2019/09/05 12:06

稼働して一月、色々想定外の事が起こっています。中でも一番の課題が「一般からの引き取り要請」の多さ。
僅かであっても頭数制限を上げるべく、改装を行うための資金調達を行います。
皆様におかれましては、ぜひご賛同・情報拡散をお願いできますと幸甚です。

※以下新規クラウドファンディングより抜粋。

>>第2弾クラウドファンディングURLはこちら<<


ティアハイム小学校のイメージ動画が完成いたしました♪

我々は「楽しく明るい、犬と猫と人との幸せな共生」を目指し、日々活動を行っております。

この動画でも表現しているように、入学(保護)してきた犬や猫たちが明るく伸び伸びと過ごせるような場所を目指しています。
これからも日々工夫と努力を積み重ね、1頭でも多く新しい家族のもとへ卒業(譲渡)させてあげることができる様に活動を進めて参ります。

》》YouTubeはこちら・チャンネル登録していただけると新入生の猫たちの様子をお届けします♪《《

本題です!!

先ずは猫の為の改装を終え、行政からの猫収容を考えておりました。しかしながら、稼働前より「一般から猫引き取りのご依頼」が殺到。
その時点で頭数制限40頭に対し、200件を超えるご相談が寄せられました。
7/29の稼働開始日から、8月中旬までに400件を超え、現在保留中のものを含め450件ほどの案件が寄せられています。

そして、如何に一般の方々がお困りなのかを、思い知らされる結果になりました。

これが現実であり、我々が対応していかなければならない課題であったのです。

殺処分は減少したとはいえ、日々あちこちで猫に関するトラブルが起こり、やむにやまれぬ事情で手放さざるを得ない方々がいらっしゃる。切迫した状況の案件も多く、藁にもすがる想いで、当校への引き取り依頼をされる方々・・・
相談したくても、どこにも話を聞いてもらえず途方に暮れる方々・・・

稼働前7月中には未だ猫収容のための環境が整っていなかった為、一件づつ案件として履歴を残し、今出来る事のアドバイスを行ってまいりました。
相談内容は様々で、挙げればキリがない程、事情や状況が異なります。それらに合わせた「今出来る最善」。一件づつ、丁寧にアドバイスをお伝えして参りました。
稼働開始後も、頭数制限との兼ね合いを考慮に入れ、同様の対応を今も行っております。

・庭で子猫を産み、親子猫が居ついてしまった。
・飼養主死亡によって、ご家族が飼えなく、どうにかならないか。
・同じく、空き家になり猫が出入りしていて、近所でトラブルになっている。
・近所の餌やりさんが、餌やりのみ行い、その後に責任を持ってくれない。
・飼養主でもないのに、勝手に近所の方から飼い主扱いをされ激しいクレームが来ている。
・家の前に子猫が遺棄された。どうしたらよいのか分からない。
・子供が拾ってきたが、借家・賃貸などで飼うことが困難。
などなど・・・本当に挙げればキリがない、ご依頼者それぞれのご事情。

ご相談者の中には行政や警察、愛護団体などにお問い合わせをしたが、どうにもならなく、電話口で泣かれてしまう方も居られ、心が痛みました。
猫を救うのはもちろんの事、ご依頼者の心情・ご都合に寄り添う対応を心がけて参りました。相談相手が居るだけでも、随分こころが楽になったとおっしゃられる方々も多く居られます。
そしてありがとう」と言っていただける方々も多く居られ、我々の活動は人のこころも救う事が出来るものなのだ、とも感じました。
しかしながら、ここまでご依頼・ご相談が多くなると、我々の社会的責務として、たとえ僅かでも、頭数制限をあげていく方向で動くしかないと判断いたしました。

この度のクラウドファンディングでは、未使用の教室1室を改装いたします。
・大きめのケージを沢山入れ、経過観察や大部屋の子達と折り合えない子などを入れられるようにする事。
・また、1回目の譲渡会の反省点として「怖がりで一向に姿を見せない子」を譲渡会の際に大きめのケージに入ってもらい、普段の様子を見てもらう様に出来る事。
・頭数制限の枠を拡張する事。
これらを目的として、改装費の資金といたします。

改装費概算・・・¥1,500,000
もし100%達成したら、次の目標を設け、猫のフードや衛生用品購入の為の使用など、猫たちが快適な時間を過ごす為の設備に使わさせていただきます。
※画像は完成イメージです。