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このプロジェクトについて

新しいもの、次のトレンドとなるもの、未来の当たり前になっているものを探しに世界中から人が集まるSXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)。そんなSXSWに挑戦することになったのが、私達 NekoElectro と +move の2チームです。

私たちは、3月12日〜14日に開催される、SXSW Trade Showのブース内でそれぞれのプロダクトを出展します。現在、毎年 SXSW Trade Showにスタートアップや学生プロジェクトチームを派遣・出展をしている、東京大学主催の Todai to Texasプログラムのサポートを受けながら、日夜、プロダクト開発と出展準備を進めています。
http://todaitotexas.com/ja/

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「確実に売れるモノではなく、新しくて楽しいものを作ろう」というBoosterのコンセプトと、SXSWで新しい価値観を今までにない方法で提案しようとする私たちの想いが一致して、今回、Boosterでご支援を募集させて頂くことになりました。

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皆さんは、SXSW (サウス・バイ・サウス・ウエスト)を聞いたことがありますか?
 
SXSWは、毎年3月にアメリカテキサス州オースティンで行われる巨大イベントで、Music、Film、Interactiveの3つのテーマに分かれて開催されています。
約30年前にインディーズバンドのMusicイベントとして始まりながらも、近年では Interactive 部門 が盛り上がりを見せており、今では誰もが知っているTwitterもこのSXSWをきっかけにブレイクしたことで有名です。
過去には Bill Gates (Microsoft)、Mark Zuckerberg (Facebook)、Eric Schmidt (Google)、Biz Stone (Twitter)、Elon Musk (Tesla Motors / SpaceX) をはじめとした業界の第一人者達が登壇。
次の時代を占い、議論してきました。昨年2016年はObama大統領 (当時) がキーノート・スピーチを行うなど、いまやテクノロジーやスタートアップ、クリエイティブの世界だけでなく、あらゆる分野で次世代を担う人々が全米・全世界から集結する一大イベントとなっています。
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もちろん、もともとはMusicのイベントということもあって、期間中のオースティンの街はさながら「街を挙げての文化祭」。
一般的な技術系イベントにはない熱気に満ち溢れています。日本からも、Perfumeが全く新しいライブパフォーマンスをして絶賛を浴びました。近年は、教育、スポーツ、ゲーム、ものづくり、そしてファッションなど、多種多様なサブテーマでもカンファレンスやエキシビジョンが行われ、世界でも類をみない「なんでもあり」の祭典となっています。このような様々なバックグラウンドを持つ参加者ですが、SXSWに来た目的を一つだけ尋ねると「新しいものを探しに来た」と答えると言われており、何よりも新しさと面白さが評価される場所がSXSWです。
https://www.sxsw.com/

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わたしたちの自己紹介

 「Neko Electro(ネコ・エレクトロ)」

「猫背になると猫になる」姿勢改善を促すIoTカチューシャを制作しています。
日本人なら誰でも知っている言葉、「猫背」。

猫背と聞くと、体に悪そう、一人では治しにくい、姿勢を意識することが大変、などネガティブなイメージが伴うのではないでしょうか。
「Neko Electro」は、普段から姿勢を意識することを手助けするプロダクトです。
 
一見リボンが付いたただのカチューシャですが、カチューシャを付けた状態で猫背になると、猫耳が飛び出すと同時に振動します。
猫背になったことに自分も周りの人も気づくことができる、これが最大の特徴です。
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海外には、「猫背」に相当する言葉がありません。
SXSWでは、「Neko Electro」を通して、世界に「猫背-NEKOZE-」という言葉を広め、姿勢への意識を改めて喚起するきっかけを作りたいと思っています。 
また、「Neko Electro」は、猫背改善を促すデバイスにとどまらず、教訓を形あるプロダクトに落とし込む、IoTデバイスの新しい在り方も示していると考えます。
これまで、絵本・寓話などが教訓を伝え、人々の行動を変化させる役割を担ってきました。
これからは、IoTデバイスもその役割を担うことができると、私たちは信じています。人々の生活を便利にするだけでない、教訓を語るデバイスとしての役割も、
世界に伝えたいと思います。
/data/project/181/neko-creator.jpg?1488946464※左から順に
東京大学
公共政策教育学部 経済政策専攻 修士1年 佐藤侑香
教育学部総合教育課学科     3年   遠藤友里亜
工学部機械工学科        2年   鈴木理紗
理学部物理学科         4年   周静芳


私たちは、文系2人と理系2人からなり、皆学部が異なるという、多様なバックグラウンドを持った個性的なグループ「TNyanko Girls」です。東京大学主催の電子工作初心者向けハッカソンで、チームを組んだことが始まりです。
初めてIoTデバイスを作ることに挑戦し、それぞれのメンバーが開発に必要な知識を積極的に吸収しながら、プロダクトを創り上げてきました。
 
>目標金額の内訳
・展示用看板: 1万円
・展示用ステッカー:2万円
・展示用説明ボード:5,000円
・展示用製作費:1つ20,000円×8
・展示用ロゴ入りパネル:1つ1,000円×15
・展示用動画制作費:4万円
 

>「+MOVE(プラスムーヴ)」

 人が生き物と感じる動きはどのようなものでしょうか。
果たして、人型や生物型ロボットだけが生き物と感じるのでしょうか。
ルンバに対して人は名前つけて可愛がる人が登場したように、動きだけでロボットは可愛さ、愛着、人の興味を引くことができるのではないかということを私は考えています。
多くの人に動きだけで、人に驚きを与えられるということを伝えたい、
動きだけで服の価値や物の価値が変わり、日常生活が少しでも特別にすることができるということを多くの人に知ってもらいたいと思っています。
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PerfumeのSXSWのパフォーマンスを初めて動画で見たとき、何が起こっているのか分からないのにも関わらず、その新しさに感動しました。
そんな素晴らしいSXSWという場で、多くの人に体験し、この考え方を知ってもらうために今回挑戦させていただきたいと思いました。
多くの人に動きだけで新しい価値観を与えたいと思っています。
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/data/project/181/move-creator.jpg?1488946464中山桃歌
・2015年 東京工業大学制御システム工学科卒
・2017年 東京大学 学際情報学府 先端表現情報学コース 山中研 修士2年
・人が生き物と感じる動き、バイオライクネスロボットの開発・製作・研究をおこなっている。
・インタラクション2016 インタラクティブ発表賞受賞
・ADAA2017入賞

http://www.is-this-momo.sakura.ne.jp/plusmove/

>目標金額の内訳
・展示用ハンガー再製作費   1本 1万円×7本
・展示用ハンガーラック    1台 5万円×2本
・展示用机           1つ3万円  
・展示用看板                           1つ1万円
・展示用名刺                            2万円
・展示用ステッカー代             2万円
 

最後に

SXSWは「何かが起こる場所」です。
SXSWのChief Programming Officerである Hugh Forrest さんも、SXSWを「March Magic」と呼んでいます。
 
まだまだ荒削りかもしれませんが、完成度よりも、驚きと新しさが評価されるこのSXSWで、なにか Magic を起こして来られるように頑張りたいと思います。
ご支援、何卒よろしくお願いいたします!