自己紹介とごあいさつ


みなさま、こんにちは。

数あるプロジェクトの中から見つけてくださりありがとうございました。
私、東京藝術大学の後期博士課程に在籍しながらガラス作品を作っている、勝川夏樹と申します。茨城県の自然豊かなキャンパス内で毎日制作をしています。

一言に、ガラス作品と言いましても様々ありますが、私は、電気炉を使ったガラスの彫刻作品と吹きガラス技法でのガラスの器を制作しています。


作品制作の様子の映像です。(トップの動画と同じです)

1200度でドロドロに溶かしたガラスを巻き取り、吹き上げる”吹きガラス技法”。原型から石膏型を作り850度に熱した電気炉内でガラスを鋳造する”ガラス鋳造技法”。他にも様々な技法を用いて作品を作っています。

ガラス芸術の世界を少しでも身近に感じて頂ければ嬉しく思います。

吹きガラス作品

このプロジェクトで実現したいこと


3Dプリンターでガラスを出力し、芸術作品に生かしたいです。小さな作品を想定していますが、2019年5月14日から開催する、私の個展で3Dプリンターを用いた新しい作品を見て頂ければと考えています。

その後、博士論文の為にあと2年かけてこの技術を研究、確立して行きたいと考えています

現在作っているガラス作品に3D技術が加われば、手では作れない緻密で美しい表現が可能になります。それは、新しい試みですので、ガラス芸術の領域に良い影響を及ぼすと考えています。

修士課程修了作品・別作品部分

プロジェクトをやろうと思った理由


私はガラス作品を作る際に、さまざまな技法を複合的に使うことが新しい表現に繋がると考えています。その中で3D技術はとても魅力的で、未開拓な領域なので研究したいと思いました。


ガラスや工芸分野の教育機関では設備があっても指導できる人材が不足しているのが現状です。そのことから私は、将来的にワークショップなどを開き後進に伝える活動もしたいと考え日々研究しています。

3Dプリンターのワークショップ(アメリカ PILCHUCK GLASS SCHOOL)

これまでの活動 •作品コンセプト


私は、ガラスを扱って今年で10年目になります。その中で、作品を世の中に出す事はとても大切な事だと考えるようになり、国内外問わず様々な展覧会に出品してきました。


私の作品は様々な生物の形態を表しています。特に、菌類や植物、プランクトンなどの生物達の姿は奇妙で神秘的、魅惑的に思われます。顕微鏡写真から着想を得ることも多く、倍率を上げていくたびに新しいかたちを見させてくれます。私はそれらの要素を少しづつ集しめ、頭の中で再編成することによって表現しています。



作品モチーフ写真


資金の使い道

・ガラス用3Dプリンター購入代金100万円

目標金額50万にしていますが、プリンター代金は100万円です。このプロジェクトは、集まった金額に関わらず進んで行きます。とても厳しい状況ですが、新しい試みの為に頑張りますので、皆様、どうかご支援よろしくお願い致します。


リターンについて

今回のプロジェクト用に作品画集を制作します。作品画集とガラス作品をリターンに設定しています。また、支援頂いた方全員に5月の個展の案内状をお送りします。



去年制作した作品集の写真です。写真と同等のものを新たに制作します。最後のページにこのプロジェクトの概要と支援いただいた方のお名前かニックネームを任意で載せたいと考えています。


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※リターンのガラス作品は一つ一つ手作りで作っています。そのため、色や形、泡の入りかたなど写真と印象が異なる場合があります。返品交換は基本的に対応出来ないので、あらかじめご了承ください。

※ガラス作品のお取扱いについて※
ガラス作品の誤った使い方はガラスに傷がつき、破損の原因となりますので、安全にご使用いただくために、下記の注意事項をお守りください。 ご使用になる前は一度洗浄してからご使用ください。洗浄の際は、金属タワシや研磨剤等の硬い素材の使用は傷や破損の原因になるのでお控えください。耐熱ガラス、強化ガラスではないので、急加熱、急冷等(電子レンジ、食器洗浄機、食器乾燥機、冷凍庫での保管)で破損する事が有りますのでご注意下さい。乳幼児やペットが誤って飲み込むなど事故やケガの恐れがございます。保管場所には注意して下さい。


実施スケジュール

3月1日  プロジェクト公開開始

4月中旬 作品集発注

4月頃   プリンター完成

4月から ガラスプリント実験(小作品制作)

4月30日 プロジェクト公開終了

5月〜6月  リターン送付

5月14日-19日  個展開催(東京) 

5月14日-19日  オープニングorクロージングパーティー
     (支援いただいた方を招待したいと考えています)

5月以降  ガラスプリンターでの作品制作研究


最後に


最後までお付き合いくださりありがとうございました。

一人でも多くの方にガラス作品の魅力を伝えるために今後とも頑張っていきたいと思っています。


勝川夏樹


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください