▼#WeTooとは

私たちは、セクハラ、パワハラ、あらゆるハラスメント、暴力を許さない「これから」を作っていくために、今年2月、「私たち」ができることは何かを考え、それぞれの場で行動していこうと、大澤祥子(ちゃぶ台返し女子アクション代表理事)、武村若葉(Change.org Japan 広報ディレクター)、新公益連盟、伊藤詩織(ジャーナリスト)、福原桃似花(ライター)をオーガナイザーとして「#WeToo Japan」を立ち上げました。

ハラスメントがない社会を作るため、当事者だけではなく、周りにいる「何とかしたい」と思いながらどうしたらいいかわからない人や、これまで関心を持っていなかった人たちに、「私たち(We)」の問題として意識してもらい、行動につなげてもらうきっかけを作る必要があると考え、シンポジウムやfacebookなどを通じて発信をしています。
https://www.facebook.com/wetoojp/

11月29日まで1か月間本サイトで資金を集めていましたが、必要資金がまだ集まっていないため、改めて皆様にお願いをさせていただきます。

▼ハラスメントを「見える化」します

「ハラスメント」と言っても、セクハラ、パワハラ以外にも本当に様々です。当事者でさえハラスメントだという意識がないことも多く、自分や周りがハラスメントに遭っていても、仕方のないこととして我慢したり、見逃したり、どう対応すればいいのかわからなかったりする機会もたくさんあります。また過去に、意識せずだれかを傷つけてしまったことを後悔している私たちもいます。

「#WeToo」ではこの現状を変えるためにまず、私たちが日々、どんなハラスメントに遭っているのかを、評論家の荻上チキさんによる調査によって「見える化」します。さらに、「これってハラスメント!?」と困ったときの相談窓口をハラスメントごとに整理して掲載するなど、一目でわかるホームページの作成をしたいと思っています。また、実際に社会の認知や法律、制度を変えていくためのムーブメント作りや、記者会見やシンポジウムなどを通じて、「ハラスメントを許さない」というメッセージを発信していきます。

▼#MeTooムーブメントから1年

ハリウッドの大物プロデューサーによるセクハラ被害の告発がきっかけとなり、世界で「#MeToo」ムーブメントが起きてから1年。日本でも伊藤詩織やはあちゅうさん、写真家のモデルを務めたKaoRi.さんをはじめ、勇気を出して声をあげる動きは広がりつつあります。しかし、財務前次官のセクハラ、スポーツ界でのパワハラ、LGBTをめぐる国会議員の論文や発言など、ハラスメントをめぐる報道は後を絶ちません。日本労働組合総連合会の調査では「何かしらのハラスメント被害にあったことがある人は7割」という調査結果もあるほど、私たちの日常には、ハラスメントが蔓延しています。

その原因として、財務大臣の「セクハラ罪はない」という発言にみられるように、ハラスメントに対する意識、理解、そして社会制度が不足している現状があると思います。「#WeToo」では、こうした現状を変えていきたいと思っています。

▼これまでの活動とこれから予定していること

立ち上げからこれまでの約半年、「#WeToo Japan」のFacebookから関連記事の発信を行いつつ、賛同いただける方のネットワークを広げてきました。「#WeToo Japan」のオーガナイザーやサポーターも各所で講演や発信を行っています。

2018年11月3日には、「#MeTooから1年。変わったこと、変わらなかったこと、変えなくちゃいけないこと。」としてイベントを開催しました。

また、11月20日にはサイトを更新し、どんなハラスメントがあるのか、ハラスメントに遭ったらどこに相談すればいいのかをわかりやすくまとめました。
https://we-too.jp/

年明けには、調査結果とその分析結果が公開できる予定です。その結果もサイト内に盛り込み、さらに充実したサイトにしたいと思います。その後も様々なイベントを開催し、正しい情報を伝えることやみんなが行動を起こしやすい環境をつくっていきたいと考えています。

▼資金の使い道

調査・分析やサイトの作成など、既に進んでいる活動はすべて、この活動に賛同する方の善意によって成り立ってきました。しかし日本からハラスメントをなくすためには、今後も継続して活動をしていく必要があり、そのためには資金が必要です。

1)評論家荻上チキさんによるハラスメント調査(不足分)  500,000円

2)ハラスメントについて「知りたい」と思ったことがわかるサイト制作および更新のための費用 500,000円 

3)シンポジウムやワークショップなどイベントの開催  150,000円

4)#WeTooのステッカーやバッチ、パンフレットの作成 100,000円

5)#WeTooJapanの運営 500,000円

6)クラウドファンディング利用手数料(14%) 245,000円

▼リターンについて

【支援金額:1,000円】
#WeTooJapan発起人からのお礼メッセージ
※ #WeTooJapan発起人からの寄せ書きのメッセージカードをメールでお届けします!

【支援金額:3,000円】
・#WeTooステッカー5枚・バッジ1個

【支援金額:3,000円】
・"Only Yes means Yes"缶バッジ
※"Only Yes means Yes"(性交渉について、”No”と言わないことは「合意」ではなく、”Yes”という明確な意思表示のみ「合意」であるということ)
※この缶バッジは、今年台湾で行われたDENIM DAYイベントで作成されたものです(詳細は活動報告をご覧ください)

【支援金額:5,000円】
・調査報告書(冊子)
・#WeTooステッカー5枚・バッジ1個

【支援金額:5,000円】 
・"Only Yes means Yes"エコバッグ
・#WeTooステッカー5枚・バッジ1個
※"Only Yes means Yes"(性交渉について、”No”と言わないことは「合意」ではなく、”Yes”という明確な意思表示のみ「合意」であるということ)
※このエコバッグは、今年台湾で行われたDENIM DAYイベントで作成されたものです。

【支援金額:10,000円】
・「なくそう!SOGIハラ」実行委員会代表松中権さんによる「LGBTを学ぶ新宿2丁目巡り!」参加権
・調査報告書(冊子)
・#WeTooステッカー5枚・バッジ1個
※10人ずつのツアーで敢行予定です。
※日時、場所などは、クラウドファンディング終了後に個別にご相談させていただきます。
※飲食代、交通費などは別途ご負担ください。

【支援金額:10,000円】
・"Only Yes means Yes"Tシャツ
・調査報告書(冊子)
・#WeTooステッカー5枚・バッジ1個
※"Only Yes means Yes"(性交渉について、”No”と言わないことは「合意」ではなく、”Yes”という明確な意思表示のみ「合意」であるということ)
※このTシャツは、今年台湾で行われたDENIM DAYイベントで作成されたものです。

【支援金額:10,000円】
・「#WeToo Japanチャリティパーティ参加権」
・調査報告書(冊子)
日程 3月10日(日)13時―15時
場所 アークヒルズクラブ

【支援金額:10,000円】
・「複業研究家西村創一朗さんとランチおよび新しい働き方を語る権利」
・調査報告書
・#WeTooステッカー5枚・バッジ1個
※場所は、都内のWeWorkを予定しています。WeWork: https://www.wework.com/ja-JP/
※日程は、クラウドファンディング終了後に調整させていただきます。
※飲食代、交通費などは別途ご負担ください。

【支援金額:20,000円】
・子宮頚がん検診と超音波検査(丸の内森レディースクリニック)チケット
・調査報告書
・WeTooバッジ・シール5枚

【支援金額:20,000円】
・「#Wetoo Japanチャリティパーティ参加権」
・調査報告書(冊子)
・#WeTooステッカー5枚・バッジ1個
日程 3月10日(日)13時―15時
場所 アークヒルズクラブ

【支援金額:20,000円】
・世界2大人権支援団体Human Rights Watch日本代表土井香苗、趙正美による「スナック人権」で、ふたりとお酒を楽しみながらお話できる権利
・調査報告書(冊子)
・#WeTooステッカー5枚・バッジ1個
※日時はクラウドファンディング終了後に個別にご相談させていただきます。休日の午後の時間になります。  
※場所は新宿のお店を貸し切り予定です。
※飲食代、交通費などは別途ご負担ください。

【支援金額:100,000円】
・「タレントでエッセイストの小島慶子さんとのランチ会参加権」
・調査報告書(冊子)
・#WeTooステッカー5枚・バッジ1個
※参加人数、日時、場所などは、クラウドファンディング終了後に個別にご相談させていただきます。
※飲食代、交通費などは別途ご負担ください。

▼最後に

このまま「#MeToo」と勇気を出して声をあげた人たちがバッシングされるのを、黙ってみているだけでいいのでしょうか。自分だけでなく、後輩たちや、子どもたちが、同じ思いをするかもしれない状況を変えていかなくてもいいのでしょうか。

2018年のノーベル平和賞は性暴力と闘ってきた2人に捧げられました。そのうちのひとり、ナディア・ムラドさんの受賞についての声明の中にこんな一文がありました。

「私たちは女性や子ども、迫害された少数派のより良い未来を想像するだけではなく、その実現のために一貫して取り組まなければならない」
(We must not only imagine a better future for women, children and persecuted minorities, we must work consistently to make it happen - prioritizing humanity, not war.)

過去は変えられませんが、「これから」は変えられます。

私たちは、セクハラやパワハラ、SOGIハラなど一切の暴力を許さない「これから」を作っていくために、それぞれができることは何かを考え、行動していきます。

一緒に「ハラスメント大国」ニッポンを「ゼロハラ」ニッポンをかえていきましょう。

  • 2019/02/08 10:24

    今回のリワードにもさせていただいている、「チャリティーパーティ」。少しずつ詳細が決まってきましたのでこちらでご案内させていただきます。こちらのサイトからお申込みいただくと、参加権に加え、調査報告書の冊子をお届けいたします(報告書は近日中に公開予定)。当日は、小島慶子さんや白河桃子さんなどによる...

  • 2019/01/22 08:22

    首都圏の約1万2000人の男女を対象にしたハラスメント実態調査の調査報告書が完成し、昨日、厚生労働省で記者会見を行いました。実態調査は、評論家の荻上チキさんをはじめ、永田夏来さん(兵庫教育大学大学院学校教育研究科講師)、妹尾麻美さん(立命館大学 立命館グローバル・イノベーション研究機構 専門研...

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