸造技術に加わり、味酒(うましさけ)が造れるようになり現在の日本酒造りの原形ができあがったものと言われています。
鎌倉時代には酒造りが事業として盛んになり、江戸末期には伊丹や灘、池田の酒が江戸で賞味されるとともに、製法技術も進歩し清酒の質が向上します。この頃から酒が普段の生活でも飲めるようになりました。

そんな歴史のある日本酒ですが、残念ながらあまり若者に人気があるとは言えない状況です。
日本酒に対するイメージを多くの人は、「悪酔いする、ダサい、臭い、ベタベタする、おじさんが飲むもの」などと持っているようです。またお酒といえばビールやサワーなど「ごくごく」と勢いよく飲む飲み方に慣れていて、アルコール度数が高い日本酒は「ちびちび」とゆっくり飲む事に慣れていないことも若者から人気が出ない理由とも言われています。

私たちは、本来の日本酒の美味しさ。そして新しい日本酒の楽しみ方を伝えていきたいという想いから日本酒バル「01」を作りました。
「01」では、敬遠されがちな日本酒をもっとカジュアルに、お洒落に、少し贅沢に楽しんで頂ける空間造りを心掛けて参ります。
また東日本橋は、インバウンド向けのホステルなどが点在しており、観光目的やビジネス目的の外国の方々を多く目にする町でもあります。「01」が掲げるもう一つの想いは、日本に来て日本酒に出会ってもらい、日本酒の美味しさ、料理とのペアリングのし易さを知ってもらい、母国に帰ってもまた日本酒が飲みたい!という思いに至る様な、日本酒との出会いの場にしたいと思っています。

なぜ東日本橋なのか?
日本橋横山町界隈は18世紀後半に問屋街としての基盤ができ、19世紀半ばの江戸末期には140店を超える店が集積していたそうです。江戸時代は小間物、明治・大正時代は和装小物、戦後はアウターやインナーなどの衣料品と主力商品は変わりましたが、横山町は150年以上も問屋街でありつづけてきました。
そんな歴史ある街、東日本橋。
歴史の移り変わりと共に、呉服問屋などの跡地にカフェやインバウンド向けホステルなどが入居し、街では若者や外国人の姿を多く見ることが出来ます。
歴史を感じる街並みの中に、新しいイノベーションが起き始めている東日本橋。
私たちは、そんな東日本橋の魅力に惹かれて、この街を選びました。

現在日本では1,400以上(参考:国税庁 清酒製造業者数の推移 平成28年度調査分)の日本酒メーカーがあり、銘柄は正確な数がわからないほど販売されており1万以上といわれています。その膨大な品種の中から、01の料理に合うように日本酒を選定する必要があります。 日本酒の種類は、製法や原料により、大きく分けて吟醸酒系、純米酒系、本醸造酒系など3つの「特定名称酒」という分類に種別されます。 さらに製法上の特徴から分類すると、生酒、火入れ酒、しぼりたて・新酒、ひやおろし、樽酒、原酒、にごり酒、古酒・長期熟成酒、低アルコール酒、、、などなど、一言で日本酒と言っても多様な組み合わせや名称が存在し、どの日本酒がどの料理に合うかを選び皆様に飲んでいただくことは、とても難しい作業になります。
01では、料理一品一品に合わせて日本酒を楽しんで頂くために、年間のべ1,000銘柄以上を利き酒し、国際きき酒師・日本酒学講師でもある株式会社 耕、代表取締役 藤井耕太氏を日本酒の選定監修にお招きし、料理メニュー開発から関わって頂いております。

日本酒の主な原料はお米であり、お酒造りに使用するお米を一般的に酒米と言います。日本酒を醸造する際、主に麹米として使うのが酒米であり、それに適するお米を「酒造好適米」と言います。実は普段食用にしている米も、酒米もジャポニカ種のうるち米という種類に分類されており、大きく分類すると同じ種類なんです。

日本酒にこだわる「01」として、食事でご提供するお米にもしっかり拘ります。
「01」では長野県東御市八重原のブランド米「謙太郎米」をご提供します。

長野県東御市八重原は、東御市の南西の八重原台地の上、東に浅間山、南に蓼科山を臨むとても豊かな環境です。稲作に使用する湧き水は蓼科山を源流とし、稲作のためにだけ江戸時代に引かれたました。
ミネラルを豊富に含んだ清らかな水は病害虫の発生を防ぎます。また日本国内でも稀にみる降水量の少ない土地のため、病害虫が出にくく土の中の有機物がしっかり保持されるため、全国でも農薬・化学肥料の使用量が非常に少ない土地です。

台地特有の気候により昼夜の気温差が大きく、それにより稲は夜間しっかり休むことができ、お米に潤い、粘り、美味しさを与えています。土地は強粘土地帯でお米の特A産地です。粘土質は多くの肥料をしっかり抱え込み稲に必要不可欠な養分、ミネラルをしっかり与えます。ワラ、モミガラ、堆肥などの有機物がしっかり田んぼに入っています。それらはお米の香り、甘みとなります。

信州八重原産のコシヒカリ 謙太郎米

恵みの湧水、さわやかな風、豊かな大地と天よりあふれんばかりに降りそそぐ陽光。
ここ信州八重原ほどお米の神様に愛された土地はないと感じています。
愛情たっぷりに育てたお米は「美味しい、安心」が当たり前です。
お米好きな方が食べて幸せになれる極上米。
お米の本当の旨味・甘味を是非お楽しみ下さい。「謙太郎米公式HPより引用」
日本酒知識0の人でも、日本酒通の人でも、新たな日本酒の楽しさを1つづつ増やしていける店として、日本酒に合わせる料理が美味しくなければ話になりません。まず日本酒と一緒に合わせる料理として和食は外せません。「01」では和食のミシュラン3星店で調理担当をしていた若山シェフをお招きして、基本に忠実な和食の技術をご提供いたします。

例えばこんな一品は如何でしょうか?目玉料理の一つ、「尾崎牛の日本酒しゃぶしゃぶ」です。

尾崎牛とは? 現在日本には150種以上も存在すると言われるブランド牛。そのうち宮崎県産の黒毛和牛の一種。生産者は「尾崎 宗春」さん。

5年に一度、全国の優秀な和牛を一堂に集めて優劣を競う和牛の品評会、全国和牛能力共進会。 38都道府県から9つある部門に合わせて480頭の牛が出品されたこの大会で、2連覇を成し遂げ5つの部門で優等主席(1位)を獲得しています。
また尾崎牛は品質によってランク分けされています。 海外に出頭される牛のほとんどは証明書のないものです。
今回「01」で仕入れる尾崎牛は全て証明書付きの高品質のものになります。

そんな尾崎牛を贅沢にも日本酒でしゃぶしゃぶすることにより、日本酒の旨味が加わり至高の一品に昇華します。
そして〆は謙太郎米の雑炊!もう最高ですね!!
最高の一品を味わってください!

これはあくまでも、こだわりの料理の一つに過ぎません!

この他にもこだわりの料理を数多く取り揃えてお待ちしております。
確かな技術に裏付けされた和食と日本酒のマリアージュをお楽しみください。

また「01」が掲げるもう一つの想い。来日した外国の方々に日本酒との素晴らしい出会いの場を提供し、母国に帰った時にまた日本酒が恋しくなる様な想いを持ってもらいたいと思っております。
そんな彼らが母国に帰った時、和食とのペアリングだけを知っているだけでは難しい部分があると思います。
「01」では、母国に帰った時に日本酒の”お供”探しに困らない様に、洋食の要素も取り入れた料理もご提案していきます。
そして、また来日した際には「01」に新しい発見を求めて来店していただける様な店作りをして参ります。

春夏秋冬、季節が移り行く日本。
春はタラノメなどの山菜や、ヤリイカやズワイガニなどの海産物。
夏は枝豆、ミョウガ、ナスなどの野菜、アジ、カジキマグロ、カワハギやカンパチなど。
秋は、えのきや椎茸、舞茸や松茸、うなぎや鮭、秋刀魚に鰹。
冬は、大根、里芋、長ネギ、ほうれん草、あんこう、フグに鯛など。
この様に季節ごとに美味しいものが豊富にあり、例を上げれば枚挙に暇がございません。

「01」に訪れるお客様が、何度も訪問したくなる様に、四季折々に合わせたグランドメニュー作り、その月、その日、その時にオススメしたいメニューをお客様にご提供する為に、日々メニュー開発会議を行って参ります。

ここで若山シェフの簡単な経歴を紹介させてください。彼は15歳中卒で飲食業界に飛び込み、17歳の時にミシュラン3星店に入店。調理担当となる。(焼・揚・煮方・八寸)
その後、大手チェーンで最年少調理主任を勤めるなどした後、数々の個人和食店のプロデュースを経験。
その後は見地を広めるべく、グルメ系の専門広告代理店で働いて飲食店の運営サポートを経験。その一方で個人では出張料理人としてデビューなされています。

01お気持ち応援コース 3,000円
日本酒飲み比べコース 4,000円
01オリジナルグラスコース 5,000円
campfire限定 日本酒ペアリングコース 5,000円
プレオープニングパーティ参加権
(日本酒ペアリングコース+オリジナルグラス付き+純米大吟醸想定外付き)15,000円
永久会員権(永久10%OFF会員)100,000円

2019年1月、クラウドファウンディン公開
2019年3月頭、プレオープニングパーティ
2019年3月初旬、グランドオープン
※プレオープンイベント及びグランドオープンの日程につきましては、随時ご報告して参ります。

01お気持ち応援コース、01オリジナルグラスコースにお申し込みの方は、2月5日以降順次発送いたします。

日本酒飲み比べコースにお申し込みの方は、いつご来店頂いても大丈夫です。

campfire限定 日本酒ペアリングコースにお申し込みの方については、2019年2月中のご来店をお願いいたします。(2月以降のご来店になる場合は、コース料理の内容が変更となりますので予めご了承ください)

プレオープニングパーティ参加権にお申し込みの方は、当日お越し下さる事が条件となりますが、万が一お越しいただけない場合は、オリジナルグラスは郵送にてお届けとし、別日に日本酒ペアリングコース+オリジナルグラス付き+純米大吟醸想定外付きをご提供いたします。

永久会員権は、プロジェクト終了後順次発送いたします。お手元に会員権が届き次第、ご利用いただけます。 

最後までお読み頂き、誠に有難うございます。
01 By ZeroBaseKitchenのプロジェクトリーダーを務めます、株式会社Zero Base代表取締役社長の阿久津 健一と申します。(写真:左 右は堀江貴文氏 ※01の店舗に堀江貴文氏は立ちません。)私たちは01がご提案する、日本酒知識0の人でも、日本酒通の人でも、新たな日本酒の楽しさを1つづつ増やしていける店というコンセプトに恥じる事ないお店づくりをして参りたいと思っております。是非、本プロジェクトを応援いただき、末長く01のファンになって下さい。

お客様にお会い出来るのを、スタッフ一同心待ちにしております。


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2019/03/02 00:50

    CAMPFIREパトロン様限定プレオープンパーティ開催!ついにこの日を迎える事が出来ました!本当に皆様のご支援のおかけです!しかもお花まで頂いて感謝感激です!皆さんに喜んで貰えるよう、腕によりを掛けて今日のメニューを用意致しました。最後はやっぱり日本酒しゃぶしゃぶ!煮立って来たら火をつけてアル...

  • 2019/02/27 22:02

    皆様、本当にありがとうございました!いよいよ、明日は2.28という事で、本プロジェクトの最終日となります!支援総額も543000円と目標金額を大幅に上回る結果となりました!去る2.20には、ありえない試食会!と題して、01のグランドメニューを決める試食会を開催しました!ご参加頂いた皆様から貴重...

  • 2019/02/16 21:38

    特別な食材を仕入れるため視察旅行3.1のプレオーオープンイベントを経て、3.2にグランドオープン予定の「01」目玉メニューを増やすべく、長野県に視察旅行に行ってまいりました。メゾン・デュ・ジャンボン・ド・ヒメキまずは、メゾン・デュ・ジャンボン・ド・ヒメキさんへ標高1500m 信州のど真ん中の高...

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