はじめまして。原作者の小坂耕司です。

私は本業の傍で、地域の埋もれた歴史を掘り起こし、皆様に伝え広める活動をしています。


最近私が興味を持った埋もれた歴史とは、私の住んでいる愛知県の西三河にまつわる歴史です。

西三河にまつわる歴史を巡る驚きの連続!

この歴史の物語をより多くの人に知ってもらいたい。

そんな想いから、この歴史を本として残そうと現在執筆活動に励んでおります。


西三河にまつわる歴史を巡る驚きの連続でした。この長きに渡る歴史の小説の原作を書きあげる途中ではありますが、原作の中心部分にはある男女の美しくも切ない物語があることが想像できました。そしてこの物語が、現代に伝わる「織姫と彦星の七夕伝説」の原型と言える物語だと思えたのです。



西三河には矢作川という大きな川を挟んだ両陸があり、片陸は綿花を織って作る木綿の発祥の地。 もう片陸には猿田彦を祀る神社があり、年に一度供養祭があります。そこには日本の貴族が参加していたという事実がありました。


時は645年。大化の改新で都を追われることとなったあや姫は、恋仲の貴族である安麻呂ゆかりの地、西三河に流れ着きました。あや姫は村人に機織りの技術を伝え「三河木綿」という日本初の木綿を生み出し、多くの産業の発展に貢献しました。あや姫が木綿を織る姿を見て村人は「織姫」と呼ぶようになりました。

一方の安麻呂は、一年に一度、対岸の猿田彦を祀る神社に公務で訪れていました。

川を渡って安麻呂に会いに行くあや姫。大雨の時には川を渡れないこともあったでしょう。

来る年も来る年も逢瀬を重ね、いつしか二人は西三河の地で安住し、生涯を終えることになります。


この、あや姫と安麻呂の物語は、今に伝わる七夕伝説のようだと思いました。

また、執筆調査では、西三河にあや姫の眠る場所、安麻呂が眠る場所が残っていることが分かったのです。


七夕伝説であるのかどうかはさておき、この美しくも切ない一途な物語を多くの人に伝えたい。

そう思うようになった折、絵本という形で出版してみたらどうかと思い立ち、今回の絵本制作に繋がっていったのです。

絵本の制作をしていくと、宣伝や活動していく為の資金が必要となってきました。

私たちだけでは思うように活動できず、そこで皆様のご協力を得られないかと今回のクラウドファウンディングに応募させて頂きました。


この絵本に興味を持ってご協力頂ける特典としましては、初回発行分の絵本の見開き部分に、お住まい地域とお名前(ペンネーム可)を掲載させて頂き、完成した絵本一冊ご提供させて頂きます。心ばかりのご提案ですが、多くの方にご賛同いただけましたら幸いです。




最後になりますが、

その町の歴史にまつわる物語に興味を持ってもらえれば、町に点在する旧跡や史跡にあるただの石碑が、歴史のメッセージという見え方に変わるのです。そんな想いを持って旧跡や史跡を散策することは、とても文化的だと思うのです。

そうして自分の住む町にまつわる歴史や文化、伝統や習慣にも興味を持てたなら、「我が地元の物語」として語り継がれ、本当の意味での文化継承に繋がっていくのではないでしょうか。

そう願いながら、現在も執筆活動に汗を流す毎日です。


1.出版について 自主出版になります

2.資金の使い道 印刷費 100万

3.発行の流れ    2月末印刷開始 4月中旬リリース

4.リターンについて

1000円のご支援 お礼のメールをさせていただきます。

3000円のご支援 お礼の手紙とあや姫イラストポストカード1枚をお届けします。

5000円のご支援 初回発行分の絵本の見開き部分に、お住まい地域とお名前(ペンネーム可)を掲載させて頂き、完成した絵本一冊提供させて頂きます。



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