2017/08/08 08:22

メンバーの税所篤快による投稿を以下に紹介します!

ガザビジは、上川路と税所がニューヨークで会ったところからはじまりました。

 

[ガザ、ハンユニスの海沿いで。ビジネスコンテストの当日:左から上川路、米倉先生、税所、岩田、清田先生、飯村、安田、吉田(以下文中のMikiさん)]

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上川路さんと「ガザ・プロジェクト」をニューヨークで創業してからもうすぐ2年だ。

着想した当時は、まさかガザ、日本、そして世界を揺るがすようなプロジェクトになるとは予想もしなかった。

昨年度のガザチャレンジは大きな兆しをガザにつくったと感じている。

1つめは、マジッドとアマルというガザにおける最高の『起業家の卵』と出会えたことだ。

2つめは、この2人を今年3月に日本に招聘することができたことだ。

この優勝者の日本訪問という事実がガザの若者たちに大きなインパクトは大きかった。

ガザの国連(UNRWA)オフィスのMikiさんのもとへは、「マジッドたちに続こう!」と、連日のように参加希望が届き、若者のコミュニティやSNS上ではガザチャレンジの話でもちきりだというのだ。

ガザの若者たちにとって日本のサポーターと起業ができる、そして日本へ研修旅行でいけるというのは、それだけ希望のある選択肢なのだと改めて知ることになった。

 

2年前、プロジェクトを立ち上げる際に、国連(UNRWA)の保健局長でプロジェクト後見人のひとりである清田医師と僕たちが願ったのは、「ガザの絶望する若者たちに希望の光を筋でいいから届けたい」というものだった。

 

その想いは一歩一歩ではあるが心強い仲間たちのおかげで実現しつつある。今年のガザチャレンジ2回目がさらにガザに「新しいチャレンジに前のめりな若者」を生み出すことを信じている。

[第1回ビジネスコンテスト開会式とふみやさん]